わかりやすい 君主論の本 おすすめ5選 マキャベリの名著
君主論をわかりやすく解説した本が読みたくなったあなたに、おすすめの5冊をご紹介します。歴史的な背景を深く理解しながら、マキャベリの名著を楽しく学べます。1冊目は、君主論の基本的な考え方を簡潔にまとめています。2冊目は原文に忠実に訳されており、マキャベリの言葉そのままを堪能できます。3冊目はいわゆるマキャベリズムの本質と理論に焦点を当てた一冊。4冊目は専門的な視点で君主論を解析。最後の一冊は、各章ごとに具体的な歴史事例を挙げて解説しているので、コンテクストを理解しながら読むのに最適です。どれも鋭い分析と親しみやすい言葉で君主論を解説しているので、ぜひ手にとってみてくださいね。
『すらすら読める新訳 君主論』
1532年、各都市が覇権を争う戦国時代まっただ中のイタリアで刊行された『君主論』。イタリア統一を果たす上で、人を動かす強い君主に必要な行動と考え方、人々の心理構造を鋭く見抜き、500年にわたって世界中の経営者や政治家、リーダーたちに読まれつづけている。混迷の時代にあっても強く生き抜く知恵にあふれた、先人たちの人生と仕事の手引きとなりつづけた名著。
作者 | マキャベリ/関根光宏 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 | 2023年03月22日 |
『マキャベリの「君主論」』
【経営者、政治家が愛読する書。慎重であるより、果敢であれ!】
自己啓発書としても読める名著の数々を、わかりやすい現代語訳で読むシリーズ第3弾。
「マキャベリズム」と称され何かと誤解されがちな書ですが、実際述べられているのは、仕事をする上で必要不可欠なことばかり。ただ、世界史の知識がないと読みづらい点もあるため、主要な登場人物一覧や当時の地図、メディチ家の存在等、コラムとして掲載し、読みやすく工夫しました。
本書は、16世紀初頭から世界中の人々に愛され、読まれ続けてきた名著です。仕事をする上ではもちろん、生き抜くために必要な要素が詰まっています。ぜひ、その面白さを堪能してください。
ーー「はじめに」より
マキャベリズム……という言葉がある。
目的を達成するためには、どんな卑劣な手段も、ときには選ばねばならない。他人を欺き、恐怖させ、人の心理を巧みに操って、自身を鉄壁の守りで固めよ……。
そんな内容から、世間ではダーティーな考え方と、とられている。
本書『君主論』は、のちにマキャベリズムと呼ばれるようになったこの考え方を、世のリーダーに説いた本だ。おそらく現代のビジネス書や自己啓発書に慣れた読者は、まるで思いっきり頭をゲンコツで殴られたような衝撃を本書から受けることだろう。
けれども忘れてならないのは、本書は16世紀初頭から、世界中の人々に愛され、読まれ続けてきた名著である、ということだ。
一体それはどうしてだろう?
私たちを取り巻く世の中は、決してキレイごとだけで済むようなものではない。
予期せぬことは必ず起こるし、会社に行けば自分の足を引っ張る人間はいる。信用できない人間は日々、私たちの前に現れるし、自分の望みを妨げる障害はどこにでもある。
そんな中で、私たちは自分のやるべきことを行い、自分の生活や仕事を守り、自分の愛する者を守っていかねばならないのである。
ましてリーダーともなれば、自分を信じる多くの人間たちに責任を負う。ただ優しいだけでは、多くの人を不幸にすらしかねないのだ。どんな手段を使ってでも生き残り、勝利者にならなければ、没落するのみになる。
現実を前にしたら、甘いことなど言っていられない。あなたも、そう感じることはないだろうか?
(中 略)
本書には、自分のやるべき仕事のため、任された組織や会社を維持するため、また自分の愛する者や、ほかならぬ自分自身を守るため、私たちが嫌でも知っておかねばならないことのすべてがある。人から嫌われようが、批判されようが、私たちには貫かねばならないものがあるはずだ。
もし、この世の中において「生き抜きたい」と思うのであれば、私たちはマキャベリを避けることができない。
しかし最後まで本書を読めば、世界に逆らってでもあえてこの論を説いたマキャベリの“優しさ”に、あなたは必ずや心を打たれることになるだろう。
作者 | ニッコロ・マキャベリ/夏川 賀央 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2017年06月19日 |
『マキャベリ「君主論」がわかる: 最強のリーダー論:やさしくわかる名著』
作者 | 高村 悠人 |
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価格 | 980円 + 税 |
発売元 | |
発売日 | 2024年08月31日 |
『あらすじとイラストでわかる君主論』
理想的な国家とはどうあるべきか?
