武田綾乃・島田潤一郎・森奈津子のおすすめ10選と出版社裏側

人気作家や出版社のおすすめ書籍とその裏側を、カジュアルにご紹介します。ぜひチェックしてみてください!
『長い読書』

「本を読みなさい。
ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」
小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。
吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。
本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。
本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。
「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」
本を読むまで
本を読むまで
大きな書棚から
家に帰れば
『追憶のハイウェイ61』
バーンズ・コレクション
江古田の思い出
遠藤書店と大河堂書店
大学生
『風の歌を聴け』
本を読むコツ
文芸研究会
Iさん
すべての些細な事柄
「アリー、僕の身体を消さないでくれよ」
大学の教室で
本と仕事
『言葉と物』
『なしくずしの死』
『ユリシーズ』がもたらすもの
沖縄の詩人
リフィ川、サハラ砂漠
遠くの友人たち
『魔の山』
H君
団地と雑誌
本づくりを商売にするということ
「ちいさこべえ」と「ちいさこべ」
アルバイトの秋くん
本と家族
リーダブルということ
『アンネの日記』
『彼女は頭が悪いから』
子どもたちの世界
宿題
ピカピカの息子
声
そば屋さん
山の上の家のまわり
長い読書
作者 | 島田潤一郎 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2024年04月18日 |
『あしたから出版社』

青春の悩める日々、創業への道のり、編集・装丁・営業の裏話、忘れがたい人たち……「ひとり出版社」を営む著者による心打つエッセイ。解説 頭木弘樹本当は就職をしたかった。でも、できなかった。33歳のぼくは、大切な人たちのために、一編の詩を本にすること、出版社を始めることを決心した──。心がこもった良書を刊行しつづける「ひとり出版社」夏葉社の始まりから、青春の悩める日々、編集・装丁・書店営業の裏話、忘れがたい人や出来事といったエピソードまで。生き方、仕事、文学をめぐる心打つエッセイ。解説 頭木弘樹
作者 | 島田 潤一郎 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2022年06月13日 |
『電車のなかで本を読む』

良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」(著者)。誰かの人生を支える本を作りたいと願う著者が、読書の素晴らしさを伝えます。
作者 | 島田潤一郎 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 青春出版社 |
発売日 | 2023年04月21日 |
『西城秀樹のおかげです』

「ありがとう、秀樹!わたくしとお姉様は、あなたのことを決して忘れませんわ」-謎のウイルスにより人類が死滅した世界で、ひとりの百合少女の野望を謳いあげる表題作、前代未聞のファーストコンタクト「地球娘による地球外クッキング」、1979年を舞台にした不条理青春グラフィティ「エロチカ79」ほか、悩める人類に大いなる福音を授ける、愛と笑いとエロスの全8篇。日本SF大賞ノミネートの代表作、待望の文庫化。
作者 | 森奈津子 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2004年11月 |
『悪役リメンバー』

ーーーーだれもが知っている話を、だれも知らないかたちで。 走れメロス、うさぎとかめ、安珍清姫伝説、ハーメルンの笛吹き男・・・・・・。有名な物語たちが新しく生まれ変わる、奇想天外二次創作型短編小説集、登場!
・「子供たち」
(ハーメルンの笛吹き男)
・「死神の春」
(死神)
・「ディオニス王の孤独」
(走れメロス)
・「三次元なのに遠い人」
(安珍清姫)
・「あいつとわたしの顔」
(人面犬)
・「running tortoise」
(うさぎとかめ)
・「僕は月夜に目覚める」
(文字禍)
作者 | 北野勇作/粟生こずえ/小松原宏子/森奈津子/小島水青/こざきゆう |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 学研プラス |
発売日 | 2017年06月01日 |
最後までお読みいただきありがとうございます。ご紹介した作家さんたちは、それぞれユニークな視点と魅力的なストーリーを展開しています。彼らの作品を通じて新たな世界に触れることで、日常に彩りが加わることでしょう。ぜひこの機会に手に取ってみて、自分だけのお気に入りを見つけてくださいね。また、書店やオンラインで新しい発見ができることを願っています。これからも素敵な読書ライフをお楽しみください!
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