企業法務の担当者が読むべき本 おすすめ6選

企業法務の担当者の皆さんにおすすめしたい本のご紹介です。まずは内部統制を描く力作小説!登場人物達のすれ違いと法律知識は、まさに現場感溢れる1冊ですよ。次には、ビジネスマン必須の交渉術を描くプロフェッショナルな教養書。ビジネスシーンに生かせるポイントが満載です。さらに、企業のリスク管理について考察する一冊、ガバナンス機能の健全性について迫力ある議論が展開されています。また、企業犯罪について語る小説は、法の重要性を痛感しますね。最後に、ビジネスパーソンの心構えとして読みやすい自己啓発書もピックアップ。全て、現場での法務活動に活かせる知見が得られる選りすぐりの6冊です。
『スキルアップのための企業法務のセオリー : 実務の基礎とルールを学ぶ』

作者 | 瀧川,英雄,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2022年08月 |
『まずはここから!ベーシックな事例で学ぶ企業法務の仕事』

作者 | 河村,寛治 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2023年04月 |
『実務がわかるハンドブック企業法務[改訂第3版]』
![実務がわかるハンドブック企業法務[改訂第3版]の表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6662/9784474076662_1_5.jpg?_ex=325x325)
中級レベルの法務部員に求められる「法務力」の基準を実践的に把握・修得するとともに、自社ビジネスの関連法律を素早く把握・再確認することができる実務書。改訂第3版では、コロナ禍で変化した法務業務(押印見直し、電子署名、バーチャル株主総会など)について改訂を行ったほか、会社法、独占禁止法、個人情報保護法などの重要法律について、改正を受けた改訂を行っている。
○ビジネスの第一線で実務を担う現役の企業法務部長、弁護士、弁理士、企業内弁護士等の多彩な執筆陣が「法務業務」を見える化!
○どの会社にも当てはまるコアな知識について、中級レベルの法務部員に求められる「法務力」の基準を示す
○<法務実務基礎知識><法務業務プロセス><業務遂行チェックリスト>などを通じて、個々の業務の遂行に必要な法務力の基準を、実践的に把握・修得する「法務業務(第1部)」、<法律の概要>と<実務へのアドバイス>をコンパクトに収録し、自社ビジネスの関連法律を素早く把握・再確認する「ビジネス上の重要法律(第2部)」の構成
第1部 法務業務
第1章 リーガルマネジメント
第2章 リーガルオペレーション
第3章 企画法務
第4章 紛争処理法務
第5章 会社法務
第6章 コンプライアンス法務
第7章 労働関係法務
第8章 グローバル法務
第2部 ビジネス上の重要法律
第1章 民法
第2章 会社法
第3章 独占禁止法
第4章 不正競争防止法
第5章 景品表示法
第6章 特定商取引法
第7章 個人情報保護法
第8章 製造物責任法
第9章 消費者保護法
第10章 公益通報者保護法(内部通報制度)
第11章 金融商品取引法
第12章 手形法・小切手法
第13章1 知的財産関係
第13章2 知的財産権の保護と活用
作者 | 吉川達夫/飯田浩司 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2021年11月17日 |
『企業法務1年目の教科書 契約書作成・レビューの実務』

「契約書締結までの流れ」「契約書レビューの目的」などの契約書業務に関する基本的事項から、「コメントの仕方」「変更履歴の使い方」などの実践的ノウハウまで解説。一般条項の解説に加え、秘密保持契約書などの契約書類型ごとのポイントも解説されており、企業の法務担当者や弁護士が契約書業務を取り扱う上で必須となる知識・ノウハウを身に付けることができる。
【目次】
第1章 契約の基本的事項
第2章 契約書レビューの作法
第3章 締結時の留意点
第4章 契約書の構成と文例
第5章 秘密保持契約書作成・レビューのポイント
第6章 業務委託契約書作成・レビューのポイント
第7章 取引基本契約書作成・レビューのポイント
作者 | 幅野 直人 |
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価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | 中央経済社 |
発売日 | 2024年02月16日 |
『企業法務のための初動対応の実務』

作者 | 長瀨佑志/長瀨威志/母壁明日香 |
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価格 | 2851円 + 税 |
発売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
発売日 | 2020年01月17日 |
『ここからはじめる企業法務 : 未来をかたちにするマインドセット』

作者 | 登島,和弘,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 英治出版 |
発売日 | 2021年10月 |
さて、今回は企業の法務担当者が読むべき本を取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。各種法令や規則に詳しくなる必要がある法務担当者の皆さんにとって、普段の業務とはまた違った切り口でビジネスの世界を見つめ、考える機会を提供してくれることでしょう。
法務は会社組織の中で非常に重要な仕事でありながら、なかなか表舞台に出てくることの少ない役割の1つです。ですが、法律や契約に関する知識があることで企業のリスクを抑えることができ、経営者も重宝する存在となります。そのようなポジションで働く方々が、今回の紹介した物語を通して、ビジネスに対する新しい視点やアイデアを得られれば幸いです。
また、普段業務に追われ、なかなか新たな知識を得る時間が取れないという方も、小説や漫画を通じて気軽に知識を深めることができるのも、今回紹介した作品の素敵なポイントだと思います。
もちろん、これらの作品は法務担当者だけでなく、ビジネスパーソン全体が読むべきものだとも言えます。様々なひねりや驚き、時には感動を通して、ビジネスの世界へ新たな執着を持ち続ける力を与えてくれるでしょう。
新たな視野を広げ、自己研鑽するお手伝いができれば、これ以上の喜びはありません。ぜひ、手にとってみてくださいね。今後も様々なテーマでおすすめの作品を紹介してまいりますので、お楽しみに!それでは皆さん、ごきげんよう!
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