降田天おすすめ小説②
「降田天さんの作品を2つ目におすすめするのがこちら。日本の近未来を舞台に、人間の倫理と科学技術の進歩が恐ろしく交錯する物語です。人間らしさや人間性とは何か、という深遠なテーマに挑みつつも、スリリングでハイテンションなストーリー展開で引き込まれます。もちろん、降田天さんらしい繊細な心情描写も見どころ。キャラクターたちの人間ドラマに涙しつつ、次々に明らかになる真相に震え、一気に読み進めること間違いなし。社会派SFと心温まるヒューマンドラマの融合、その両方を楽しみたい方におすすめですよ。」
『すみれ屋敷の罪人』
長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された白骨死体。そこで暮らしていた屋敷の主人と三人の姉妹たちは、終戦前に東京大空襲で亡くなったはずだったが…。死体は一体誰のものなのか。かつての女中や使用人たちが語る、一族の華やかな生活、忍び寄る軍靴の響き、突然起きた不穏な事件。二転三転する証言から、やがて戦下に埋もれた真実が明らかになっていくー。
| 作者 | 降田天 |
|---|---|
| 価格 | 759円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2020年01月09日 |
『朝と夕の犯罪』
別々の人生を歩み、10年ぶりに再会したアサヒとユウヒの兄弟。ふたりはある目的のため、狂言誘拐を実行に移す。その犯罪は成功したかに見えたが、思いもよらない結末を迎えることになった。
それから8年後、神倉駅前交番の警察官・狩野雷太は、マンションの一室で衰弱した男児を保護する。男児の傍らには、餓死した妹の亡骸があった。神奈川県警捜査一課の烏丸靖子は兄妹の母親を取り調べるが、彼女がかつて誘拐事件に巻き込まれていたことがわかり、状況は一変する。悲劇的な事件の裏に横たわる、さらなる衝撃とはーー。
| 作者 | 降田 天 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年09月29日 |
『事件は終わった』
年の瀬に起きた痛ましい〈地下鉄S線内無差別殺傷事件〉。
突然、男は刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。
時は過ぎ、事件に偶然居合わせてしまった人々には、日常が戻ってくるはずだった───。
会社員の和宏は、一目散にその場から逃げ出したことをSNSで非難されて以来、日々正体不明の音に悩まされ始め……(「音」)。
切りつけられた妊婦の千穂は、幸いにも軽傷で済んだが、急に「霊が見える」と言い出して……(「水の香」)。
事件発生直前の行動を後悔する女子高生の響が、新たな一歩を踏み出すために決心
したこととは(「扉」)。
人生に諦念を抱える老人が、暴れる犯人から妊婦を守ろうとした本当の理由とは(「壁の男」)。
など、全6編。
大注目の『このミス』大賞&日本推理作家協会賞受賞作家が贈る、事件が終わって始まった、少し不思議でかなり切ない“その後”を描く連作短編集。
【著者略歴】
降田 天 (ふるた・てん)
執筆担当の鮎川颯(あゆかわ・そう)とプロット担当の萩野瑛(はぎの・えい)による作家ユニット。少女小説作家として活躍後、2014年に「女王はかえらない」で第13回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、降田天名義でのデビューを果たす。18年、「偽りの春」で第71回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。他の著書に、「偽りの春」が収録された『偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理』、『彼女はもどらない』、『すみれ屋敷の罪人』、『ネメシスⅣ』、『朝と夕の犯罪』、『さんず』などがある。
| 作者 | 降田 天 |
|---|---|
| 価格 | 902円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2025年09月19日 |
以上、私が心からお勧めしたい降田天さんの作品たちを2つ、どちらも手放せないほど面白くて切ないストーリーでご紹介させていただきました。彼の作品は、都会の喧騒や日々の疲れから解放され、時には壮大な冒険に誘ってくれます。そのリアルすぎる描写は、私たちの想像力を駆使させ、まるで一緒に冒険をしているかのようなエキサイティングな感覚を味わわせてくれます。そしてなんと言っても、彼の描くキャラクターたちが心に残るのです。彼らは個性豊かで、彼らと共に夢見たり、笑ったり、涙したりします。
繊細な心情描写や世界観の中からは、降田さんの持つ深い人間理解や優れた造詣を感じ取ることができます。心温まるものだけでなく、時には深く考えさせられる作品も多く、読了した後でもその余韻が心に残ります。
作者個人が生んだ創造世界にじっくりと浸って、新しい視点や考え方、感情に触れることが出来るのも、読書の醍醐味ですよね。また、降田さんの作品は細部にまでこだわりが詰まっていて、その結果紡がれる物語は一度読んだだけで満足せず、何度でも読み返したくなってしまう魅力があると思います。
どちらの作品もストーリー性はもちろん、その中に織り交ぜられたメッセージ性も非常に高いので是非、自分自身で体験してみてください。物語の中で描かれるであろう人間の営み、様々な感情の移り変わりに共感したり、考えさせられたりする瞬間がきっとあると思います。これからも降田天さんの進化する世界観を楽しみに、新しい作品を待ち望むことでしょう。それでは皆様、素敵な読書ライフをお過ごしください。
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