アール・ヌーヴォーの代名詞的存在として名を馳せたパリ時代の華やかで優美なグラフィック作品から、自身のルーツであるスラブ民族の文化に根ざした壮大な油彩画まで、ミュシャの真実の姿がわかる入門書。

2012年刊行以来、刷を重ねた『ミュシャ作品集』に24頁を加えた増補改訂版。パリ万博の壁画やフーケ宝飾店・プラハ市庁舎の装飾、聖ヴィート教会ステンドグラスなど、これまであまり目にしたことのないミュシャの作品を多数掲載する。

パリとチェコ、2つのメルヘンランドを旅した画家、ミュシャの豪華作品集

優美で華やかな装飾芸術「アール・ヌーヴォー・スタイル」をつくり上げた作家アルフォンス・ミュシャ。パリのベル・エポック時代、後にアメリカへ渡り、愛する祖国へと戻るミュシャの生涯を、美しい作品とともに解説。華麗な装飾パネルやポスター・デザイン、大作〈スラヴ叙事詩〉まで370点を収録した超豪華作品集です。

ミュシャは、画家かデザイナーか。ふたつの仕事を往還する中で鍛えた造形力が、観る者を魅了する。各々の世界の作品を通しその魅力の真髄に迫る展覧会の図録。

画家、アルフォンス・ミュシャの世界初となるオフィシャルショップ「MUCHA」が9月に東京・有楽町、10月に京都にオープン! 本誌は、ミュシャ財団の協力を得て作成する、オフィシャルショップを巻頭特集としたミュシャの作品集です。付録は、オフィシャルショップでもメインで扱われる連作「四つの花」をデザインしたチケットホルダー。