バツコイと日本人の死生観を探る!装丁に注目した小説5選&死生観に関する6冊

最近注目されている、カスヤナガト装丁の小説や、日本人の死生観に関する本について紹介します。表紙だけでなく、内容も魅力的な作品が揃っています。興味を持った方はぜひチェックしてみてください。
『バツコイ(2)』
弁護士・カホリのモットーは「恋愛の美味しいとこだけ食べていたい」だったのに、既婚者・砂後谷と関係を持ってから×な事の連続! 不倫なのに本気に!? 妻と裁判!? その上さらに…!? 『彼女とカメラと彼女の季節』の月子が贈るハイテンション!ビター・ラブコメ!!
| 作者 | 月子 |
|---|---|
| 価格 | 639円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2016年09月07日 |
『神様のカルテ』
この病院では、奇蹟が起きる。
栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
第十回小学館文庫小説賞受賞作。2010年本屋大賞第2位。
【編集担当からのおすすめ情報】
50万部を突破した感動のベストセラー待望の文庫化!
さらに映画化!櫻井翔さんと宮崎あおいさんが、
初の夫婦役で競演します。他豪華キャストで、
2011年8月27日、全国東宝系にて公開!
続編『神様のカルテ2』も大ヒット、シリーズ100万部突破!
| 作者 | 夏川 草介 |
|---|---|
| 価格 | 682円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2011年06月 |
『日本人の死生観』
仏教学に民俗学の方法を接続し、日本人の宗教を深く掘り下げた五来重。本書は、厖大な著作を遺した宗教民俗学の巨人の「庶民宗教論」のエッセンスを知るのに最適な1冊である。
日本人の死生観とは、すぐに連想される「ハラキリ」や殉死など、武士道的なものだけではない。貴族や武士の死生観、いわば「菊と刀」ばかりでなく、「鍬」を持つ庶民の死生観は、一体どんなものだったのか。本書では、教祖・教理・教団から成る西洋起源の宗教や、文献研究と哲学的思弁にこだわる仏教学ではなく、仏教伝来以前からの霊魂観や世界観が息づく根源的な「庶民の死生観」を明らかにしていく。
著者によれば、庶民にとってあらゆる死者は一度は怨霊となる。それは鎮魂によって「恩寵をもたらす祖霊」に変えなくてはならない。そのための信仰習俗や儀礼の有様を探索し、日本列島を歩きに歩いた著者の視線は、各地に残る風葬や水葬の風習、恐山のイタコと円空仏、熊野の補陀落渡海、京都の御霊会、沖縄のイザイホウ、遠州大念仏、靖国神社などに注がれる。
巻末解説を、『聖地巡礼』『宗教と日本人』の著者・岡本亮輔氏(北海道大学准教授)が執筆。〔原本:角川書店、1994年刊〕
1
日本人の死生観
2
日本人と死後の世界
みちのくの神秘・恐山 その歴史と円空仏
口寄せ巫女
3
怨霊と鎮魂
4
死と信仰ーー補陀落渡海の謎
古来の葬送儀礼から見た現代の葬儀と葬具
仏檀
5
墓の話
解説(岡本亮輔)
| 作者 | 五来 重 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2021年10月14日 |
『激変する日本人の死生観 人は死んだらどこへ行けばいいのか;第2巻』
私たちはいま「死後」のリアリティを共有できない時代を生きている。
日本思想史研究の第一人者が全国各地の霊場を踏査し、日本人の「他界観」の変化に各地の霊場がどのように対応してきたかが分かる、圧倒的ドキュメント。
佐藤教授独特の語り口で、日本列島に現前する霊場を一緒に旅し、生と死のありようを辿っている気持ちになります。
第1部 死者はこの世に帰ってこられるか
遠野のデンデラ野/黄泉の洞窟/六道珍皇寺/江ノ島・龍ノ口/慈恩寺
第2部 浄土への信仰はなぜ必要だったか
八葉寺/ 當麻寺/熊野/骨寺/岩屋寺/文永寺
第3部 紫式部はなぜ地獄に堕ちたか
川原毛地獄/愛宕山/紫式部の墓/別府の地獄めぐり
第4部 失われた極楽浄土
弥谷寺/ムカサリ絵馬/回向院/黒石寺/立山と芦峅寺
| 作者 | 佐藤弘夫 |
|---|---|
| 価格 | 2310円 + 税 |
| 発売元 | 興山舎 |
| 発売日 | 2024年05月17日 |
まとめると、心に残る物語や独自の視点から人生を考えさせられる書籍を紹介してきました。読書を通じて新しい視点や価値観を得ることができるかもしれません。ぜひ、自分にとっての一冊を見つけてみてください。人生の中での新たな発見や気づきが待っているかもしれません。それでは、読書を楽しんで、新たな世界への旅をお楽しみください。
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