タイトルに「雲」が入った小説7選

皆さん、こんにちは。今日は「雲」が舞台やテーマになる小説をピックアップしてみました。センチメンタルなラブストーリーから、冒険心をくすぐるファンタジー作品まで、雲が全体を美しく漂わせています。文学の世界では、雲は変わりゆく情緒や神秘的な世界観を象徴。ミステリー作品では雲が戦火や事件の影を落とし、冒険物語では雲が新たな世界への入り口となることも。心地よい曖昧さと瑞々しさを感じさせる、雲の魅力を存分に堪能させてくれるこの7作品。多様な雲の表現を通じて、小説が持つ無限の可能性を改めて実感してみてはいかがでしょうか。
『小説雲のむこう、約束の場所』

作者 | 新海,誠,1973- 加納,新太 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年06月 |
『ひこうき雲』

韓国文学の新シリーズ〈キム・エランの本〉刊行スタート!
《BTSのRMさんも愛読、韓国で17万部の大ベストセラー小説集》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タクシー運転手のヨンデは、車内で、中国語のテープを聴いている。
数ヶ国語を話せた、死んだ妻が吹き込んでくれたものだ。
何をしても長続きせず、「家族の恥」と周囲に疎まれ、三十六歳で逃げるように上京した彼は、中国の地方から出稼ぎに来ていた親切な女ミンファと出会い、結婚し、貧しいながらも肩を寄せ合うように暮らしていた。
だが、やがて彼女はがんを患って……(「かの地に夜、ここに歌」)。
裏切り。罪。喪失。悲しみ。
韓国文学の騎手が贈る、哀切な8つの物語。
ーーこの空の向こうに、幸せはきっとある。
■日本の読者の皆さんへ
■そっちの夏はどう?
■虫
■水中のゴリアテ
■かの地に夜、ここに歌
■一日の軸
■キューティクル
■ホテル ネアックター
■三十歳
■あとがき
■訳者あとがき
作者 | キム・エラン/古川 綾子 |
---|---|
価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2022年07月16日 |
『スモッグの雲』

1950年代の模索
「スモッグだ!」クラウディアに叫んだ。「あれが見える?スモッグの雲だよ!」
だが彼女は、…何かに気をとられていて、鳥のひと群れが、飛ぶのを見ていた。そして私はといえば……。
存在の仕方が異なる五人の副次的人物との関わりから描かれる「私」という人物像。樹上を軽やかに渡り歩く「ペンのリス」カルヴィーノの1950年代の模索がここにもある。他に掌篇四篇併載。─本邦初訳─
作者 | イタロ・カルヴィーノ/著 柘植由紀美/翻訳 |
---|---|
価格 | 1800円 + 税 |
発売元 | 鳥影社 |
発売日 | 2021年05月06日 |
『雲なす証言 (創元推理文庫)』

作者 | ドロシー・L. セイヤーズ/浅羽 莢子/浅羽 莢子 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 |
『雲を離れた月』

ストーリーとストレンジ
迷いと惑い
影をとられないようにご注意ください
――西崎憲
中学時代のちょっとした遊びの呪いか「20歳までに3人死ぬ」という言葉にとらわれ、消息不明となっていた酒見君を捜し出した源の前に現れたのは…「雲を離れた月」。大学時代の友人、榊君と久しぶりに再会した光安は、思い出話をするうちに彼のお面に手をかけたあの夜のことを振り返る「ある夜の重力」。50万円と引き換えに誕生日を手放してしまった渕上がたどり着いた先には…「7月2日、夜の島で」。「たべるのがおそい」掲載の「エスケイプ」の4編を収録。
作者 | 相川英輔/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 書肆侃侃房 |
発売日 | 2018年06月18日 |
『坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)』

作者 | 司馬 遼太郎 |
---|---|
価格 | 6721円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 |
『疾き雲のごとく (角川文庫)』

作者 | 伊東 潤 |
---|---|
価格 | 673円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年07月21日 |
それぞれのタイトルに「雲」が入った作品たちは、いかがだったでしょうか?「雲」という言葉から連想できる、壮大な自然風景から刹那的な表情まで、どの作品もその個性をしっかりと発揮していますよね。
本や漫画の中で「雲」がどのように描かれているか。それは作者の気持ちや思い、または作品世界自体の表現として使われています。雲は形を変え、色を変え、時には風景全体を覆い隠してしまうことも。その雲を通して捉えられる世界や物語人物たちは、非常に豊かで多彩です。
また、「雲」は物語の舞台や時代、登場人物たちの心情を表現するのにも優れています。明るく輝く晴れの日の雲、低く垂れこめる曇りの日の雲、それぞれがそれぞれの物語を生んでいます。
今回紹介した7作品は、そのすべてが違った雲の形を取り、違った物語を紡ぎ出しています。それらは決して似ているわけではなく、それぞれが自分だけの色を持ち、自分だけの物語を語っています。それぞれの作品があなたにとって、新たな発見や感動を与えてくれたら幸いです。
そして、ぜひ次回もあなたの興味を引くような作品を探し出し、この場で紹介したいと思います。それでは、また次回お会いしましょう。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。あなたが次に手に取る一冊が、また新たな世界を広げてくれますように。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。