黄色い栄養のカバンを持って旅に出た食べ物たちが、ももいろのトンネルをとおって、いぶくろこうえんを通り、しょうちょうのジェットコースターに乗ってすすみます。

たべものが口から入って身体の中で消化され、栄養となって、排泄されるまでのプロセスを、「たべもののたび」として、わかりやすく楽しく描いたロングセラー絵本。絵本を通じて、正しい知識と、食べることの大切さを子どもたちに伝えます。

「はらぺこさん」になると力が入らなくなったり、大きな声が出なくなったりします。「はらぺこさん」になるのは、からだの中の燃料がなくなってきた時です。動いているときばかりでなく寝ている時も、からだは燃料を使っています。だから時間がたつと燃料が足りなくなって「はらぺこさん」になってしまうのです。と、食事と空腹との関係をわかりやすく語る、いつもながらの柳生スタイルからだの絵本です。

原爆で父、姉、弟、妹を亡くし、母とともにゼロから再出発した中沢少年が、母の死をきっかけに、戦争責任と原爆の問題に向き合った。実体験をもとに『はだしのゲン』を生み出した漫画家の、不屈の人生。