切ない戦争ものから謎解き系ラノベまで!おすすめの小説10選
今回ご紹介する記事は、歴史小説や戦争もの、謎解き系の小説を特集したものです。特に本能寺の変をモチーフにした作品は、その事件の背景や人物描写に的を絞った作品が多く、歴史好きには特におすすめです。また、戦争ものの小説も、感動的なストーリーが多く、涙が止まらなくなることもあります。そして、謎解き系のラノベは、サクッと読めるということで人気があります。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
『信長の原理』
何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか。
織田信長の飽くなき渇望。家臣たちの終わりなき焦燥。
焼けつくような思考の交錯が、ある原理を浮かび上がらせ、
すべてが「本能寺の変」の真実へと集束してゆくーー。
まだ見ぬ信長の内面を抉り出す、革命的歴史小説!
吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあったーーどんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。結果、恐れていたことが実証された。神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。そして、もし蟻も人も同じだとすれば……。やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。天下統一を目前にして、信長は改めて気づいた。いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだーー。
累計10万部超え『光秀の定理』の空白はここに繋がり、歴史小説はまた、進化を遂げる。
【絶賛の声!】
歴史小説に確率論を導入した『光秀の定理』の画期は前兆に過ぎなかった。
パレートの定理を応用した『信長の原理』は、システム論的歴史小説という壮大な実験だ。
誰も見たことのない、まったく新しいエンターテインメントの形がここにある。
--斎藤環氏(精神科医)
この本で信長は心理学者であり、それ以上に明敏な社会学者である。
あの謀反の原因も、信長の「社会学説」から解き明かされる。
--大澤真幸氏(社会学者)
史実を踏まえた奇抜な着眼!
--谷口克広氏(戦国史専門・歴史研究家)
司馬遼太郎も思いつかなかった、組織論と人事論に根拠を置いた戦国もの。
良い本と巡り合った!
--菊池仁氏(書評家)
「パレートの法則」を通して物事の本質を見る信長を描きつつ、
論理からこぼれ落ちる情の部分をもしっかりと描いている。
見事な一作という他はない。
--縄田一男氏(書評家)
作者 | 垣根 涼介 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年08月31日 |
『イリヤの空、UFOの夏(その1)』
「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。おかしくて切なくて、どこか懐かしい…。ちょっと“変”な現代を舞台に、鬼才・秋山瑞人が描くボーイ・ミーツ・ガールストーリー、登場。
作者 | 秋山 瑞人/駒都 えーじ |
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価格 | 605円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2001年10月10日 |
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。──あ、そういえば。時間があれば、今度質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。
第13回 電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作が登場!
作者 | 入間 人間/左 |
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価格 | 605円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2007年06月10日 |
『ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。
作者 | 三上 延 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2011年03月25日 |
以上、おすすめの書籍を紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
歴史小説、戦争もの、謎解き系ラノベ、どれも読み応えのある作品ばかりです。
今回はそれぞれのジャンルから、的を絞っておすすめ作品を選びました。
ここに挙げた作品たちは、ゆっくりと読みふければ数時間、一気読みできれば1日ほどで読み切れる程度です。短いものから長いものまで、お好みに合わせてお選びください。
読書は、自分自身の充実につながる素晴らしい時間です。
この機会に、新しい作品に出会ってみてはいかがでしょうか。
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