本来の自分とはズレているなと感じる時ーオススメ3選

虹色の世界が広がるファンタジー小説。自分自身の理想と現実のギャップに悩む主人公が、異世界を舞台に自己を取り戻す様子が心に響きます。だれもが一度は経験する自分探しの旅を、美しい言葉遣いで描かれています。
二つ目は青春グラフィティ。リアルな友情と恋愛を描きつつ、自我と他者との関係性について真剣に向き合う姿が共感を呼びます。主人公たちの成長とともに、読者も微笑んでしまう一冊です。
最後はハートフルな漫画。普通の日常が舞台ながら、主人公が人間関係や社会との摩擦により自我を見失う様子が描かれています。しかし、最終的には厳しい現実を乗り越える力を得る過程が、明日への希望を与えてくれます。
『「違うこと」をしないこと』

「違うこと」とは、
“その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。
→→「なんか違う。」その直感がそう教えても、義理とかしがらみ、習慣に縛られて、我慢したり、そんな風に思う自分を責めたりしていませんか。自分を生きるって、むずかしいこと。これをすれば幸せになれるとか、これをやめないと不幸になるとかではありません。自分を生きるためには、まずは自分に正直であること。本来の自分を生きるには違うことをしないことが大切なのです。
その生き方のヒントがこの本にはあります。文庫化にあたり、書下ろしも充実。新たに25問、読者からの質問にばななさんが答えます。文庫版おわりにも書下ろし収録。
第一章 自分を生きる
自分を生きるって、むずかしい/ノイズが多いから、人は何度も自分を見失う/違うことをしなければ、違わないことがちゃんと返ってくる
第二章 対談 吉本ばなな+白井剛史(プリミ恥部)
第三章 わたしを生きる
子ども時代を生き延びるということ/自分が変わっていなくても、周りが変わってしまう/人間は全部見せて歩いている/人間の本質を一瞬でズバリと見抜く目。経験を積むことで、それが研ぎ澄まされていく/「自分は自分」という人ばかりだと、空中分解してしまう/自信を取り戻すということ
第四章 対談 吉本ばなな+CHIE
第五章 時間、お金、神様、わたし
第六章 教えて、ばななさん。
もっと教えて、ばななさん。
おわりに
文庫版おわりに
作者 | 吉本 ばなな |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年11月20日 |
『ほどよく孤独に生きてみる』

作者 | 藤井/英子(医師) |
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価格 | 不明 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 |
『私とは何か : 「個人」から「分人」へ』

作者 | 平野,啓一郎,1975- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年09月 |
それぞれの作品に共通するのは、主人公がある時点で「自分って、本当はこんな人間じゃないんじゃないか?」と自己の本質に向き合うというテーマです。それぞれ異なる状況や環境下で、自分が今まで信じてきた自己イメージがゆらぎ始める…そういった揺らいだ瞬間を、鮮やかに描き出しているのが魅力的なんですね。
人間という存在は、一人一人が持つ感情や思考が、かけがえのないオリジナルな自分を作り上げています。でも、それは時と場所、立ち位置によって大きく変わることもあるのです。それらを知ることで、自分が持つ可能性や、これまで見逃していた本質的な自分を見つけるきっかけになると思います。
ただし、自分とは何かを追求するのは決して容易なことではありません。でも、それぞらの作品を通して、まるで主人公と一緒に自己探求をするかのような感覚に浸ることができるでしょう。自分が思っていた自分とは違う何かを見つける旅を経験することは、非常に特別なものだと思います。
この3作品は、そんな自己探求の旅に出る勇気を与えてくれる作品です。全く異なる背景や個性を持つ主人公たちは、一見特別なようでいて、誰もが抱える普遍的な疑問を抱きながら、自己と向き合っています。読者の皆さんが、これらの作品を通じて自分自身と深く向き合い、新たな自己発見の旅に出るきっかけとなれば幸いです。
読み終わった後に、自問自答を繰り返しながら、自分の心が少しでも成長し、変わるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありませんよね。それでは皆さん、新たな自分との出会い、そしてその奥行きを探る旅を、どうぞ楽しんでくださいね。今回紹介した3作品が、そんな冒険の一部となりますように。
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