幕末長州で松下村塾を開き、明治の指導者を多数輩出した吉田松陰。偉人として顕彰される陰で、その負の側面は看過されてきた。思想形成や言動を冷静に捉えて歴史のなかに位置づけ、安政の大獄で刑死するまでを描く。

高杉晋作や伊藤博文ら幕末の志士たちに強い影響を与え、近代日本の礎を築いた男、吉田松陰。彼はなぜ、高い志を掲げ、理想に向かって突き進むことができたのかー。「至誠」を貫き、２９歳でこの世を去った稀代の思想家の生涯を、彼の遺した数々の言葉と共に振り返ります。歴史ビギナーにもわかりやすい１冊！

時代や世間の常識を破る破天荒なリーダー吉田松陰。３０歳という若さで世を去るが、彼の志を継いだ教え子たちが「明治維新」という歴史的な社会変革を成し遂げていく。その原動力となった松陰の教え・言葉を収録。現代のリーダーたちに捧げる１０１の言葉。

弟子たちを熱狂させ新しい時代を導いた、吉田松陰の心を動かす教え。幕末の思想家・吉田松陰が最後に残した『留魂録』の核心に迫る。

混沌とした幕末の時代に活躍したひとりの天才教育者、吉田松陰。彼の覚悟、信念、情熱、思考は時代を超えいまも多くのリーダーたちから尊敬され続けている。そんな吉田松陰の真髄に迫る１００の言葉を厳選して収録。常に現実とぶつかり合いながら肚から吐き出された生きた言葉はどれも心に刺さるものばかり。松陰と関わりのあった人物や背景などを深掘りしながら、わかりやすく現代風に翻訳し、解説。指導者としての覚悟が伝わる一冊。