1) 「歴史小説の名手が描く千利休の生涯を知る」 2) 「マンガで楽しく学ぶ子育てのヒント5選」 3) 「江ノ電の魅力を余すことなく伝える楽しいガイドブック」

今回は、おすすめの書籍を紹介します。今回取り上げるのは、千利休に関する歴史小説4作品、子育て応募マンガ5選、江ノ電を楽しむ本3選です。それでは、早速紹介していきますね!
『千利休とその妻たち 上』

堺の豪商千宗易は茶の湯の達人として知られていた。その妻お稲は、武将三好長慶の妹であることを誇り、茶道に打ち込む夫を軽蔑していた。そんなある日、宗易は名高い能楽師である畏友・宮王太夫の妻おりきに出逢い、激しく心を奪われてしまう。互いに想いを胸に秘めながら、二人は運命の嵐に翻弄されていく…。茶聖千利休とおりきとの波乱に満ちた半生を描く感動の歴史ロマン。
作者 | 三浦 綾子 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1988年03月 |
『利休にたずねよ』

わしが額ずくのは、美しいものだけだ──
最後まで己の美学を貫き、天下人・秀吉に切腹を命ぜられた千利休。
その心の中にいつも棲んでいたのは、十九のときに、殺した女だった……。
利休に艶やかな感性を与えた、秘めた恋と人生の謎に迫る 山本文学の金字塔。
圧倒的な筆力をもって描かれた第140回直木賞受賞作。
2013年には市川海老蔵主演で映画化され、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞受賞。
本文より─
なぜだ。なぜ、あんなふうにいともあっさり、美しいものを見つけ出すことができるのか。 ─秀吉
──聡すぎはしまいか。聡い男は重宝されても、聡すぎる男は、嫌われる。─家康
あなた、ほんとうにわたしでよいのでしょうか。─宗恩
2014年に惜しくも逝去された著者と浅田次郎氏との直木賞受賞記念対談も収録。
刊行にあたり浅田氏からは「対談によせて」というお言葉もいただいてます。
死を賜る ──利休
おごりをきわめ ──秀吉
知るも知らぬも ──細川忠興
大徳寺破却 ──古渓宗陳
ひょうげもの也 ──古田織部
木守 ──家康
狂言の袴 ──石田三成
鳥籠の水入れ ──ヴァリニャーノ
うたかた ──利休
ことしかぎりの ──宗恩
こうらいの関白 ──利休
野菊 ──秀吉
西ヲ東ト ──山上宗二
三毒の焔 ──古渓宗陳
北野大茶会 ──利休
ふすべ茶の湯 ──秀吉
黄金の茶室 ──利休
白い手 ──あめや長次郎
待つ ──千宗易
名物狩り ──織田信長
もうひとりの女 ──たえ
紹鷗の招き ──武野紹鷗
恋 ──千与四郎
夢のあとさき ──宗恩
特別収録 対談 浅田次郎×山本兼一
作者 | 山本 兼一 |
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価格 | 1001円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年08月03日 |
『子育てしたら白目になりました = When I was raising my children,I became SHIROME.』

作者 | 白目,みさえ |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年02月 |
『<一駅一話> 江ノ電沿線 歴史さんぽ』

江ノ電は今年開業120年を迎えた。藤沢〜鎌倉間の10kmを結び、湘南観光の要として人々から愛されてきた沿線の歴史やドラマを1駅ごとに紹介する。湘南在住の著者が、J:COM「泉秀樹の歴史を歩く」の番組で湘南地域の歴史を紹介する中で、訪ねやすい名所・史跡にからめて、文章と写真で読者にお届けする。
はじめにーー江ノ電開業期と日本の近代化
第1部 藤沢から江ノ島ーー最初の開業区間
EN 01 藤沢 東海道・藤沢宿の光と影を訪ねて
EN 02 石上 西行や鴨長明の和歌が詠まれた地
EN 03 柳小路 徳川吉宗がつくった広大な鉄砲調練場
EN 04 鵠沼 原野から日本初の開発・分譲別荘地へ
EN 05 湘南海岸公園 中国国歌の作曲者が見た湘南の夏
EN 06 江ノ島 弁天様が祀られ、有名になったウラ事情
第2部 腰越から極楽寺ーー海沿いを走る
EN 07 腰越 源義経の悲劇を象徴し続けた地
EN 08 鎌倉高校前 日本バレエ界を育てたロシア女性一家の苦労
EN 09 七里ヶ浜 小説『七里ヶ浜』が描く事件の「真実」
EN 10 稲村ケ崎 新田義貞が最高の輝きをみせた伝説
EN 11 極楽寺 『十六夜日記』の著者が晩年を過ごした地
第3部 長谷から鎌倉ー古都への誘い
EN 12 長谷 明治の外国人たちが綴った大仏の魅力
EN 13 由比ヶ浜 実朝が巨大な船で宋に渡ろうとした浜
EN 14 和田塚 反乱を余儀なくされた和田一族の奮戦
EN 15 鎌倉 頼朝が精魂込めた武家政権の「心の中心点」
あとがき
作者 | 泉 秀樹 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 有隣堂 |
発売日 | 2022年10月27日 |
『鎌倉江ノ電殺人事件 長篇トラベルミステリー』

東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が毒殺された。現場に残されたオモチャの江ノ電に「2」という数字が貼られていたことから、警視庁捜査一課の十津川と亀井は、第二の殺人が江ノ電に関係すると推理、鎌倉へ向かう。翌朝、江ノ電が女性を轢いたとの連絡が入ったが、轢かれる前に女性は絞殺されていた。その後、鎌倉駅に放り込まれた女性のハンドバッグから江ノ電のオモチャが発見されるが、身許を証明する物は残されていなかった。二つの事件に関係性はあるのか?十津川警部シリーズ最新作。
作者 | 西村京太郎 |
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価格 | 942円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2009年12月 |
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。今回は、千利休に関する歴史小説4作品、子育て応募マンガ5選、江ノ電を楽しむ本3選というテーマで作品を紹介させていただきました。
千利休に関する歴史小説では、彼の生涯や日本茶文化の深さを垣間見ることができます。その緻密な心の機微や茶道の奥深さに触れることで、また一皿の茶菓子を味わうような心地良さを感じることでしょう。
子育て応募マンガでは、実際の体験をもとにした作品があります。主人公が子どもとの関わり方や育児の悩みに向き合いながら成長していく姿が描かれています。共感しながら読み進めることで、自身の子育てにも新たな視点を持つことができるかもしれません。
江ノ電を楽しむ本では、鎌倉の風景や車窓から広がる海の景色を楽しみながら、江ノ電の歴史や魅力を知ることができます。実際に途中下車して散策するポイントやグルメスポットも紹介されており、鎌倉を訪れる際のお供にピッタリです。
以上、紹介させていただいた作品の一部です。個々の作品にはそれぞれの魅力がありますので、ぜひ手に取ってみていただきたいと思います。歴史に触れたり、子育てに共感したり、地元を楽しむことができる本を選んでいただければ幸いです。皆さまの読書時間に、心豊かなひと時をお届けできれば嬉しいです。また新たなおすすめの書籍が見つかった際には、ぜひお伝えさせていただきたいと思います。今後もお楽しみに!
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