ビジネスや人間関係にも応用できる500年ものあいだ読み継がれた
リーダーのための実用書!
・必要なのは運か? 実力か?
・「よい悪事」と「悪い悪事」とは?
・安全と名声が欲しいならどうするべきか?
・不測の事態に備えてやるべきこととは?
・君主は悪徳も身につける必要がある?
・リーダーには見せかけが大事?
・リーダーに求められる立ち位置とは?
・有能な部下の選び方とは?
・運命を乗りこなす方法とは?
・国を救う人物に求められる能力とは?
part1 『君主論』を読む前に
『君主論』にはなにが書かれているのか
『君主論』はどのような構成になっている?
『君主論』はどう読まれている?
マキャヴェリの人生1 生誕と外交官での活躍
マキャヴェリの人生2 投獄と『君主論』執筆
イタリアの歴史とフィレンツェの興亡
『君主論』に登場する人物の相関図
『君主論』に登場する君主たち
part2 『君主論』を読み解く!
第1章 君主制の種類
第2章 世襲の君主制について
第3章 複合的な君主制について
第4章 アレクサンドロス大王の死後、ペルシャで反乱が起こらなかった理由
第5章 民主的な国を支配する方法
第6章 自力で新たな君主国をつくる
第7章 他人の力で君主となった場合
第8章 悪事によって君主になった者
第9章 人々に選ばれた君主
第10章 君主制の強さをはかる方法
第11章 聖職者が君主の場合
第12章 軍隊の種類と傭兵
第13章 借りた軍、混成軍、自国軍
第14章 軍隊のために君主はなにをすべきか
第15章 人間、とくに君主の高評価と悪評について
第16章 気前のよさとケチについて
第17章 恐れられるよりも慕われるほうがよいか
第18章 どのようにして君主は信義を守るべきか
第19章 どのように軽蔑と憎悪を逃れるべきか
第20 章 城砦などの備えは役に立つのか
第21章 尊敬され名声を得るために君主はなにをなすべきか
第22章 君主が身近に置くべき部下について
第23章 いかにしてご機嫌取りを逃れるか
第24章 イタリアの君主たちはなぜ政権を失ったか
第25章 運命は人に対してどれほどの力をもつか、また、いかに運命に逆らうか
第26章 イタリアを防衛し外敵から解放せよ
作者 | 知的発見!探検隊 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2021年10月12日 |
『60分で名著快読 マキアヴェッリ『君主論』 (日本経済新聞出版)』
作者 | 造事務所/河島英昭 |
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価格 | 842円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2016年08月05日 |
今回は、「わかりやすい 君主論の本 おすすめ5選 マキャベリの名著」をご紹介してきました。各作品が、マキャベリの本質をどのように描いているのか、また、その理論が現代にどのように活かせるのか、一冊一冊をふまえてじっくりと味わいながら読んでみてくださいね。
たとえ古典の一つであっても、内容は実に現代的。政治と権力の法則について深く考えるきっかけとなることでしょう。読んでいると、時折、自分自身の行動や思考について振り返ることもあるかもしれません。そんな深い反省とともに、時代を超えて人間の精神と社会を描き続けているマキャベリの君主論に、あらためて触れてみてください。
さらに、各作品はそれぞれ違った視点から君主論の解釈を行っています。なので、ひとつ読み終わったからといって満足せず、いくつかの作品を組み合わせて読むことで、より広い視野から君主論を理解できるでしょう。
名著は読む人によって五感を刺激し、その都度違った教訓を教えてくれるもの。そして、その中で深く考え、自分なりの結論を導き出す。そのプロセスこそが、読書の醍醐味ではないでしょうか。一見、読みづらそうな印象をもつかもしれませんが、その奥深さを探求することで、思わぬ発見があるかもしれませんよ。
以上一本一本の特徴を掴みつつ、あなた自身の読書の幅を広げていくことができればと思います。君主論を通じて、難解そうな古典に新たな一面を発見し、楽しみながら読むリストに加えてみてくださいね。失敗はない、あなたの一冊を見つけてください。これからも、あなたの読書時間を豊かにするためのおすすめをお伝えしていきますので、どうぞご期待ください!
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