キム・ヨンハ著、吉川凪翻訳の『殺人者の記憶法』は、記憶障害を抱える元連続殺人犯を主人公にしたサスペンス小説です。過去の犯罪や現在の事件が交錯する中で、主人公の不安定な記憶と心理状態が緊張感を生み出します。物語は先の読めない展開と巧妙な伏線で構成され、サスペンスと心理描写が絶妙に融合。読者は主人公の視点で真相を追体験し、倫理や罪、記憶の脆さについて深く考えさせられる作品です。
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発売日: 2017年10月30日
発行元: クオン
田舎の獣医キム・ビョンスの裏の顔は、冷徹な殺人犯だった。現在は引退して古典や経典に親しみ詩を書きながら平穏な日々を送る彼には認知症の兆候が現れ始めている。そんな時、偶然出会った男が連続殺人犯だと直感し、次の狙いが愛娘のウニだと確信したビョンスは、混濁していく記憶力と格闘しながら人生最後の殺人を企てるーー。
虚と実のあわいをさまよう記憶に翻弄される人間を見事に描き、結末に向かって読み進める読者の記憶までをも翻弄する韓国長編ミステリー小説の傑作。
【映画化情報】
ソル・ギョング、キム・ナムギル、ソリョン(AOA)出演、映画『殺人者の記憶法』
2018年1月27日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開決定!
殺人者の記憶法
訳注
作家の言葉「これは私の小説だ」
訳者あとがき
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