古事記の本 わかりやすい おすすめ10選

古事記を読んでみたいけど、難しそうで躊躇しているあなたに朗報です。拙者が手に入れた、まるで物語を読んでいるかのようなわかりやすい古事記の本を紹介します。一冊目の特徴は、解説が充実していて知識がない方でも安心。二冊目はイラストが多く、視覚的に理解しやすいもの。三冊目は漫画形式で、読みやすさ抜群。四冊目は一部を深掘りした洞察力あふれる一冊。五冊目は現代語訳で理解しやすいもの。そんな本を10冊厳選したので、好みに合わせてチョイスしてみてくださいね。古事記の魅力に触れるチャンスですよ。
『図解 いちばんやさしい古事記の本』
日本の神々の物語をまとめた本、これが『古事記』です。日本には、ギリシャ神話や北欧神話にも匹敵する、神々の豊かな物語があります。
太陽神アマテラスが洞窟のなかに隠れて世界が暗黒におおわれたという「天石屋戸隠れ」、毎年娘を襲いにくる大蛇と闘う英雄スサノオの「ヤマタノオロチ退治」、八十神に騙されたウサギをオオクニヌシが救う「因幡の白兎」、天上の神が高千穂に降り立つ「天孫降臨」、地方の抵抗勢力を若きヤマトタケルが次々に平定する「ヤマトタケルの戦い」……『古事記』を読んだことのない人でも、「ああ、あの物語か」「その神の名前なら聞いたことがある」など、断片的な知識はあるのではないでしょうか。
単に物語を読むだけでなく、『古事記』にはどのようなメッセージが隠されているのか、さまざまな謎を掘り下げる面白さもあります。
『古事記』は大和政権側の視点でまとめられています。全体としては、大和政権側の「天つ神」が、地方の「国つ神」を平定するという構造になっています。この構造を知っているだけでも、神話への理解が深まります。
また、今も各地にまつられている神々の物語を知ることで、その地方のルーツを改めて見直すこともできます。
本書では、さまざまな側面から『古事記』に迫っています。
本書を通して、ミステリアスで奥深い魅力をはなつ『古事記』の世界を堪能していただけたら幸いです。
| 作者 | 沢辺有司/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 彩図社 |
| 発売日 | 2020年06月17日 |
『はじめて読む人の「古事記」』
全国各地で30の塾を主宰。7年間で、1,000人以上の受講生とともに「古事記」を学んできた著者がやさしく紐解く入門書。
| 作者 | 今野華都子/中尾早乙里 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 致知出版社 |
| 発売日 | 2018年03月 |
『眠れなくなるほど面白い図解古事記』
| 作者 | 吉田,敦彦,1934- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 日本文芸社 |
| 発売日 | 2018年06月 |
『現代語古事記』
| 作者 | 竹田,恒泰 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 学研マーケティング |
| 発売日 | 2011年09月 |
『イラストでよくわかる古事記の本』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 彩図社 |
| 発売日 | 2019年11月25日 |
『新版 古事記 現代語訳付き』
8世紀の初め、古代国家形成途上にあった大和朝廷が編纂した、天地創成から推古天皇に至るまでの、神々につながる天皇家の系譜と王権の由来書。人間的で叙情豊かな多くの歌謡と伝承は、口誦時代の古代の風俗を色濃く伝えている。より原本に近づけるために厳密な史料研究の成果を盛り込み、歴史・民俗・文学などの諸方面からの要求に応える、文庫として望みうる最高の内容をほこる。便利な歌謡各句索引・主要語句索引付き。
凡例
古事記 上つ巻
序文
天地の創成
伊耶那岐神と伊耶那美神
天照大御神と須佐之男命
大国主神
天忍穂耳命と迩々芸命
日子穂々出見命(火遠理命)
鵜葺草葺不合命の系譜
古事記 中つ巻
神武天皇
綏靖天皇
安寧天皇
懿徳天皇
孝昭天皇
孝安天皇
孝霊天皇
孝元天皇
開化天皇
崇神天皇
垂仁天皇
景行天皇
成務天皇
仲哀天皇
応神天皇
古事記 下つ巻
仁徳天皇
履中天皇
反正天皇
允恭天皇
安康天皇
雄略天皇
清寧天皇
顕宗天皇
仁賢天皇
武烈天皇
継体天皇
安閑天皇
宣化天皇
欽明天皇
敏達天皇
用明天皇
崇峻天皇
推古天皇
解説
索引
全歌謡各句索引
主要語句索引
| 作者 | 中村 啓信/芦澤 泰偉 |
|---|---|
| 価格 | 1364円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2009年09月 |
『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
天地創造から推古天皇に至る、神々につながる天皇家の系譜と王権の由来を、起源から記した我が国最古の歴史書。イザナキ・イザナミの国生み神話や倭建命の英雄譚や歌謡など、魅力的で文学性に富んだ著名なシーンを、古文でも現代語訳(通釈)でも味わうことができる本。古文も現代語訳もふりがな付きで、朗読にも便利。また「古事記」を理解するための図版やコラム、参考情報満載の、古典を初めて読む人のために最適な1冊。
