食と謎解き、鬼才の時代小説&ミステリー!料理ネタや攻防戦の名作10選

今回は、食がテーマのおすすめ小説やエッセイを紹介します。時代小説からグルメ文学までさまざまな作品を厳選しました。主役が料理や食べ物である美味しい作品や、攻防戦が面白いミステリー作品もあります。読んでいる間にお腹がすいてくるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!
『口福の祝い笹寿司 はるの味だより』

生き別れの兄を探すために江戸にやってきた娘・はるが、隠居の治兵衛から、一膳飯屋「なずな」を任されて、二ヶ月余り。
はるの懸命の働きによって、一旦は客の離れた店にも活気が戻りつつあった。
けれど彼女が薬売りだった父から学んだ、思い出の鶏湯漬けは、滋味に溢れるものの、物珍しい料理は江戸の人々に簡単には受け入れられない。
「なずな」をどのような店にするべきか、悩み始めたはるの元に、兄らしき人物の知らせがもたらされる。
慎ましくも美味しい庶民の味と、懸命に生きる人々の情感を描く大好評時代小説、第二弾の登場!
作者 | 佐々木 禎子 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2022年04月15日 |
『ずんだと神様 一膳めし屋丸九(七)』

七夕飾りで客を迎えた一膳めし屋丸九の今日の献立は、
熱々の白飯にしじみのみそ汁、脂がのったかさごの煮つけ、青菜と大根のじゃこ炒め、それに白玉の梅蜜かけ……。
河岸で働く男客たちがすべて気持ちよく平らげ帰って行った後、常連客で酒屋の隠居の徳兵衛は、暑いから米の飯よりそうめんがいいと言う。
おかみのお高が茹でたそうめんをうまそうに食べる徳兵衛はその上、お高の父・九蔵が出してくれた「黄色いそうめん」をまた作ってくれと言い出して──。
気前のよいおかみのもてなしが皆を喜ばせる、シリーズ第七作。
作者 | 中島 久枝 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2022年04月15日 |
『こいしいたべもの』

前作『いとしいたべもの』が好評で重版を重ねている中で、待望の続編の刊行です!
母手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ。父が大好きだった、少し焦げ目がついたビーフン。遅い青春時代に食べた、夜明けのぺヤング……。味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか? 150篇のエッセイの中から22篇を厳選し、丁寧に推敲を重ね大幅に加筆修正した珠玉のエッセイを収録。著者自ら描いたイラストも、繊細なタッチの優しい絵で評判を呼んでいます。ほっこり、じんわりするカラーイラストエッセイ集です。
作者 | 森下 典子 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年07月06日 |
『あした天気にしておくれ』

競馬界を舞台にしたミステリーの最高傑作。北海道で3億2千万円のサラブレッド「セシア」が盗まれた。脅迫状が届き、「我々はセシアを誘拐した」で始まる文面は、身代金として2億円を要求してきていた。衆人環視のなかで、思いもかけぬ見事な方法で大金が奪われる。鮮やかなトリックが冴える長編会心作。
序 章
第一章 日曜日
第二章 月曜日
第三章 火曜日
第四章 水曜日
第五章 木曜日
第六章 金曜日
第七章 土曜日
終 章
あとがき
岡嶋二人 著作目録
作者 | 岡嶋 二人/佐野 洋 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1986年08月 |
みなさん、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
今日はおすすめの書籍を紹介しました。
時代小説、グルメ、ミステリーとそれぞれのジャンルから、魅力的な作品をピックアップしてお届けしました。
読み終えた後に、舌鼓を打ちたくなるような美味しそうなお料理がたくさん登場する作品、衝撃的な展開に思わず息を飲んでしまうようなミステリー作品、そして時代背景や登場人物たちのドラマチックな姿に心躍る時代小説など、各ジャンル上質な作品が揃っています。
ぜひお気に入りの作品を見つけ、楽しんでいただければ幸いです。
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