「不思議の国のアリス」はロバート・サブダの作品群の中でもまさに驚くべき創作作品として、永く評価される最高傑作でしょう。限られた絵本の中でルイス・キャロルの原作により忠実にと、工夫をこらした頁構成、ジョン・テニエルの絵心を見事に伝える中にも、螺鈿をちりばめたような箔の効果を生かした、圧倒的であでやかな画面！！ポップ・アップ絵本の可能性を大きく押し広げたサブダの世界は、頁をめくるたびに、わくわくドキドキと読者を魅了することでしょう。

皇帝の命により、結婚と後宮仕えが決定した大手商家の娘・優蘭。いざ後宮に出仕すると、現れた美女が一言ーー「お見苦しい姿で申し訳ありません。あなたの夫です」って!? 女装した夫と夫婦で後宮入り!?

後宮での仕事に慣れてきた商家の娘・優蘭と、その夫・皓月（女装中）。皇帝に与えられた課題をこなし、貴妃と淑妃のいざこざも解決して万事順調ーーと思いきや、優蘭を狙う怪しい影が？ 後宮にさらなる波乱の予感！

後宮の新たな部署“健美省”の長官になった商家の娘・優蘭。夫の皓月（女装中）と一緒に今日もバリバリ仕事中！ と思いきや、また皇帝から無理難題を押し付けられてーーいつの間か、四夫人の一人・徳妃と争いに!?