目次
上巻
天地創造よりこのかた──『古事記』序文
天と地が分かれ、天上界に神々が誕生する──日本の創世記
イザナキとイザナミの聖なる結婚──日本国(大八島)誕生
イザナキ、亡き妻イザナミを地底に訪ねる──黄泉の国訪問
禊で生まれ出た姉アマテラスと弟スサノオ──三貴子の誕生
アマテラスとスサノオの対決と和解──天の誓約と子孫誕生
岩屋戸にこもったアマテラスを誘うウズメの舞踏──鎮魂祭
スサノオ、大蛇を倒しクシナダヒメと結婚する──八俣の大蛇
オオクニヌシ、ウサギを助けて幸運を授かる──因幡の白兎
オオクニヌシ、アマテラスに地上の国を譲渡する──国譲り
アマテラスの孫ニニギ、天上界から地上に降る──天孫降臨
コノハナノサクヤビメ、炎の中で出産する──ホオリの誕生
ホオリ、兄ホデリの釣り針を失う──海幸・山幸と海の宮訪問
中巻
カムヤマトイワレビコを先導した神使の八咫烏──神武東征
三輪のオオモノヌシ、イクタマヨリビメに通う──三輪山伝説
垂仁天皇と皇后サオビメの愛と死の悲劇──サオビコ王の乱
荒ぶる皇子オウス、兄オオウスを殺す──ヤマトタケル以前
ヤマトタケルの西征──クマソタケル・イズモタケルを討つ
ヤマトタケルの東征──父への不信と叔母ヤマトヒメの慈愛
野火攻めの火線を突破する──叔母の授けた草薙の剣と火打ち石
オトタチバナヒメ、怒濤に身を投じる──荒海なぎ軍船進む
ミヤズヒメとの再会と結婚、そして永別──置き忘れた神剣
英雄ヤマトタケル、帰郷の途中、病に倒る──望郷の辞世歌
白鳥となって天翔ける英雄ヤマトタケルの霊魂──白鳥の御陵
神功皇后の神がかりと、神罰を受けた仲哀天皇──新羅親征
応神天皇が木幡のヤカワエヒメに贈った求愛の歌──蟹の歌
秋山の下氷壮夫と春山の霞壮夫──兄弟神の争いと母の祈り
下巻
仁徳天皇、高山に登り人家の炊煙を望遠する──聖帝の御世
ハヤブサワケ王と女鳥王の炎の恋──死出の恋路の逃避行
同母の軽太子と軽大郎女の道ならぬ恋──狂恋の果ての心中
雄略天皇、一言主の神と問答する──神威と王威との出会い
履中天皇の孫オケ・オ(ヲ)ケ兄弟王が発見される──二皇子の舞
解説
付録
コラム
| 作者 | 角川書店/谷口 広樹 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2002年08月24日 |
『古事記神話入門 日本人の心の底に眠る秘宝を探る』
| 作者 | 伊藤八郎 |
|---|---|
| 価格 | 1885円 + 税 |
| 発売元 | 光明思想社 |
| 発売日 | 2010年09月 |
『ゆるゆる古事記 : 今日も神さまはやりたい放題』
| 作者 | 松本,直樹,1963-上代日本文学 ヘロシナキャメラ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 三才ブックス |
| 発売日 | 2019年04月 |
『正しく読む古事記 大人の学び直し』
「日本」がわかる最古の歴史書。「令和」だからこそ読みたい神々の物語と天皇の系譜。最も読みやすくわかりやすい!学び直しに最適な入門書。日本人なら一度は読みたい『古事記』を、古代史のエキスパートによる簡明な表現と、豊富な図表でわかりやすく解説。さらに古代と現代をつなぐゆかりの神社のうち70社を紹介。
| 作者 | 武光誠 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | エムディエヌコーポレーション |
| 発売日 | 2019年10月 |
それでは、「古事記の本 わかりやすい おすすめ10選」、いかがだったでしょうか?中には現代語訳のもの、学術的なもの、絵本やマンガで楽しく読めるものまで幅広くご紹介しました。ひとつひとつの作品が、古事記の奥深さや面白さを異なる角度から引き出してくれるはずです。
古事記は、日本古来の神々の物語や英雄たちの活躍を語る、まさに日本の起源ともいえるストーリー。その奥深き文化を理解することで、私たち日本人のルーツに触れることができるのです。時として困難な表現に戸惑うこともあるかと思いますが、それぞれの作品がわかりやすく、楽しく解釈してくれていますので、きっと心地良い読書時間になることでしょう。
また、それぞれの作品があなた自身の「古事記」に対する理解を深め、日本文化への新たな視点を提供してくれるはずです。読むほどに思考が深まり、見方が広がる、そんな体験をしていただけますと幸いです。
これからも新たな視点で読み解く古事記の本を探し続けます。もし、未読の作品があればぜひ読んでみてください。そして読んだ後の感想、気づきを大切にしてみてください。それこそが「あなた自身の古事記」になるはずです。
今回の記事が、少しでもあなたの読書の一助となれば嬉しいです。いずれの作品もその価値ある内容に満足されること間違いないでしょう。さて、次回はどんな作品をご紹介しましょうか。お楽しみに!
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