心に残る名言満載!ライト文芸の読み返したい小説おすすめ10選「世界でいちばん透きとおった物語」「モノクロの君に恋をする」など話題作をご紹介
そう、名言は心に深く刻まれますよね。本当に。それが、この10冊の素晴らしい小説の中にはたくさん詰まっていますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
不器用な恋愛から始まる一作目。心の奥底では求めていたものがそこにあり、それを知るとき、胸が押しつぶされるように痛い…けれども美しいです。
二作目は、白黒をはっきりつけられない現実を描いた作品。それぞれの色が混ざり合い、新たな色を生み出す瞬間が鮮やかに描かれていますよ。
他にも色々な作品があるので、何が好きかは人それぞれですね。勇気をくれる作品、共感できる作品、読むことで元気になれる作品…どれも素敵です。
どの本も、一度は目にしたことがあるような言葉が、物語の中で新たな力を持って心に響いてきます。そんな経験をぜひ一度、味わってみてくださいね。
『世界でいちばん透きとおった物語』
作者 | 杉井,光 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年05月 |
『モノクロの君に恋をする』
作者 | 坂上,秋成,1984- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2017年07月 |
『彼女の色に届くまで』
作者 | 似鳥,鶏 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年02月 |
『君の膵臓をたべたい (双葉文庫)』
作者 | 住野よる |
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価格 | 697円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2017年04月27日 |
『後宮の烏』
作者 | 白川,紺子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年04月 |
『幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする』
「他人の気持ちが分からない」ことが悩みの谷原豊(18)は、曾祖母の死(享年100)をきっかけに、謎の霊媒師・鵜沼ハルと出会った。自称大正生まれのハルは、幽霊が見えず存在を信じてない理屈っぽい理系大学生の豊に、奇妙な“慰霊”のアルバイトを依頼する。彼女の正体と、この街の秘密とはー。モラトリアムの青春を爽やかに描く、すこし不思議なジェントル・ゴースト・ストーリー。
作者 | 柞刈 湯葉 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2024年06月26日 |
『魔法使いのお留守番 (上)』
世界の果てにある“終島”には、不老不死を手に入れた大魔法使いシロガネが暮らしているというー。永遠の命を求め、世界中の人々が島へと向かったが、誰一人として叶うことはなかった。シロガネの留守を預かる竜のクロと青銅人形のアオは、訪問者を追い払いつつ穏やかな日々を過ごしていたが、ある日衰弱した少年を乗せた小舟が浜辺に漂着しているのを見つけ…。
作者 | 白洲 梓/kokuno |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年05月20日 |
『さよならの仕方を教えて(1)』
これは僕と彼女が出会い、別れるまでの物語。ある事から無気力な日々を送る高校二年生の樋口悠は、久々に登校した教室で転校生の有馬帆花と出会う。「私とお友達になってくれない?」どこかクラスで浮いている彼女を不思議に思いつつも、次第に打ち解けていく二人。そんなある日、姿を消していた幼馴染・水瀬凛が教室に現れた。換わるように消えた帆花。決して交わらない二人と交錯する三人の想いはやがて、一つの事実に導かれー。全てが繋がった先に訪れる驚愕の真相とは?十代の淡い恋と再生を描いた感動作。
作者 | 一条 岬 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年06月25日 |
『境界のメロディ』
二人の音が交わる時世界は色を取り戻す。メジャーデビュー目前にして相方のカイを事故で亡くしたキョウスケは、音楽から距離を置き無気力に生きていた。しかし事故から三年。突然カイがキョウスケの前に現れる。「生きていても、何もやらずに止まったままだったら、死んでるのと一緒じゃん」生前と変わらない歯に衣着せぬ物言い。そして思わずつられて笑顔になってしまう強引さ。キョウスケはカイに説得され再び音楽の世界と向き合い、共に音を重ねる喜びを感じる。でも、カイとの幸せな時間は永遠ではなくてー。
作者 | 宮田 俊哉 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年05月24日 |
『ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。
作者 | 三上 延 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2011年03月25日 |
それぞれの小説が放つ、語り尽くせぬ魅力に触れていただけましたでしょうか。豪華な名言ばかりではございますが、ただの飾り言葉ではなく、作品の核心をひも解く鍵となるものばかりです。読めば読むほど多層的な解釈が生まれ、繰り返し手に取りたくなるのはそういう理由からかもしれませんね。
どの作品も登場人物たちのリアルな心情が生々しく描かれています。人間の奥深さや複雑さを理解することで、見えてくるものが一変することに驚かされることでしょう。それぞれが織り成す物語は、私たちの心に深く響き、見えない何かを震わせてくれます。
また、読者に投げかける哲学的な問いかけも興味深いですね。人生や幸せ、愛とは何か、というような根源的なテーマについて、改めて考えさせられます。一見するとハッピーな物語も、じっくりと考えることで新たな洞察を得ることができるのがライト文芸の魅力ではないでしょうか。
それぞれの作品には登場人物たちの日常や感情、挫折や成長がリアルに描かれています。どれも共感できる要素が溢れており、まるで自分自身の物語を見ているかのような感覚になれることでしょう。
今回ご紹介した作品は、言葉にできない何かを描き出す、ライト文芸の力強さ、美しさを感じていただけることでしょう。心地よい疲れと共に満たされ、まるで一冊の小説を読み終えたあとのような充足感があるはずです。また読み返したくなるそんな作品を、皆さまに届けられたなら、これほど嬉しいことはありません。最後になりましたが、読書は無限の可能性を秘めた旅です。一緒に、その旅を楽しんでいきましょう。
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