江戸時代文化人物語と少女漫画の切ない恋と密室殺人ミステリーの名作10選

文化と芸術が交わる江戸時代の物語をご紹介します。名作10選で、化け者の悲恋や闇に染まる絵師など、話題作が登場します!それでは早速紹介していきましょう。
『福袋』

今、いちばん勢いのある時代小説作家・朝井まかてが、こよなく愛する江戸の町を舞台に、歌舞伎役者や職人、商売人など様々な生業の人々の姿を、中身の詰まった8編の人情話に仕立てた傑作短編集。
1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!
作者 | 朝井 まかて |
---|---|
価格 | 913円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年07月12日 |
『最後の恋』

私を、最後のおんなにしてくださいー…
年下彼氏と別れた瑠奈は
会社の食事会で泥酔してしまう…
そんな彼女を介抱したのは、
バツイチ部長・進藤。
チャラく見えて、しっかり大人。
そんな彼に惹かれていく瑠奈。
だけど進藤に「それは恋じゃない」と釘を刺されて…?
不器用で、切なく揺れるーー
オトナの恋を綴った恋愛読みきり集。
CONTENTS
最後の恋
恋文
君は甘い牙を剥く
【編集担当からのおすすめ情報】
「どうしようもなく胸が切なくなる」
「恋ってこうだよねって共感して、心が温かくなった」
などなど
掲載時、大反響だった作品を3作収録!!
恋をしたい時、
恋が嫌いになった時、
恋を忘れた時……
この短編集を読んでみてください
恋の苦しさ、切なさ、うれしさ、温かさ…全てが詰まった1冊です。
そしてコミックスでは描き下ろし番外編もたっっぷり収録▽
番外編は…超甘ーーーい展開!!!
"その後"が見れるのはコミックスだけ!!
作者 | 市原 ゆうき |
---|---|
価格 | 499円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年01月10日 |
『七つの棺 密室殺人が多すぎる』

全編密室殺人をテーマにし、カーや横溝正史に真っ向から挑戦。奇才・折原一の出発点となった異色短編集。
作者 | 折原一 |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 1992年11月 |
今回は、文化と芸術の交差点である江戸時代を舞台にした歴史小説や、切なくなる恋を描いた少女漫画、そして多様な密室殺人ミステリー作品をご紹介しました。このような作品は、私たちの日常の中に新たな世界を広げてくれます。時代や背景が違っても、人々の心の葛藤や人間関係は今も昔も変わりません。それゆえ、これらの作品を通して私たちは様々な人生経験を垣間見ることができます。また、密室殺人や恋愛の苦悩は、読む者の心を惹きつけ、一瞬たりとも手放すことはありません。ぜひ、時間を忘れてこれらの作品に没頭してみてください。あなたもきっと、物語の世界に引き込まれ、登場人物たちと共に喜びや悲しみを分かち合うことでしょう。数ある作品の中から、ぜひあなた自身にぴったりの一冊を見つけてみてください。新たな感動や共感が、あなたの心を満たすこと間違いありません。是非、作品を手に取り、その世界へ飛び込んでみてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。