企業法務の担当者が読むべき本 おすすめ6選

企業法務の担当者の皆さんにおすすめしたい本のご紹介です。まずは内部統制を描く力作小説!登場人物達のすれ違いと法律知識は、まさに現場感溢れる1冊ですよ。次には、ビジネスマン必須の交渉術を描くプロフェッショナルな教養書。ビジネスシーンに生かせるポイントが満載です。さらに、企業のリスク管理について考察する一冊、ガバナンス機能の健全性について迫力ある議論が展開されています。また、企業犯罪について語る小説は、法の重要性を痛感しますね。最後に、ビジネスパーソンの心構えとして読みやすい自己啓発書もピックアップ。全て、現場での法務活動に活かせる知見が得られる選りすぐりの6冊です。
『スキルアップのための企業法務のセオリー : 実務の基礎とルールを学ぶ』

作者 | 瀧川,英雄,1964- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2022年08月 |
『改訂版 まずはここから! ベーシックな事例で学ぶ 企業法務の仕事』

企業法務部門の新人・若手社員を対象とした「短時間で網羅的に学べるテキスト」の決定版! リスクマネジメントの一体制でもある「3線ディフェンス」にも触れ、最近の法務業務のDX化や法改正を含め、法務部門として意識しなければならないテーマを中心に改訂。
〇企業法務部出身で、現在は学生に企業法務を教える実務家教員による執筆!
〇企業の法務部門の新人・若手社員に必要な内容とレベルに合わせたわかりやすい解説!
〇経験の浅い社員でも案件対応のイメージをつかみやすいように、典型事例を用いて法知識のあてはめ方を解説!
〇さらに! 事例では、応用の利かない「他人事」とならないように、他業種の場合の注意点なども解説!
〇法務担当者にとって不可欠となっているグローバルリスクへの対応の視点を、全編にわたって盛り込んで解説!
〇今改訂版から近年の企業法務回りの気になるトピックス「電子帳簿保存法の定める保存方法」や「インボイス制度の導入」などをコラムとして掲載。
作者 | 河村寛治 |
---|---|
価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2023年03月24日 |
『実務がわかるハンドブック企業法務[改訂第3版]』
![実務がわかるハンドブック企業法務[改訂第3版]の表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6662/9784474076662_1_5.jpg?_ex=325x325)
中級レベルの法務部員に求められる「法務力」の基準を実践的に把握・修得するとともに、自社ビジネスの関連法律を素早く把握・再確認することができる実務書。改訂第3版では、コロナ禍で変化した法務業務(押印見直し、電子署名、バーチャル株主総会など)について改訂を行ったほか、会社法、独占禁止法、個人情報保護法などの重要法律について、改正を受けた改訂を行っている。
○ビジネスの第一線で実務を担う現役の企業法務部長、弁護士、弁理士、企業内弁護士等の多彩な執筆陣が「法務業務」を見える化!
○どの会社にも当てはまるコアな知識について、中級レベルの法務部員に求められる「法務力」の基準を示す
○<法務実務基礎知識><法務業務プロセス><業務遂行チェックリスト>などを通じて、個々の業務の遂行に必要な法務力の基準を、実践的に把握・修得する「法務業務(第1部)」、<法律の概要>と<実務へのアドバイス>をコンパクトに収録し、自社ビジネスの関連法律を素早く把握・再確認する「ビジネス上の重要法律(第2部)」の構成
第1部 法務業務
第1章 リーガルマネジメント
第2章 リーガルオペレーション
第3章 企画法務
第4章 紛争処理法務
第5章 会社法務
第6章 コンプライアンス法務
第7章 労働関係法務
第8章 グローバル法務
第2部 ビジネス上の重要法律
第1章 民法
第2章 会社法
第3章 独占禁止法
第4章 不正競争防止法
第5章 景品表示法
第6章 特定商取引法
第7章 個人情報保護法
第8章 製造物責任法
第9章 消費者保護法
第10章 公益通報者保護法(内部通報制度)
第11章 金融商品取引法
第12章 手形法・小切手法
第13章1 知的財産関係
第13章2 知的財産権の保護と活用
作者 | 吉川達夫/飯田浩司 |
---|---|
価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2021年11月17日 |
『契約書作成・レビューの実務 : 企業法務1年目の教科書』

作者 | 幅野,直人 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 中央経済グループパブリッシング |
発売日 | 2024年03月 |
『企業法務のための初動対応の実務』

作者 | 長瀨佑志/長瀨威志/母壁明日香 |
---|---|
価格 | 199円 + 税 |
発売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
発売日 | 2020年01月17日 |
『ここからはじめる企業法務 未来をかたちにするマインドセット』

企業法務はこんなに面白い!
ビジネスを前に進める上では欠かせないにもかかわらず、その実態が見えづらい企業法務という仕事。法務パーソンとしてキャリア30年以上の著者が、その仕事の本質と全体像を分かりやすく解説し、その面白さを伝える一冊。
本書の特徴
○対話をベースにした分かりやすさ
著者の長年の経験に基づく、架空の上司と部下の対話を軸に分かりやすく解説。現場のリアリティを追体験できる。
○現場で求められる「マインドセット」に着目
法律の知識や英語力などだけでなく、企業法務という仕事に特有の「マインドセット」があることを提示。
第1章 企業法務の実像
第2章 イシューを発見する
第3章 危険を察知する
第4章 着地点を探す
第5章 「視える化」する
第6章 視野を広げる
第7章 企業法務の未来を描く
作者 | 登島和弘 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 英治出版 |
発売日 | 2021年10月08日 |
さて、今回は企業の法務担当者が読むべき本を取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。各種法令や規則に詳しくなる必要がある法務担当者の皆さんにとって、普段の業務とはまた違った切り口でビジネスの世界を見つめ、考える機会を提供してくれることでしょう。
法務は会社組織の中で非常に重要な仕事でありながら、なかなか表舞台に出てくることの少ない役割の1つです。ですが、法律や契約に関する知識があることで企業のリスクを抑えることができ、経営者も重宝する存在となります。そのようなポジションで働く方々が、今回の紹介した物語を通して、ビジネスに対する新しい視点やアイデアを得られれば幸いです。
また、普段業務に追われ、なかなか新たな知識を得る時間が取れないという方も、小説や漫画を通じて気軽に知識を深めることができるのも、今回紹介した作品の素敵なポイントだと思います。
もちろん、これらの作品は法務担当者だけでなく、ビジネスパーソン全体が読むべきものだとも言えます。様々なひねりや驚き、時には感動を通して、ビジネスの世界へ新たな執着を持ち続ける力を与えてくれるでしょう。
新たな視野を広げ、自己研鑽するお手伝いができれば、これ以上の喜びはありません。ぜひ、手にとってみてくださいね。今後も様々なテーマでおすすめの作品を紹介してまいりますので、お楽しみに!それでは皆さん、ごきげんよう!
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。