戦って戦って戦いまくる、戦場に身を置いた男を描く泣ける歴史小説10選
戦争を描く歴史小説は多くありますが、今回は特に泣ける作品をピックアップしました。主人公たちは、命がけで戦場に身を置き、様々な苦難や悲しみを共有します。彼らの姿を通して、戦争の無情さや光と影が浮かび上がります。彼らが巻き起こすドラマは涙が止まりません。戦争小説の中でも、輝く人間ドラマに感じ入ることができ、多くの読者に愛されている作品ばかりです。読めば涙があふれ出す小説をお探しの方におすすめします。
『奔る合戦屋』
作者 | 北沢,秋 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2011年07月 |
『神州天馬侠(一)』
大正の末年から昭和の初め、「少年倶楽部」の目ざましい躍進期に、その中心読みものとなったのが、佐藤紅緑の諸作と、「神州天馬侠」である。織田、徳川の連合軍に滅ぼされた武田勝頼の遺子・伊邦丸が、忠義の士に護られて、健気にもお家の再興をはかる。しかし、戦国群雄の圧力の前には…。当時、子供も大人も、この小説に熱狂した。今も、その底力を保ちつづける大衆児童文学の記念碑。
作者 | 吉川 英治 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1989年12月05日 |
『破軍の星』
建武の新政で後醍醐天皇により十六歳の若さで陸奥守に任じられた北畠顕家は奥州に下向、政治機構を整え、住民を掌握し、見事な成果をあげた。また、足利尊氏の反逆に際し、東海道を進撃、尊氏を敗走させる。しかし、勢力を回復した足利方の豪族に叛かれ苦境に立ち、さらに吉野へ逃れた後醍醐帝の命で、尊氏追討の軍を再び起こすが…。一瞬の閃光のように輝いた若き貴公子の短い、力強い生涯。柴田錬三郎賞受賞作。
作者 | 北方 謙三 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1993年11月 |
『天を衝く(1)』
織田信長が天下布武を掲げた頃、陸奥の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥三部作」の最終章、待望の文庫化。
作者 | 高橋 克彦 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2004年11月 |
『黒南風(くろはえ)の海 「文禄・慶長の役」異聞』
文禄・慶長の役ー。日本軍の先陣・加藤清正の鉄砲隊をあずかる佐屋嘉兵衛忠善と、朝鮮の北辺・咸鏡道の役人である金宦。日本軍が破竹の進撃を続ける中、他国を侵す戦いに疑問を抱き始めていた嘉兵衛と、都を落ちのびて咸鏡道にきていた王子を守る金宦があいまみえる。嘉兵衛と金宦、二人の人生が交錯する時、戦場に奇跡が…。日本と朝鮮、戦う男たちの間に何があったのか。著者渾身の戦国大河小説。
作者 | 伊東潤 |
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価格 | 838円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2013年11月12日 |
『楽毅(第1巻)』
古代中国の戦国期、「戦国七雄」にも数えられぬ小国、中山国宰相の嫡子として生まれた楽毅は栄華を誇る大国・斉の都で己に問う。人が見事に生きるとは、どういうことかと。諸子百家の気風に魅せられ、斉の都に学んだ青年を祖国で待ち受けていたのは、国家存立を脅かす愚昧な君主による危うい舵取りと、隣国・趙の執拗な侵略だった。才知と矜持をかけ、若き楽毅は祖国の救済を模索する。
作者 | 宮城谷昌光 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2002年03月28日 |
『刀伊入寇 藤原隆家の闘い』
時は平安中期。京で心に荒ぶるものを抱いていた貴公子・藤原隆家は、陰陽師・安倍晴明から「あなた様が勝たねば、この国は亡びます」と告げられる。叔父・藤原道長との熾烈な政争を経て、九州大宰府へ赴いた隆家を待っていたのは、大陸の異民族「刀伊」の襲来だったー直木賞作家が実在した貴族の知られざる戦いを描く、絢爛たる戦記エンターテインメント巨編!
作者 | 葉室麟 |
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価格 | 702円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2014年04月 |
『幻の城新装版 大坂夏の陣異聞』
慶長十九年(一六一四)、徳川家康との戦さの気運が高まる中、豊臣方の武将が続々と大坂城へ入城していた。大坂の陣の幕開けである。だが真田幸村は、一抹の不安を覚えていた。大坂城には総大将にふさわしい器を備えた人物がいないのだ。「あの方しかいない」幸村は密かに根津甚八らを流人の島・八丈島に向かわせる!狂気の総大将を描く、もう一つの「大坂の陣」。
作者 | 風野真知雄 |
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価格 | 733円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2009年04月 |
『火怨 上 北の燿星アテルイ』
辺境と蔑まれ、それゆえに朝廷の興味から遠ざけられ、平和に暮らしていた陸奥の民。八世紀、黄金を求めて支配せんとする朝廷の大軍に、蝦夷の若きリーダー・阿弓流為は遊撃戦を開始した。北の将たちの熱い思いと民の希望を担って。古代東北の英雄の生涯を空前のスケールで描く、吉川英治文学賞受賞の傑作。
作者 | 高橋 克彦 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2002年10月 |
『炎立つ 壱 北の埋み火』
陸奥の豪族安倍頼良の館では息子貞任の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに百年を越え朝廷は蝦夷たちを俘囚と侮るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全五巻刊行開始。
作者 | 高橋 克彦 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1995年09月15日 |
いかがでしたでしょうか。今回の10冊は、すべて戦場に身を置いた男たちの生々しい戦いを描いた泣ける歴史小説ばかりです。現実の戦争において、命をかけて戦う男たちの姿は、私たちにとってはまさに「生と死の境界」であり、一瞬一瞬が尊く感じられます。そして、それは小説でも同じです。本作たちが描く男たちの戦いの生々しさや苦悩、そして命がけの情景が、読者の心を揺さぶります。また、歴史小説というジャンルならではの時代背景や社会背景も、深く追及されているので、歴史好きの方も大いに楽しめる作品ばかりです。この10冊で、生きることの尊さや、戦争をめぐる現実が、心に深く刻まれることでしょう。ぜひ一度手に取って、読んでみてください。みなさんにとって、心に残る作品になることを、心より願っています。
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