角田光代のエッセイ おすすめ6選
人気小説家の角田光代さんだけれど、同じくらいエッセイも魅力的ですよ。日常の中にある小さな出来事や感じたことを丁寧につづったエッセイは、読んでいて心がほっと温まる感じがします。それぞれのエッセイには、彼女の優しくも力強いメッセージが込められていて、その言葉たちが胸に深く刺さります。余韻が長く、読後も心に残る作品ばかりですよ。また、角田さん特有のユーモラスな表現も魅力の一つです。これから紹介する6つのエッセイは、それぞれ異なる角度から角田光代の世界を垣間見ることができる作品達。ぜひチェックしてみてください。
『よなかの散歩』
恋人にカレーが好きといわれるがっかり感。住んでわかった新しい「家族」のすごいところ。なぜ私は家計簿をかかさずつけるのか。そして、なぜ子供が写った年賀状が好きなのか?…食べ物、暮らし、旅のこと、人のこと。あせらずに、りきまずに。流れる毎日のあれこれをやわらかく綴る、小説家カクタさんの生活と(ちいさな)意見。共感保証付き、日常のおもしろさ味わいエッセイ。
作者 | 角田光代 |
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価格 | 539円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2014年03月 |
『いつも旅のなか』
ロシアの国境で居丈高な巨人職員に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、キューバでは命そのもののように人々にしみこんだ音楽とリズムに驚く。五感と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅の記録。
作者 | 角田 光代 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2008年05月24日 |
『明日も一日きみを見てる』
トトの存在が、私の日々の、あるいは私のしあわせ感の、基点になったのだと思う。(あとがきより)
集合住宅から一軒家に引っ越しをした角田さん。
外猫とのはじめての遭遇と脱走事件、虫取り事件にハゲ事件。
アクシデントは絶えないが、猫との暮らしそのものには、パンデミックのなかでも変わらない単調さがある。
ごはんを用意したりおやつをあげたり、腹に乗せたり顔マッサージをしたり。
猫との静かな日常のくり返しがずっと続いていくことを、全世界の全ての猫の幸福を願ってやまない、愛情あふれるエッセイ集。
作者 | 角田 光代 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年02月10日 |
『今日もごちそうさまでした』
「食べられない」から「食べる」に移行するときには、ダイナミックな感動がある(あとがきより)。自他共に認める肉好きのカクタさんに、食革命が起こった。なんと苦手だった野菜、きのこ、青魚、珍味類が食べられる! 次々出会う未知の食材は、買って作って味わう毎日を楽しい発見で彩ります。三度の食事に思いをこめて。読むほどに、次のごはんが待ち遠しくなる絶品食エッセイ。
作者 | 角田 光代 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2014年07月29日 |
『わたしの容れもの』
人間ドックの結果で話が弾むようになる、中年という年頃。ようやくわかった豆腐のおいしさ、しぶとく減らない二キロの体重、もはや耐えられない徹夜、まさかの乾燥肌……。悲しい老いの兆しをつい誰かに話したくなるのは、変化するカラダがちょっとおもしろいから。劣化する自分も新しい自分。好奇心たっぷりに加齢を綴る共感必至のエッセイ集。
作者 | 角田 光代 |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2018年04月10日 |
『幾千の夜、昨日の月』
友と語り明かした林間学校、初めて足を踏み入れた異国の日暮れ、終電後恋人にひと目逢おうと飛ばすタクシー、消灯後の母の病室…夜は私に思い出させる。自分が何も持っていなくてひとりぼっちであることを。
作者 | 角田 光代 |
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価格 | 440円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年01月24日 |
以上、角田光代さんのエッセイ6選をお届けしました。どの一冊を手に取っても、彼女の独特の視点と心温まる言葉選びが感じられることでしょう。おそらく何度も手に取り、何度も読み返すことになるでしょう。それぞれのエッセイは、日常生活の中のちょっとした出来事や心情を丁寧に描いています。その細やかさは、読者を深く引き込んでいき、自身の生活や考え方について改めて考えさせてくれます。
角田光代さんのエッセイは、とても人間的で、読んでいると自分自身を見つめ直すような気持ちになります。毎日の生活や人間関係、仕事や趣味について、深いところで考えてみたいと思ったら、ぜひ一度手に取ってみてください。一つ一つのエッセイが、自分自身への問いかけのように感じられるでしょう。
また、登場するキャラクターやエピソードには、角田さん自身の体験や考えが織り込まれています。それらを読み解きながら、彼女の世界観や人生観を垣間見ることもできます。たくさんの読者が共感し、心に留めている言葉やエピソードがきっと見つかるでしょう。
角田光代さんのエッセイを読むと、時折、笑顔になったり、涙があふれてきたりすることがありますが、それは彼女の言葉が直接心に届くからこそです。誰かへのプレゼントにも、自分自身へのご褒美にもぴったりな一冊です。心地よい余韻を感じること間違いなしの、角田光代さんのエッセイ。ぜひともお手元に、お楽しみください。
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