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『死刑にいたる病』は、櫛木理宇と藤井剛による衝撃的なノンフィクションで、犯罪心理や司法の闇に迫る作品です。事件の背景や加害者の心理を丁寧に描写しつつ、被害者や遺族の視点も重層的に描かれており、人間の善悪や社会の制度について深く考えさせられます。読後には犯罪の恐ろしさだけでなく、正義や責任についての問いが心に残り、考察の余地が大きい作品でした。