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『新版 「色のふしぎ」と不思議な社会 2020年代の「色覚」原論』は、「色を見る」という当たり前のことが、実はこんなに奥深く不思議だったんだと気づかせてくれる一冊です。科学の視点にとどまらず、社会や文化、そして人それぞれの感覚の違いまでやさしく掘り下げていて、「色をどう感じているかは一人ひとり違う」という当たり前のことが新鮮に響きました。ページを閉じるころには、世界の彩りが少し豊かに見えるような余韻が残ります。