降田天おすすめ小説③
今日紹介するのは、降田天さんの作品の中でも特に人気のある一作品です。降田天さんと言えば緻密な情報設計と驚きのストーリーテリングが魅力。しかし、この作品の特徴は、そのすべてをパワーアップさせたかのような圧倒的なスケール感です。各章ごとに物語が飛躍的に進展し、登場人物たちの間で交わされる繊細な心情描写も見どころの一つ。主人公の葛藤を深く描き出した濃密な人間ドラマが展開されます。驚きの結末に向かう中で、読者は主人公たちと共に喜びや悲しみ、時には驚愕の表情を浮かべることでしょう。読み終えた時、感じる余韻がこの作品の最大の魅力と言っていいかもしれません。
『彼女はもどらない』
雑誌編集者の楓は、娘の衣装を自作する人気ブロガーに批判的なコメントをしたことから、自身の過去のブログを匿名掲示板で晒され、陰湿なストーカー被害に遭うようになった。一方、寝たきりの妻を抱える官僚の棚島は、家庭や職場でのストレスを解消するため、ブログで執拗に絡んできた女を破滅に追い込もうとするー。ネット上の二人が現実で交叉したとき、驚天動地のどんでん返しが炸裂する。『このミス』大賞シリーズ。
| 作者 | 降田天 |
|---|---|
| 価格 | 704円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2017年07月06日 |
『さんず』
さんずが死にきれない者の背中に忍び寄る
彼らは三途の川の渡し守ーーー
自殺幇助業者<さんず>が死にきれない者たちの背中にそっと忍び寄る。第13回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家・降田天が描く限界突破ミステリー。生きづらさを抱える人々の背景にある壮絶なドラマを抉り出す。
(ストーリー)
<さんず>の専用ホームページに出てくる二つのコース、「よりそいプラン」と「もろともプラン」。申し込みの際、いずれかのプランを選ぶと<さんず>に導かれ、思いがけない結末へと誘われる。
●店長のパワハラ・セクハラに心を壊されたコンビニ店員の末路は●刑務所に収監されている男を思い続ける女の選んだ道は●ある富豪から蝶のコレクションの譲渡先を見つけて欲しいと依頼が入り・・・●さびれた居酒屋店主が借金を苦に・・・・●赴任先の学校で、上司の玩具にされた女性教師が追い詰められて・・・・連作短編全5篇。
死を望む者の最後の砦<さんず>を通して、生きることの意味を問う。
【編集担当からのおすすめ情報】
「このミス」大賞受賞、推理作家協会賞受賞など数々の受賞歴で大注目の作家・降田天氏が満を持して世に送り出す限界突破ミステリー。数々のミステリー作品を発表してきた降田氏が、今回テーマに掲げたのは「自ら死を望む人」。冒頭からちりばめられた伏線と最終話で明かされる<さんず>の真実。読み出したら止まらないこと必至!是非ご覧ください。
| 作者 | 降田 天 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2022年06月10日 |
『朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理(2)』
マンションの一室で元刑事の警察官・狩野雷太は衰弱した男児と、傍らで餓死した妹を発見する。母親を取り調べるものの、その本名や、なぜ子どもたちを置き去りにしたのかは不明のままだった。しかし、彼女が過去に巻き込まれた誘拐事件が明らかになり、アサヒとユウヒという兄弟が捜査線上に浮かび上がる。彼らがこの誘拐を企んだ理由とは。2つの事件を結ぶ糸は何か? ハラハラが止まらない、心揺さぶる傑作長編ミステリ!
日本推理作家協会賞<短編部門>受賞シリーズ。
第一部 朝と夕
第二部 夜と昼
| 作者 | 降田 天 |
|---|---|
| 価格 | 946円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2024年09月24日 |
それでは、本日ご紹介した3つの作品、皆さんにはいかがだったでしょうか。見事なプロットと人間描写、降田天氏ならではの緻密な世界観、そして時折見せるユーモラスなタッチ、それぞれが独自の魅力を持つ作品ばかりです。また、彼の作品からは有意义なメッセージや感動、人生の洞察も多く得られます。読んだ後に何も感じずにはいられない、そんな深みのある作品が降田天氏の小説の魅力の一部なのです。
もちろん、小説の面白さや面白さは人それぞれ。これまでの内的な旅路を進んで読み終えた後、得られるものも異なるでしょう。正直に申し上げますと、初めて降田天氏の作品に触れる方には、彼の作品特有の世界観や、斬新でユニークなキャラクター達に多少戸惑うかもしれません。しかしそれがまた新たな発見や視点を持つきっかけになるかもしれません。
単に物語を楽しむという以上に、社会や人間の存在、人生観などを再考させられる彼の作品は、何度も読み返したくなる魅力があります。まさに読者の心を掴んで離さない、それが降田天氏の作品の一部なのです。
繰り返しますが、降田天氏の作品は一度読んだだけでなく、何度も読み返してみてください。その度に新たな発見があり、思わぬ反響が返ってくるのを実感できるでしょう。そしてその体験が、皆さんの物語への愛をより一層深めてくれることを心より願っています。
我々が日々の生活の中で感じ、経験するさまざまなエモーションを、降田天氏の作品は美しく、時に厳しく、時に温かく描き出しています。まだ読んだことのない方は、ぜひ一度彼の世界に足を踏み入れてみてください。そして既に彼のファンの方は、新たな作品の発売を心待ちにしていてくださいね。以上、ライターからのちょっぴり長めの愛読者へのメッセージでした。
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