ドラゴン絵本から市民ミステリーまでおすすめ文学20選
今回は、ドラゴンが登場する絵本や日本の近代文学を感じる作品、身近なミステリーなど、おすすめの書籍を楽しくご紹介します!
『ドラゴン、火をはくのはやめて!』
北のほうに小さな国がありました。そこには冬でもこおらない青い沼があり、1匹のドラゴンがすんでいました。ドラゴンは「どんな願いもかなえてくれる」と伝えられてきました。
王様はある日、ドラゴンに「火をはいてくれ」と願いに行きます。ドラゴンが火をはき、あたたかな国になれば作物は豊作になり、人々の暮らしが豊かになるだろうと。ドラゴンは王様の願い通り火をはき、国は繁栄します。しかし、王様はもっと豊かにと欲がまし、やがて国は灼熱の沙漠のような土地に。
その時、立ち上がったのが子ねこのミュー。そして、国中の子どもたち。ドラゴンに「火をはくのはやめて」と訴えにいきます。世界を変えた子どもたちの勇気の物語。作者のイメージにあるのは、グレタ・トゥンベリさん。グレタさんのような子ねこのミューの姿、ともに立ち上がる子どもたちの姿が頼もしい、希望ある未来を信じられる物語です。
| 作者 | 上野 与志/ヒョーゴノスケ |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2022年12月07日 |
『吾輩は猫である』
吾輩は猫である
| 作者 | 夏目 漱石/武田 美穂/齋藤 孝 |
|---|---|
| 価格 | 1485円 + 税 |
| 発売元 | ほるぷ出版 |
| 発売日 | 2005年12月15日 |
『蜘蛛の糸』
悪業の限りをつくし、地獄へ落とされた大泥棒の〓陀多。人を殺し、家に火をつけることをためらわなかった男が、一匹の蜘蛛の命を無駄に奪わず済ませたことがありました。〓陀多の中にも、一片の慈悲の心はあったのです。そのことを思い出されたお釈迦様は、血の池でもがく彼の頭上に救いの糸をお降しになりますが…。大人の絵本。小学中級以上のお子さまにも。
| 作者 | 芥川龍之介/遠山繁年 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 偕成社 |
| 発売日 | 1994年10月 |
『螺旋階段のアリス』
大企業のサラリーマンから、私立探偵に転身を果たした仁木順平。しかし憧れのハードボイルドな事件の依頼は皆無、事務所で暇をもてあましていた彼の前に、真っ白な猫を抱いた桜色のワンピースの美少女・安梨沙が迷いこんでくる。
・初めての依頼人は、先月夫が亡くなり、貸し金庫の鍵を探してほしいという主婦。金庫の鍵は家の中にあるというのだが、完璧な主婦の目から逃れられた隠し場所とは? ……「螺旋階段のアリス」
・自分が浮気をしていないという調査をしてほしいと依頼する若い美女。夫の出張中、二人は彼女の行動を見張るが。 ……「裏窓のアリス」
・行方不明の犬を探してほしいという老婦人。死んだ夫が三十年も前にプレゼントしてくれたというその犬は、老婦人の妄想の中の〈幻の犬〉なのか?……「中庭のアリス」
・ビルの地下にある、誰もいない鍵のかかった書庫で、延々と鳴りつづける電話の目的を知りたいーー〈地下室の番人〉山端から依頼を受けた仁木は、久しぶりに元の会社を訪れる。 ……「地下室のアリス」
・仁木の古い知り合いである真栄田氏は、妻が自分を週に数回用事を頼んで外出させる理由を知りたいというのだが。……「最上階のアリス」
・産婦人科の院長から、赤ん坊の世話を頼まれてしまった二人。探偵の仕事ではないと憮然としながらしぶしぶ引き受けるが。……「子供部屋のアリス」
・休みに入ったまま現れない安梨沙。心配を募らせる仁木のもとに一人の男が現れる。……「アリスのいない部屋」
心あたたまる七つの優しい物語。
| 作者 | 加納 朋子 |
|---|---|
| 価格 | 671円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2016年09月02日 |
『コンビニなしでは生きられない』
大学生活に馴染めず中退した19歳の白秋。彼にとって唯一の居場所はバイト先のコンビニだった。そこに研修でやってきた女子高生の黒葉深咲。強盗、繰り返しレジに並ぶ客、売り場から消えた少女。店で事件が起これば、深咲は目を輝かせ、どんどん首を突っ込んでいく。彼女の暴走に翻弄されながら、謎を解く教育係の白秋。二人の究明は店の誰もが口を閉ざす過去の盗難事件へ。元店員が残した一枚のプリントが導く衝撃の真実とは?
19歳のフリーター男子とバイト研修中の女子高生コンビが挑む、コンビニ店内で起きた不可思議な事件の数々。
コンビニを愛しすぎた著者が描く、謎解き鮮やか、仕掛け重厚“青春ミステリー”
第56回メフィスト賞受賞作!
大学生活に馴染めず中退した19歳の白秋。
彼にとって唯一の居場所はバイト先のコンビニだった。
そこに研修でやってきた女子高校生の黒葉深咲。
強盗、繰り返しレジに並ぶ客、売り場から消えた少女……。
店内でひとたび事件が起これば、
深咲は「せんぱい、このコンビニにまた新しいお客さん(ミステリー)がお越しになりましたねっ!」と
目を輝かせて、どんどん首を突っ込んでいく。
彼女の暴走に翻弄されながら、謎を解く教育係の白秋。
二人の究明は店の誰もが口を閉ざす過去の盗難事件へ。
元店員が残した一枚のプリントが導く衝撃の真実とは?
第一章 コンビニ強盗から始めましょう
第二章 傘は返さないといけないんです
第三章 このコンビニから消えた女の子を覚えてる
第四章 モノクロコンビニズム
第五章 黒幕の向こうの会計
第六章 黒白の時間
第七章 コンビニなしでは生きられない
| 作者 | 秋保 水菓 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2018年04月06日 |
ここまでご紹介した作品は、多様なテーマや魅力的なストーリーが詰まっていて、きっと心に響く一冊が見つかるはずです。読書の時間が、日常の疲れを癒し、新しい発見や感動をもたらしてくれることでしょう。ぜひ、手に取ってみて、自分だけの素敵な物語を楽しんでください。また次回も、皆さんにおすすめの作品をたくさんご紹介していきますので、お楽しみに!
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。












