わかりやすい構造力学の本 おすすめ8選

構造力学について知識を深めたい方々におすすめの本を8冊ピックアップしました。各々の本は、構造力学の基本的な事柄を平易な言葉で丁寧に解説しており、初心者でもスムーズに理解できます。イラストや図解も豊富で、視覚的に理解を進められるのがポイントです。一方、高度な知識が要求される専門書もラインナップ。各著者の深い見識と経験に基づく論述で、より深い知識を得ることも可能です。また、実際の建築や構造物への応用例も多く描かれており、理論だけでなく実践的な視点で学べます。これらの本が、構造力学への理解と興味を一層深める一助となれば幸いです。
『改訂版 図説 やさしい構造力学』

数学や物理が苦手だけど、初めて、あるいはもう一度、構造力学を勉強しなければならない!そんな人に向けた好評の入門教科書、待望の改訂版。すべてを手描きのイラストで図解し、丁寧な解説を心がけ、〈手順〉どおりにやれば誰でも解けるように構成。2色刷でさらに見やすく、二級建築士試験に対応した練習問題も増補した。
第1章 構造力学に必要な算術計算
1・1 分 数
1・2 平方根
1・3 文字を含んだ式
1・4 方程式(xの値を求める)
1・5 連立方程式(2つ以上の未知数を求める)
1・6 相似形
1・7 面 積
練習問題
第2章 力の基礎
2・1 力
2・2 力のモーメント
2・3 合 力
2・4 分布荷重
練習問題
第3章 力の釣り合い
3・1 力の釣り合いとは
3・2 回転をともなう力の釣り合い
練習問題
第4章 反 力
4・1 構造物の力学モデル
4・2 構造物の支え方
4・3 単純梁の反力
4・4 片持ち梁の反力
4・5 張り出し梁の反力
4・6 ラーメンの反力
練習問題
第5章 部材に生じる力(基礎編)
5・1 部材に生じる力の解説
5・2 単純梁に生じる力
5・3 片持ち梁に生じる力
5・4 知っていると便利な関係
練習問題
第6章 部材に生じる力(実戦編)
6・1 せん断力図を描く方法(矢印図法)
6・2 曲げモーメント図の特徴
6・3 曲げモーメント図の描き方(スパナ化法・面積法)
6・4 実戦例題
練習問題
第7章 トラス
7・1 トラスの考え方
7・2 節点法
7・3 図解法
7・4 切断法
練習問題
第8章 断面に関する数量
8・1 図 心
8・2 断面2次モーメント
8・3 断面係数
練習問題
第9章 応力度
9・1 軸応力度(引張応力度・圧縮応力度)
9・2 曲げ応力度
9・3 せん断応力度
9・4 許容応力度
9・5 許容曲げモーメント
9・6 曲げ応力度と圧縮応力度との組み合わせ
練習問題
第10章 座 屈
10・1 座屈とは
10・2 座屈荷重
練習問題
第11章 たわみ
11・1 代表的なたわみ
11・2 たわみの求め方
練習問題
第12章 不静定構造の基礎
12・1 不静定構造とは
12・2 不静定構造の基礎的解法
練習問題
第13章 塑性解析の基礎
13・1 弾性と塑性
13・2 静定構造の崩壊と全塑性モーメント
13・3 不静定構造の崩壊と崩壊荷重
13・4 不静定ラーメンの崩壊と保有水平耐力
練習問題
練習問題の解答
作者 | 浅野 清昭 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 学芸出版社 |
発売日 | 2017年09月20日 |
『直感で理解する!構造力学の基本』

作者 | 山浦,晋弘,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 学芸出版社 |
発売日 | 2018年03月 |
『絵とき構造力学』

作者 | 粟津,清蔵,1922- 石川,敦,1930- |
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価格 | 不明 |
発売元 | オーム社 |
発売日 | 2015年08月 |
『マンガでわかる構造力学』

作者 | 原口,秀昭,1959- サノ,マリナ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 彰国社 |
発売日 | 2005年10月 |
『ゼロからはじめる〈構造力学〉演習』

作者 | 原口,秀昭,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 彰国社 |
発売日 | 2014年08月 |
『これだけ!構造力学』

作者 | 松本,慎也,1972- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 秀和システム |
発売日 | 2015年03月 |
『すぐにわかる構造力学』

作者 | 西谷 章 |
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価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 鹿島出版会 |
発売日 |
『はじめての構造力学 (これでわかった!シリーズ)』

作者 | 丸山 一孝 |
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価格 | 2618円 + 税 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 |
ここまで「わかりやすい構造力学の本 おすすめ8選」をご紹介しました。本選びは難しいものですが、今回のリストに一つでも皆様の目的や学習スタイルに合うものがあれば幸いです。
構造力学は一見とても複雑で、だからこそその理解には、専門用語とその概念を丁寧に解説した本が必要なのです。本書選びのポイントは、まず自分の現在の知識レベルを認識すること。次に、自分の学び方や興味に合いそうなテキストやイラストが多めのものを選んだり、具体的な例題が詳しく解説されているものを選ぶなど、自己の好みも大切にすることが大切です。
また、一冊を読み終わったら次に進むのではなく、必ず何度も読み返す心構えを持つことも重要です。繰り返し読むことで理解が深まり、長期記憶に定着するからです。それぞれの本はその内容や切り口が異なりますから、複数の本を読み比べることで、より幅広い知識を身につけることが出来ます。
そしてなにより、学ぶ過程を楽しみながら自分のペースで勉強することが一番です。焦ることなく、自分の理解度に合わせて進めていきましょう。もしかしたら、初めは難しく感じるかもしれません。しかし、一度理解した構造力学の世界は、建築物や道路、橋など、私たちが普段利用しているものが、どのように成り立っているのかを理解するための大きな一歩となります。
最後に、このリストが皆様の学びの一助となり、建築の世界への興味や理解を一層深めるきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。どの本も、あなたの学びのパートナーとして活躍してくれることでしょう。予備知識がない方も、これから構造力学を学びたいと思っている方も、ぜひこの機会に一冊手に取ってみてください。それでは、あなたの構造力学の学びが実り多いものでありますように。
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