「今夜、世界からこの恋が消ええても」
「今夜、世界からこの涙が消ええても」の2作で
一条岬にはまり、読んでみた1冊です。
物語の出だしの部分が
終盤にネタばらしのように繋がったところで
「幸せのほうでよかった」と安堵しました。
手放しの幸せではないでしょうが、
主人公が一人きりではなかったのが良かったです。
誤解したまま思いあっている二人が離れ離れにならなかったのもハッピーエンドでよかったです。
田舎町で祖父母と三人暮らし。唯一の趣味である詩作にふけりながら、僕の一生は平凡なものになるはずだった。
ところがある時、僕の秘かな趣味を知ったクラスメイトの遠坂綾音に「一緒に歌を作ってほしい」と頼まれたことで、その人生は一変する。
“ある事情”から歌詞が書けない彼女に代わり、僕が詞を書き彼女が歌う。そうして四季を過ごす中で、僕は彼女からたくさんの宝物を受け取るのだが……。
時を経ても遺り続ける、大切な宝物を綴った感動の物語。
「今夜、世界からこの恋が消ええても」
「今夜、世界からこの涙が消ええても」の2作で
一条岬にはまり、読んでみた1冊です。
物語の出だしの部分が
終盤にネタばらしのように繋がったところで
「幸せのほうでよかった」と安堵しました。
手放しの幸せではないでしょうが、
主人公が一人きりではなかったのが良かったです。
誤解したまま思いあっている二人が離れ離れにならなかったのもハッピーエンドでよかったです。