源平時代の歴史小説と愛にまつわるシリーズや無人島ミステリーをご紹介

今回は、歴史とミステリーという異なる二つのジャンルのおすすめ書籍をご紹介します。源平合戦や無人島でのサバイバルをテーマにした作品をピックアップしました。どちらも話題作で、一風変わった舞台設定やドキドキの展開が魅力です。人々の生き様や葛藤、そして愛について考えさせられる作品ばかり。ぜひ一度読んでみてください。
『義経じゃないほうの源平合戦』

やっぱり鎌倉なんか、来るんじゃなかった。蒲御厨でひっそりと暮らしていた範頼は、命の危機を感じて頼朝のもとへ馳せ参じた。だが、会って早々、兄の怒りに触れ言葉も出ない。ちくしょう、怖すぎるだろ、この兄さま。そんな時、助け舟を出してくれたのが、弟の義経だった。打倒平家に燃え勇猛果敢に切り込んでいく弟を横目に、兄への報告を怠らず、日々の兵糧を気にする自分の、なんと情けないことか。誰もが畏れる知略家の頼朝と戦に関しては天賦の才を持つ義経。二人の天才に挟まれた、地味だが堅実で非情になれない男、源範頼の生きる道。
作者 | 白蔵盈太 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2022年12月 |
『寂光院残照』

壇ノ浦の戦いで九死に一生を得て寂光院に隠棲した建礼門院。彼女のもとに突然、後白河法皇が姿を見せる。平家に対する裏切りに一切の罪悪も感じない様に恐怖と憤りを覚える侍女に対し、驚くほど冷静な女院。彼女は何を思うのか。平家滅亡後を描く表題作の他、義経追討に名を挙げた男の顛末を描いた「土佐房昌俊」、「頼朝の死」など全6作を収録。鎌倉時代の権力の座を巡る複雑な人間模様と渦巻く陰謀に切り込んだ傑作歴史小説。
右京局小夜がたり
土佐房昌俊
寂光院残照
ばくちしてこそ歩くなれ
頼朝の死
后ふたたび
作者 | 永井 路子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月21日 |
『そして誰もいなくなった』

作者 | Christie,Agatha,1890-1976 青木,久恵 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2010年11月 |
『十角館の殺人 <新装改訂版>』

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
すべてはここから。清冽なる新本格の源流!大学ミステリ研究会の七人が訪れた十角形の奇妙な館の建つ孤島・角島。メンバーが一人、また一人、殺されていく。「十角館」の刊行から二十年。あの衝撃を再び!
本書は、カバーとほぼ同サイズの帯を含む帯付きのものがお手元に届く場合がございます。
帯は宣伝物の一部ですのでご指定いただくことはできません。」
プロローグ
第一章 一日目・島
第二章 一日目・本土
第三章 二日目・島
第四章 二日目・本土
第五章 三日目・島
第六章 三日目・本土
第七章 四日目・島
第八章 四日目・本土
第九章 五日目
第十章 六日目
第十一章 七日目
第十二章 八日目
エピローグ
作者 | 綾辻 行人 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年10月 |
『監獄島(上) 長編本格推理』

刑務所内で大がかりな陰謀が進行しているとの内部告発を受け、パリ警察が誇る名予審判事シャルル・ベルトランは、内偵のためタントワーヌ刑務所を訪れた。そこは十字架形の獄舎に長期刑の服役者だけが収監され、断崖に囲まれた脱出不可能の監獄島。囚人の中には国際的な犯罪者で、かつてベルトランが逮捕したアレクセイ・ボールドウィンもいた。密かに調査を始めたベルトランの前に突如、驚愕の事件が巻き起こる。内部から閉ざされた部屋での殺人。そして時計塔から吊り下げられた火だるまの絞殺死体…だが、これもまだ、その後に続く惨劇の幕開きに過ぎなかった。
作者 | 加賀美雅之 |
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価格 | 1361円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2004年08月25日 |
さて、さまざまなジャンルのおすすめ作品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。今回は、歴史とミステリーという異なる世界を楽しむことができる作品をピックアップしました。源平合戦の壮絶な軌跡を描いた作品や、無人島で起こるミステリアスな事件を解決する物語など、一味違ったドラマを味わうことができることでしょう。
歴史という枠組みの中で、義経という英雄が登場することが多いですが、今回は義経ではない視点で源平合戦を描いた作品を選びました。時代の波に翻弄されながらも懸命に生き抜く人々の姿に、胸が熱くなること間違いありません。一方で、無人島でのサバイバルを舞台にしたミステリー作品も魅力的です。そこに集まる人々の心理戦や、事件の真相に迫るプロセスは、読者を一瞬たりとも退屈させません。
物語の舞台や登場人物まで詳しくはご紹介しませんでしたが、それが逆に読者の皆さまにとっての新たな発見や驚きとなることでしょう。お互いの好みや興味が違うことは当然ですが、うまく選んだ作品との出会いは、新たな世界を広げてくれることでしょう。
さあ、新しい作品が待っています。今度はどんな冒険やドラマが広がっているのでしょうか。きっとあなたに合った作品が見つかるはずです。それでは、皆さまに素晴らしい読書の時間をお届けするため、さらなる作品の探求に努めたいと思います。ご期待ください。
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