バスの運転士が主人公の絵本4選

では、始めますね。第一弾は、ひとりのバス運転士が人々の日常を繋ぐ物語。温かさと心地良い安らぎが溢れます。ここからは夜のバスで起きる不思議な世界。神秘的な色彩と旅情溢れるストーリーが魅力です。続いての一冊は、退職を控えた老年の運転士の思い出話。彼の視点から見た人生観が描かれ、深く感じさせられますよ。最後は、運転士と子供たちの触れ合いを描いた一冊。子供の無邪気な笑顔と、それを見守る運転士の微笑みが心に残ります。どれも魅力的な絵本ばかりで、バス好きならぜひ手に取ってみてくださいね。
『バスの うんてんしゅの エレフさん』

どうぶつたちの町、ハッピータウンが舞台のはたらくみんなのおしごと絵本シリーズ。
1作目の『しょうぼうしのサルサさん』に続いて、2作目はバスの運転手、ゾウのエレフさんが主人公。
今日も町のみんなをバス停からバス停へ運んでいきます。今日も無事におろしたと思ったら、「あっ、ぼうしのわすれもの!」さっきのバス停でおろしたお客さんだ。
急いで戻るエレフさん。急いで急いで……?
4歳から
作者 | 中川 ひろたか/市原 淳 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年11月26日 |
『こぐまちゃんのうんてんしゅ』

作者 | 森,比左志,1917-2018 和田,義臣,1913- 若山,憲,1930-2015 |
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価格 | 不明 |
発売元 | こぐま社 |
発売日 | 0000年01月01日 |
『ぼくはうんてんし』

たくみくんはバスがだいすき。ふるいバスのうんてんせきにすわって、ぼうしをかぶり、クラクションをならすといつのまにか…
作者 | 草野たき/間瀬直方 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 金の星社 |
発売日 | 2013年11月 |
『よみきかせお仕事えほん みんなをのせて バスのうんてんしさん』

子どもたちに人気のある職業をテーマにした創作絵本シリーズです。類書の多いテーマではありますが、本シリーズは、実際に現場で働いている方達のご協力を仰ぎ、リアルさとお話としての面白さを追求した内容です。単に仕事を紹介する絵本だけでなく、朝起きてから、夜家に帰るまで、その職業に従事する人達の一日の仕事の様子をドキュメント風味たっぷりに描きます。1日を絵本化することで、それまでの仕事絵本にはあまり見ることができなかった、表には出ない『裏方の仕事』にもスポットを当てることができ、より読者の興味とその仕事への理解を深められます。また、単純に仕事の流れを追うのではなく、読者が感情移入しやすいようにストーリー仕立てに話が展開していくのも特徴です。第一弾のパンやさんをテーマにした『はやおきふっくらパンやさん』は、2010年11月に刊行、第二弾では、獣医さんがテーマの『どうぶつ げんきに じゅういさん』を2011年11月に刊行。第3弾は、「バスの運転士」がテーマです。神奈川中央交通の営業所に取材に行き、運転士さん、営業所の方、整備士さんそれぞれに話を伺い、ストーリーを練りました。今回も、運転士さんの一日を追うかたちで、朝から夜までどのようなスケジュールで動いているかがわかるような構成で、あまり見られない、営業所での運転士さんの様子など、仕事の様子をお話仕立てで楽しめます。(総かな)
作者 | 山本 省三/はせがわ かこ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年06月28日 |
これまでご紹介してきた、「バスの運転士が主人公の絵本」はいかがでしたか。どの作品も普段目にするバスの運転士の生き生きとした姿を中心に描いており、私たちの身近に存在するものの一つへの視点として初めて読む方でも楽しむことができる内容となっています。また子供たちにとって、バスの運転士という職業について理解を深めるきっかけともなるでしょう。
これらの作品は、バスの運転士という存在を通じて、車を運転することの大切さ、信頼や責任、仕事の喜びを伝えています。運転士が各停留所でたくさんの人と出会い、交流する様子を通して、人と人とのつながりの大切さも感じられるでしょう。独特な視点から描かれたこれらの絵本は、子供だけでなく大人も一緒に読んでみると新しい発見があるかもしれませんね。
特に私おすすめなのは、視野の広さと人間力を持った運転士のキャラクター。毎日のように見かけるバスの運転士とは一体どんな人たちなのか、彼らが一体どんな視線で私たちを見ているのか、作品を読めばその一端を垣間見ることができます。
読者の皆様も一度、手に取ってみてください。バスの運転士が主人公の絵本という一風変わった視点から描かれた、これらの作品が生活の中での新たな発見や感動を与えてくれることでしょう。そして、次にバスに乗る際には、普段何気なく見過ごしていた運転士さんに思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。きっと、再びその絵本を開くとき、新たな発見があることでしょう。
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