辻村深月の小説 読む順番 おすすめ8選
辻村深月さんの作品は感情的な描写がリアルで、繊細な心情を共感しながら読めるのが魅力ですよね。さて、彼女の作品を読む順番、何から手にとるべきか迷っているあなたに、私なりのおすすめの順番を紹介します。1つ目は彼女のデビュー作であるとともに、彼女の人間観察の眼差しを感じられる作品です。2つ目以降は、さらに深く彼女の世界に足を踏み入れたいという方への推奨順で選んでいます。そして最後には、彼女の新たな一面が見られる最新作を置いています。是非この順番で読んでみてくださいね。
『かがみの孤城 上』
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所にーー
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
本屋大賞受賞ほか、圧倒的支持を受け堂々8冠のベストセラー。
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2021年03月05日 |
『かがみの孤城 下』
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所にーー
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
本屋大賞受賞ほか、圧倒的支持を受け堂々8冠のベストセラー。
作者 | 辻村 深月 |
---|---|
価格 | 858円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2021年03月05日 |
『鍵のない夢を見る』
作者 | 辻村,深月,1980- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2015年07月 |
『琥珀の夏』
『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、
瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。
かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、
少女の白骨遺体が見つかった。
ニュースを知った弁護士の法子は、胸騒ぎを覚える。
埋められていたのは、ミカちゃんではないかーー。
小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。
法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。
30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。
解説・桜庭一樹
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2023年09月05日 |
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。2013年おすすめ文庫王国 エンターテインメント部門 第1位。(講談社文庫)
事件を起こすなら、私のほうだと思ってた。
母を殺してしまった娘と、母との確執を抱える娘。どんな母娘(おやこ)にも起こりうる悲劇。
地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年04月 |
『オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)』
作者 | 辻村深月 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2015年07月17日 |
『ハケンアニメ!』
作者 | 辻村,深月,1980- |
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価格 | 不明 |
発売元 | マガジンハウス |
発売日 | 2017年09月 |
『朝が来る』
長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地。
河瀬直美監督も推薦!
このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。「解説」より
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年09月04日 |
とても面白い作品を8つ紹介させていただきましたが、いかがでしたか?辻村深月さんの作品はどれも深く、人間の心情を鋭くえぐりつつも、読み手を心地よく導いてくれる特徴があります。事件の真相や登場人物たちの運命を描く過程は、予想外の展開や意外な結末に思わず息を呑むこともしょっちゅう。しかし、その衝撃的な展開を追いかけるだけでなく、深層心理を描き出す巧みな筆使いや、個々のキャラクターが抱える感情にじっくりと心を寄せることで、物語はさらに一層楽しめます。
さらに、現代社会の問題を題材にした作品も多く、読み終わった後には必ず何かを感じ取れると思います。どの作品も実にリアルで私たちの生活に密着したテーマで展開されますから、読んでいるうちに自己への問いかけが自然と生まれてきます。それが辻村深月さんの作品を読む醍醐味の一つでもありますね。
本当はどの作品から読み始めてもいいのですが、特におすすめ順に紹介したのは、最初の一冊目から辻村深月さんの世界にどっぷりと浸かってもらいたいからです。ですから、これから読もうと思っている皆さん、どんな順番で読むにしても、辻村深月さんの作品にはどれも必見の価値があります。まだ読まれたことがない方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください。
また、一度読んだ人も、再読することで新たな発見や感動があるかもしれませんよ。それぞれの作品を楽しむことで、辻村深月さんの独特の世界観や描き方に触れ、その奥深さに気づくことでしょう。これからも彼女の作品からは目が離せませんね。それでは、皆さんの読書ライフがより豊かになることを祈っています。
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