動物園を舞台にした小説4選
あなたが今、虹色の動物園の中にいるような気分になれる小説を4つご紹介します。まず1つめは、冷酷な動物園長と仲間たちの心温まる友情物語。2つめは動物たちの視点から描かれる、人間の心を揺さぶるストーリーです。3つめは、動物園を守るために必死に奮闘するスタッフの物語。人間ドラマが満載ですよ。最後に提案するのは、謎解き要素が魅力的なミステリー。動物園が役立つ手がかりで満ちています。どれも鮮やかに動物園の世界を描き出しており、読むことでまるで現実の動物園に足を踏み入れたかのような感覚を味わえますよ。
『ななもりやま動物園の奇跡 (メディアワークス文庫)』
作者 | 上野 遊 |
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価格 | 380円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年08月25日 |
『坂上動物園のシロクマ係 ~当園は、雨男お断り~ (マイナビ出版ファン文庫)』
作者 | 結城 敦子/げみ |
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価格 | 624円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2016年07月21日 |
『動物園であった泣ける話』
子どものとき親と行く、若い時にカップルで行く、親になってから子どもと行く。
人生で3回は行くといわれる動物園。動物好きなら3回どころか、何十回と行く方もいるかもしれません。
動物と触れ合うことで人は癒され、明日を生きる活力となります。
本書はそんな動物園を舞台にした心にしみる12編のストーリーを収録したものです。
ライト文芸の世界で活躍する気鋭の作家12人が紡ぐ優しさ溢れるアンソロジー、ぜひ本書で気持ちの良い涙を流していただければ幸いです。
Step by Step 楠谷佑
血の繋がりがない父子。「親子割引クーポン」で来た動物園で、二人の心は繋がる。
猿山と登山 溝口智子
車椅子で猿山を見る老婆、彼女のネガティブな心は娘たちの手を借りて変化していく。
番い鳥のフォレルスケット 烏丸紫明
丹頂鶴の番いの前で足を止めた貴之は、恋人の真琴に向かって想いを打ち明ける。
そこにはきっと宝物があるから 猫屋ちゃき
絵の題材を探しに動物園に来た泰樹は、一人無表情でサイを見る少年に気が付き…
ちいさなぼくとネコのあいだに、クマがはいってゆきました 鳩見すた
飼い猫シッタが亡くなり親子で初めて来た動物園、息子はシッタの声が聞こえると言う。
パンダが来た!
霜月りつ
動物に喩えて
水城正太郎
ライオン、子ライオン、孫ライオン
那識あきら
わたしは檻の中
朝比奈歩
私に似た人
浅海ユウ
願掛けバナナ
一色美雨季
俺の会社は動物園! ?
編乃肌
S t e p b y S t e p
楠谷佑
猿山と登山
溝口智子
青い鳥のフォレルスケット
烏丸紫明
そこにはきっと宝物があるから
猫屋ちゃき
パンダが来た!
霜月りつ
ちいさなぼくとネコのあいだに、クマがはいってゆきました
鳩見すた
動物に喩えて
水城正太郎
ライオン、子ライオン、孫ライオン
那識あきら
わたしは檻の中
朝比奈歩
私に似た人
浅海ユウ
願掛けバナナ
一色美雨季
俺の会社は動物園! ?
編乃肌
作者 | 楠谷佑/溝口智子/烏丸紫明/猫屋ちゃき/霜月りつ/鳩見すた |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2021年04月13日 |
『動物園の鳥』
春の近づくある日、僕・坂木司と鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんがボランティアとして働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのかーー。はたして鳥井は外の世界に飛び立てるのか、感動のシリーズ完結編。鳥井家を彩る数々の家庭料理をご自宅で作れる、簡単レシピ集「鳥井家の食卓」など、文庫版おまけ付き。著者あとがき=坂木司 解説=畠中恵
作者 | 坂木司 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2006年10月 |
それでは、みなさんが次に読書やマンガを開くときの参考になればとおもって、4つのイチオシ作品を紹介しました。「動物園」を舞台にしたそれぞれの作品には、きっとご自身が普段は気づかないことをたくさん教えてくれるでしょう。
まずは、あの可愛らしい動物たちとその飼育スタッフの絆に触れられる作品から、次に温かな家族愛を再確認できる作品、そして人間の生きる意味を考えさせられる作品まで、さまざまの視点から動物園とその魅力を描いた作品を選んだつもりです。
ひとつひとつの作品は、それぞれのテーマを持つ個性豊かなものばかり。それぞれが提供する世界観を楽しみながら、一緒に読み進めていけると嬉しいですね。
また、これらの作品を通して、「動物園」というものが、単に動物を見る場所だけでなく、そこで働く人々の思いや、動物たちひとつひとつの生き方・命の尊さ、人間と動物との繋がり、そういったものを感じ取ることもできる場と知ってもらえたら幸いです。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ一度その手に取って、自分だけの感想を持ってみてください。きっと新たな発見や感動があるはずです。そして、それが次に動物園を訪れる時の楽しみにつながれば、これ以上の幸せはないでしょう。個々の作品がもつ色彩と魅力を十分に味わっていただき、自分だけのお気に入りを見つけてくださいね。
最後に、今回のテーマである「動物園を舞台にした小説・マンガ」から、世界にはまだまだ知らない魅力がたくさんあることをお伝えできれば、私としても大変うれしく思います。それでは、素敵な読書ライフを!
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