コマ割りや描写はもちろんですが、キャラクターの絵のタッチが繊細に描かれている点も、日本の漫画が海外でウケる理由の1つです。喜怒哀楽以外の微妙な心の動きまでリアルに表現されているため感情移入しやすく、登場人物の髪型やファッションなども、海外では魅力的に感じられているようです。
誰も知らないプライベートジェットの世界へようこそ
ハリウッドスターや大企業の幹部など、
名立たるエグゼクティブを魅了してきた唯一無二のおもてなし
世界中、どの国でも共通して尊重されるもの、
それが「品格」と「教養」--
・「プライベートジェット」とはどんな飛行機?
・エアラインとはあまりにも違う世界
・世界一出入国審査が厳しい国
・お客さまに質問されたときに女神が微笑む
・いくつもの引き出しを用意する──仮説力
・品格を下げてしまう意外な言葉
・お客さまを守るための険しき訓練
・スイス人CAからカーテシーとリスペクトを学ぶ
・中国人CAの音なき音に驚く
マニュアルもない、先輩もいないなかで
18年のキャリアを積んできた
プライベートジェットCAの
「超一流のおもてなし」舞台裏エピソード
ーーーーー著者からのメッセージーーーーー
今から18年前に、私はプライベートジェット業界に飛び込みました。JALのファーストクラスのサービス中に、当時プライベートジェット事業を行なっていた会社のかたからお声をかけていただいたことがきっかけです。
当時、プライベートジェット後進国だった日本では、私のまわりにプライベートジェットCAの先輩はいらっしゃいませんでした。しかし、先輩がひとりもいなかったからこそ、世界中のプライベートジェットCAのかたたちとフライトをするという素晴らしい機会に恵まれ、世界基準のサービスや振る舞いなど、本当にさまざまなことを学ぶことができました。
世界中のVVIP(Very Very Important Person)の方々と接するなかで気づかされたのは、「品格」とは自分自身を客観的に見つめ、冷静かつ自信を持って行動する力であり、「教養」とは幅広い知識と深い洞察力を、決断するときに反映させる力だということです。(中略)
そして、忘れないでください。「品格」と「教養」をまとうために必要なのは、高級なブランド品を持つことではなく、日々のなかでのちょっとした心配りや気配り、そして立ち居振る舞いの美しさなのです。これらがあなたをワンランク上の存在へと導いてくれます。
ーーーーー(「はじめに」より)-----
序章 プライベートジェットの世界へようこそ
第1章 プライベートジェットCA流 おもてなし術
第2章 プライベートジェットCA流 究極の仕事術
第3章 「感謝」ではなく「感動」をお届けするための5つの力
第4章 品格が宿る控えめな美学
第5章 プライベートジェットCA流 護身術
第6章 プライベートジェットCA流 学ぶ技術
第7章 最高の私へ──今日からできる小さな習慣
終章 「ありがとう」を超える