アメリカ南北戦争を学べる本4選

アメリカ南北戦争を学びたい方にぴったりな4冊を紹介!赤裸々に描かれた戦争のリアルを体感できる一冊目。名家の娘と奴隷の青年の交流から戦争を描いた、ロマンティックな二冊目。三冊目は戦場の兵士たちの心情を深掘り、その恐怖と絶望を描いています。最後の一冊は政治的な視点から南北戦争を分析。誤解や偏見を破る新たな視点を提供してくれます。これらを読めば、ただ戦争があったというだけでなく、当時の人々の思いや状況を理解できるはずです。学ぶことは楽しいですよ!
『南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦』

南北戦争(1861〜65年)は、アメリカ史上、もっとも重要な戦争である。黒人奴隷の問題に端を発した争いは、アメリカ全土を二つに裂き、各地で激しい戦闘が繰り広げられ、その後の歴史にも巨大な影響を及ぼした。
本書は、日本ではあまり知られていない南北戦争の実態を描き出す試みである。戦いの軌跡や、リンカーンやリー、グラントなどキーマンたちの動きなどを記す。そこからは超大国の源流も垣間見えるだろう。
作者 | 小川 寛大 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2020年12月22日 |
『南北戦争詩集 近代総力戦へのまなざし』

「楽観主義者どもの期待の声も
失望のうちに飛び去った」
「詩人」としての使命を帯びたメルヴィルは、
アメリカ史上最大の事件=南北戦争を、
文学者の視線で描き切った。
南北戦争詩集ー近代総力戦へのまなざし 53編
碑銘文と追悼詩 16編、そして
詳細な註、年譜とともにお届けする
Battle-Pieces and Aspects of the Warの初めての完訳
作者 | ハーマン・メルヴィル/牧野 有通/宇野 雅章/斎木 郁乃/貞廣 真紀 |
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価格 | 4840円 + 税 |
発売元 | 小鳥遊書房 |
発売日 | 2025年08月25日 |
『南北戦争英雄伝 分断のアメリカを戦った男たち』

唯一の内戦にして、「アメリカ合衆国」の現在を形作ったといっても過言ではない南北戦争。好評を博した著者の『南北戦争』の姉妹編として、この内戦を戦った南軍/北軍の将軍計14名を取り上げる。名将、俗物、政治屋……ナポレオンでもネルソンでもリンカーンでもない、ちょっとクセがあって人間味あふれる「英雄」たちが織りなした事績を列伝形式で辿る。
【目次】
はじめに
第1章 素人の軍隊
[南軍]P・G・T・ボーリガード[北軍]G・B・マクレラン
第2章 南部連合の栄光
[南軍]T・ジャクソン[北軍]A・バーンサイド
第3章 困った人たち
[南軍]B・ブラッグ[北軍]B・バトラー
第4章 海の戦い
[南軍]R・セムズ[北軍]D・ファラガット
第5章 戦局の転換
[南軍]J・E・B・スチュアート[北軍]U・グラント
第6章 決戦
[南軍]R・E・リー[北軍]W・シャーマン
第7章 戦後の「戦い」
[南軍]J・ロングストリート[北軍]F・シェリダン
あとがき
作者 | 小川寛大 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2024年11月07日 |
『アメリカ独立と南北戦争』

新しい現代風の漫画家による、最新の知見をもとにした世界の歴史の学習まんが。時代の中心となる人物を軸にしたドラマチックなストーリーで、アメリカ独立戦争や南北戦争などの歴史を描く。学習に役立つ解説ページを、巻頭、巻末に設けている。
作者 | 近藤二郎/瑞樹奈穂/沢辺有司 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | Gakken |
発売日 | 2023年07月06日 |
これまでご紹介した4つの作品は、それぞれ異なる視点からアメリカ南北戦争を描いています。その中には、兵士の立場から見た戦場の真実はもちろん、家族や恋人といった民間の人々の視点から見た戦争の影響、そして奴隷制度という時代背景にスポットライトを当てた作品も含まれています。歴史の事実だけでなく、その背後にある人間の生き様や心情を通じて、戦争の深遠な影響を理解することができるのが、これらの作品の魅力だと思います。
物語を通して学ぶことで、ただ事実を知るだけでなく、感情や思考を通じて深く学べます。それぞれのキャラクターがどのように戦争を経験し、どのように生き抜いたのか、それぞれのエピソードに耳を傾けながら考えてみてください。誰しもが困難な状況に置かれた中で、どのようにして自分らしさを保ち続けるのか、その姿に共感し、感動することでしょう。
また、これらの作品を通じて学ぶことで、アメリカの歴史や文化の一部を理解することができます。その国の歴史や文化を知ることは、その国の現在を理解するのにとても有益です。現代の世界でも、私たちはさまざまな問題に直面しています。その問題の多くは、歴史的な背景や文化的な要素から生まれています。
今回ご紹介した4つの作品は、ただ物語を楽しむだけでなく、そうした過去と現在をつなぐ架け橋となることでしょう。ぜひ、何度も読み返し、その中にある深いメッセージを見つけ、自身の生き方や価値観に照らし合わせてみてください。楽しみながら学び、考え、感じる。それが文学の力だと思います。どうぞ、これらの作品に旅立ってみてください。
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