三つのジャンルから選ぶ!歴史小説10、将棋小説8、剣術小説5作品を紹介

今回は、将棋や三国志、剣術などをテーマにした小説作品をご紹介します。それぞれのジャンルで、面白くて読み応えのある作品が揃っています。読者の皆様は、テーマに興味がある方もそうでない方も、必ずや楽しめる作品が見つかるはずです。是非とも一読してみてください!
『神の悪手』

破滅するとしても、この先の世界が見たいーー将棋に魅せられた者たちの苛烈な運命。棋士の養成機関である奨励会。年齢制限による退会が迫る中でも昇段の目がない岩城啓一は、三段リーグ戦前夜、対戦相手からある“戦略”を持ちかけられるが……。追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、丹念に描き出す将棋ミステリ。
作者 | 芦沢 央 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2021年05月20日 |
『文庫 駒音高く』

将棋の世界で歩む7人を
あたたかな筆致で描く感動作
藤井聡太二冠の師匠・杉本昌隆八段も共感!
「絶対棋士になってやる」と誓った中学1年生の祐也だが、次第に勝てなくなり学校の成績も落ちてきて……(「それでも、将棋が好きだ」)。青春・家族小説の名手が、プロを目指す中学生、引退間際の棋士、将棋会館の清掃員など、勝負の世界で歩みを進める人々のドラマを生き生きと描く珠玉の短編集。第31回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞受賞作。
「将棋の厳しさ、楽しさ、人の情を感じる作品。最後は師匠目線で読みました」
ーー杉本昌隆八段(解説より)
装画 高杉千明
作者 | 佐川 光晴 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2021年02月05日 |
『新装版 三国志(一)』

友を信じ、明日を誓う、劉備、曹操、孔明、周瑜……
心ゆくまで英雄三昧
2世紀末、中国後漢末期、政治は腐敗し、黄巾賊が各地にはびこって、民衆は苦しんでいた。青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園で義盟を結び、世を救うことを誓う。ここに百年に亘る治乱興亡の壮大なドラマの幕が開く。吉川英治の名著『三国志』本編のみをまとめた新装版。「桃園の巻」「群星の巻」収録。
作者 | 吉川 英治 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年10月15日 |
『烈火三国志 = Three Kingdoms 上巻』

作者 | 成,君憶,1970- 漆嶋,稔,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
発売日 | 2019年06月 |
『三国志演義 1』

二世紀末、宦官が専横を極め崩壊寸前の漢王朝。黄巾賊が暴徒と化す乱世を正さんと、劉備 、関羽 、張飛 の三豪傑が立ち上がる。桃園に宴し義兄弟の契りを結び黄巾討伐するも、天下の支配権を巡り権力闘争が次々勃発。暴君・董卓の盛衰、劉備の宿敵・曹操の台頭、強将・呂布との攻防ーー群雄割拠の戦国の世が幕を開ける! 中国歴史小説史上最大のベストセラー。NHK人形劇の原作となった立間祥介の名訳で、不朽の大河ロマンが蘇る。
主な登場人物
後漢末地図
第一回 桃園に宴して 豪傑三 義を結び
黄巾を斬って 英雄 始めて功を立つ
第二回 張翼徳 怒って督郵を鞭うち
何国舅 謀って宦官を誅す
第三回 温明殿に議して 董卓 丁原を叱し
金珠を贈って 李粛 呂布を説く
第四回 漢帝を廃して 陳留 位に即き
董賊を謀らんとして 孟徳 刀を献ず
第五回 矯の詔発せられて 諸鎮 曹公に応じ
関兵を破って 三英 呂布と戦う
第六回 金闕を焚いて 董卓 兇を行ない
玉璽を匿して 孫堅 約に背く
第七回 袁紹 磐河に公孫と戦い
孫堅 江を越えて劉表を撃つ
第八回 王司徒 巧みに連環の計を使い
董太師 大いに鳳儀亭を鬧がす
第九回 暴兇を除いて 呂布 司徒を助け
長安を犯して 李催 賈クに聴く
第十回 王室に勤めんとして 馬騰 義兵を挙げ
父の讐を報ぜんとして 曹操 師を興す
第十一回 劉皇叔 北海に孔融を救い
呂温侯 濮陽に曹操を破る
第十二回 陶恭祖 三たび徐州を譲り
曹孟徳 大いに呂布と戦う
ほか 全三十回
解説
略年表1
作者 | 羅貫中/立間 祥介 |
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価格 | 1628円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年05月24日 |
『眠狂四郎無情控 上』

異邦の美女・千華と共に、太閤の遺産百万両を探す騒動に巻き込まれた狂四郎がライバルと激突! 令和に蘇る、昭和エンタメの極致。
作者 | 柴田 錬三郎 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年06月18日 |
『大菩薩峠(第1巻) 都新聞版』

都新聞に連載された「大菩薩峠」は、単行本化されるにあたって全体の約三〇%が削除されている。なかでも、本巻に収めた第一回連載分は削除された割合が高く、四〇%以上に及ぶ。『大菩薩峠』の連載時と単行本でのテクストの異同については、これまでにも何度か指摘されてきたが、むしろ単行本化の際に書き込まれて洗練されたというのが定説であった。実際には、大きな加筆があるのは冒頭部分だけで、それ以外の箇所はほぼすべて、連載時のテクストから文章を取り除くかたちで編集されている。
作者 | 中里介山/伊東祐吏 |
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価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | 論創社 |
発売日 | 2014年01月 |
『不義 刃鉄の人(2)』

赤穂浪士が依頼した一振りの打刀。
だが四十七士の中に、依頼した男の名は無かったーー。
国包が見た”武士の不義”の真実とは。
武士の身分を捨て、刀に向き合うことを選んだ孤高の刀鍛冶、一戸前国包(いっこまえくにかね)。
彼の鍛冶場に、若い女が訪ねてきた。女は、川井太助という男が国包に注文した打刀を、自ら届けたいのだという。
実は川井は、吉良邸討ち入り前日に失踪した赤穂浪士の一人であり、刀は討ち入り半月前に注文されたものだった。
国包は事情を察し川井の行方を探るが、一方で本家を通じ、ある武士を斬ってくれとの依頼が……。
武士の矜持を描く、大好評の時代小説シリーズ第2弾。
作者 | 辻堂魁 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年12月22日 |
以上、将棋や三国志、剣術などをテーマにしたおすすめの小説を紹介しました。それぞれ異なる時代背景や文化を取り上げており、読者の皆さまには、新しい世界を楽しんでいただけることでしょう。それぞれの作品には、登場人物たちの熱い情熱や生きる意味などが描かれており、読み終わった後に、何かを感じ取っていただけることを期待しています。ぜひ、お読みいただき、その世界観に酔いしれてください。また、今回紹介した小説が、新しい作品に出会うきっかけになることでしょう。読書をして、知識や経験を広げていくことは、私たちの人生にとって大切なことです。一度、新しい書籍に手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?おすすめの書籍を紹介するライターでした。
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