地域に密着した施設!公民館の仕事などについて学べる本4選
地元の公民館の魅力や奥深さを知りたいあなたに、4冊の本を紹介します。1冊目は、公民館職員の日常業務を丁寧に描いた一作。2冊目は、公民館が地域活動にどう関わるかを学べる一冊、面白く読めるのが特徴です。3冊目は、公民館と地域の人々との絆を感じさせるストーリーが魅力。公民館が持つ地域コミュニティへの影響を描いています。最後の4冊目は、地域の活力を生み出す公民館の役割を解説した一冊。各公民館の特色やメリットを学べます。これらの本から、公民館の魅力や働く人の熱意を肌で感じてみてくださいね。
『よくわかる公民館のしごと 第3版』
経験の浅い新人職員がスキルアップを図ることができるよう、公民館職員としての基礎・基本から職務に必要な知識を幅広く網羅した入門書。公民館でのよくある日常的なトラブルについてのQ&A解説、公民館業務でよく使われる言葉のキーワード解説なども収録。
○公民館職員になったら、最低限おさえなければならない知識を網羅。
○イラストや図解を多く使用し、経験の浅い新人職員もイメージをつかみやすくなるように構成。
○公民館業務でよく使われる言葉をキーワード解説!新人職員が理解を深めることができる。
○公民館での日常的なトラブルをQ&Aで具体的に解説!公民館施設貸出の可否など、職員が悩む場面で役に立つ処方箋となる。
〇第3版では、オンライン講座の充実に向けてのヒントを解説するなど、ウィズコロナ・アフターコロナの視点に立ち、公民館の運営方法のヒントを充実させ、内容を改訂。
はしがき
第1章 公民館入門
1-1 よくわかる公民館の初歩
1-2 講座づくりのノウハウ
1-3 イメージでつかむ! 公民館の仕事
1-4 オンライン講座のノウハウ
第2章 困ったときの公民館Q&A
2-1 公民館の事業と運営─社会教育法第23条をあらためて考える
2-2 困ったときの公民館Q&A
第3章 公民館を考える
3-1 公民館はどう語られてきたのか─戦後70年の議論から考える公民館のこれから─
3-2 「学び」を地域コミュニティに実装する─想像力と配慮による当事者形成のプロセスを考える─
3-3 地域づくりの拠点としての公民館
3-4 社会教育は社会教育でなければならない─住民自治の再発明の場としての公民館─
3-5 「アフターコロナ」「ウィズコロナ」時代の社会教育とは
資料編
資ー1 公民館の職場よく使われるキーワード集
資ー2 公民館の建設(抄) 寺中作雄
作者 | 全国公民館連合会 |
---|---|
価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 第一法規 |
発売日 | 2022年03月18日 |
『公民館はどう語られてきたのか 小さな社会をたくさんつくる・1』
戦後あたらしい地域社会の再建の希望をこめて設立された全国1万5000館の公民館.いま社会と制度の激変のただなかにあるその歴史を語りなおし,未来へとつなぐ試み.全国公民館連合会の会誌『月刊公民館』で好評連載を単行本化(2の「実践篇 」は2019年春に刊行予定).
序 社会と個人をめぐる運動
第1章 私たちはどこにいるのか
第2章 戦後の公民館構想の特色
第3章 2つの「公民館のあるべき姿と今日的指標」の観点
第4章 自治公民館と「近代化」への志向性
第5章 歴史的イメージとしての公民館ーー寺中構想再考
第6章 高度経済成長と社会教育の外在・内在矛盾
第7章 生涯学習の時代と「第3次あるべき姿」
第8章 社会教育終焉論と生涯学習批判
第9章 住民自治と公民館
第10章 「自治」としての〈学び〉へ
結び 当事者になる場の新しい方向
Reshaping the History of Kominkan: Discussions on the Community Learning Center in Japan
[The Making of our 〈Societies〉, 1]
Atsushi MAKINO
作者 | 牧野 篤 |
---|---|
価格 | 4620円 + 税 |
発売元 | 東京大学出版会 |
発売日 | 2018年11月13日 |
『公民館はだれのもの : 住民の学びを通して自治を築く公共空間』
作者 | 長澤,成次,1951- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 自治体研究社 |
発売日 | 2016年08月 |
『公民館職員の仕事 地域の未来づくりと公民館の役割』
作者 | 片野親義 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | ひとなる書房 |
発売日 | 2015年01月 |
それでは、ここまで地域に密着した施設、特に公民館の仕事について学べる本たちを4つご紹介しました。それぞれの作品を読むと、公民館が地域社会にどのように貢献しているのか、その役割や仕事内容、地域との関わり方などを具体的なエピソードを通じて知ることができます。公民館のスタッフがどれだけ地域に尽力しているか、一冊の本を手に取るだけで、こんなにも身近に感じられることに驚かされます。
もちろん、公民館に興味のない方にも、その地域で暮らす人々の日常や思い、お互いを支え合う情景が描かれていますから、ひとつの地域小説として楽しむことも可能です。それぞれの物語を通じて我々が生きる社会の深層を覗き見ることができ、故郷を振り返ったり、新たな地域との出逢いを経験するきっかけにもなるでしょう。
各作品は、文字だけでなくイラストやマンガといった視覚的な形でも情報が伝えられていて、読み手が情報を理解しやすいよう工夫されています。具体的な仕事の流れを学ぶことができるだけでなく、登場人物たちの人間性やその地域の風土、風景もしっかりと捉えられているのが魅力です。
とにかく、地域に貢献する施設である公民館を深く知りたい方、社会と人間を描いたドラマを楽しみたい方は、ぜひ手に取ってみてください。ただし、生活の中に溶け込んで存在している公民館がいかに大切な場所であるかを知らされると、何となく過ぎていた日常が一変するかもしれませんよ。あったかい感動と新たな発見があなたを待っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。