倫理を学ぶ本 おすすめ8選 倫理学とは?

日々の生活の中で倫理観は無意識のうちに働いていますが、それを一歩進めて「倫理学」に触れてみませんか?社会問題を考えるきっかけとなったり、他人との議論に深みをもたらしたりと、深掘りするほどに見る世界が広がりますよ。本記事では、初心者から専門家まで楽しめる作品を厳選。ノンフィクションや小説、マンガなど、形式は様々ですが、どれも「倫理」について考えるきっかけを提供してくれます。読み進めるほどに思考が深まる作品ばかりですから、一読をお勧めします。
『今さら聞けない!倫理のキホンが2時間で全部頭に入る』

作者 | 蔭山,克秀 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | すばる舎 |
発売日 | 2023年05月 |
『大人の教養面白いほどわかる倫理』

作者 | 村中,和之,1973- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年05月 |
『倫理学入門 アリストテレスから生殖技術、AIまで』

「人は助け合うべきだ」と説かれて否定する人はいないだろう。しかし、なぜ助けるべきか、どこまですべきか、と問われたら返答に窮すかもしれない。倫理学は、一般に「善い」とされる価値について、立ち止まり吟味する学問である。本書は、その主要理論を紹介。さらに、医療、人工知能など最先端技術がはらむ問題や、戦争、移民、環境破壊などの課題をとおして、思索を深める。理論を説き、生き方を問う倫理学入門。
作者 | 品川 哲彦 |
---|---|
価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2020年07月21日 |
『「倫理の問題」とは何か~メタ倫理学から考える~ (光文社新書)』

作者 | 佐藤岳詩 |
---|---|
価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2021年04月23日 |
『ふだんづかいの倫理学』

モラルなき現代に正義・愛・自由を問う、新しい倫理学!
社会も、経済も、政治も、科学も、倫理なしには成り立たない。
倫理がなければ、生きることすら難しい。
人生の局面で判断を間違わないために、正義と、愛と、自由の原理を押さえ、
自分なりの生き方の原則を作る!
道徳的混乱に満ちた現代で、
人生を炎上させずにエンジョイする、〈使える〉倫理学入門。
* * * *
科学はみんなが学ばなくても、科学者が研究してくれれば、それで進歩します。
でも、倫理は違います。
というのは、倫理に関する知識は放っておいてはちゃんと働かないからです。
そして、倫理がなければ、我々は生きることも難しくなる。
だから、一人ひとりが倫理について考えた方がよいのです。
倫理っていうのは、他人事じゃなくて、自分自身の人生の問題だからです。
――「まえがき」より
作者 | 平尾昌宏/著 |
---|---|
価格 | 1800円 + 税 |
発売元 | 晶文社 |
発売日 | 2019年03月12日 |
『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』

悪いことはしたくない、できれば善いことをしたいー。本当に皆がそう思っているのか?そもそも、人はなぜ道徳的に善く生きねばならないのか?この地平から本書は、道徳的な善悪それ自体を哲学していく。二人の大学生と猫のアインジヒト、M先生が登場し、「人はみな自分の幸福を求めているか?」「社会契約は可能か?」「なぜ道徳的であるべきか?」等について対話を繰り広げる。プラトン、アリストテレス、ホッブズ、ルソー、カント、ロールズらの考えがくっきりわかる、これまでにない不道徳な倫理学の教科書。
作者 | 永井均 |
---|---|
価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2011年01月 |
『実践・倫理学 : 現代の問題を考えるために』

作者 | 児玉,聡 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 勁草書房 |
発売日 | 2020年02月 |
『考えるあなたのための倫理入門』

安楽死や中絶などの身近なテーマから、「善い」とは何かを考える倫理学の入門書。倫理はどこから来るのかを問い、道徳教育の必要性を論じる。政策決定にも影響を与えた、イギリスが誇る女性哲学者による定評あるテキスト。
はじめに
生い立ち
オックスフォードの哲学
実存主義と哲学の展望
私的道徳と公共道徳
1 死
死をめぐる2つの事例
2つの事例の倫理的諸相
私的道徳と公共道徳
二重結果論
生命の神聖さーー信仰、法律、科学
倫理と政策
坂道論法
2 誕生
生殖補助医療と体外受精
ヒトはいつからヒトかーー科学と宗教
公共道徳における功利主義的観点の重要性
ヒト胚研究と中絶の相違
3 権利
「人格」概念と「所有」概念
権利
権利と必要
実定法を超える高次の法
児童の権利
動物の権利
権利と義務
4 倫理の源
道徳感覚
道徳性と人間本性の探究
倫理の源泉としての利他心
5 自由、責任、決定論
自由と決定論
科学的決定論
因果を超えて
6 では、どうするか?
倫理の可能性ーー感情、想像力、一般化
相対主義
冷笑と狂信
道徳教育の方法
訳者解説
索引
作者 | メアリー・ウォーノック/高屋 景一 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 春秋社 |
発売日 | 2022年08月20日 |
以上、倫理学について理解を深めるためのおすすめの本を8つご紹介させていただきました。いかがだったでしょうか。
これらの作品は、単に哲学的な視点から倫理を考えるだけでなく、現実の社会で生きる私たちが直面する倫理的な問題を提起し、考えるきっかけを与えてくれます。それは、身近な問題から、大きな社会問題、さらには未来が抱える課題にまで及んでいます。
それぞれの作品は異なる視点から倫理を掘り下げ、読者に自己の価値観を見つめ直す大切な機会を提供しています。言葉の壁を超えて心に訴えかけ、深い思索を引き立てる力があります。まるで前へ進む道筋を照らす指南役のようです。
しかし、それぞれの答えが作品に明記されているわけではありません。自分自身で考え、自分自身で解釈することの大切さを思い出させてくれるでしょう。それらを通して、自己の倫理観を深く見つめ、行動に移すきっかけになることを願っています。
ともに人間として生きていく上で、時には難しく思える倫理的な問題に向き合う力をこれらの作品が育んでくれることでしょう。これからも、読書を通じて倫理学の知識や考え方を深めて、自分自身や周りの人々、社会全体との関わりを再考するきっかけにしていただければと思います。
これまで倫理学に対する敷居が高く感じていた方も、これらの作品を手に取ることできっと新たな視点を得られるはずです。それぞれのページをめくるたびに、新たな自分と出会える旅へ出発してください。幅広い知識と深い思索の世界が、皆さまを待っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。