微分積分学の習得は、大学数学の中でも特に厄介で、初めて取り組むときはとても大変ですよね。でも、この一冊はその拷問めいた勉強をちょっとでも楽しく、そして効率的に進めるための良きパートナーになってくれることでしょう。

まず、この問題集の特長は「理解」から「応用」までしっかりカバーしていること。基本的な公式の意味から応用問題までを丁寧に説明し、理解度を確認しながら進められるのが嬉しいポイントです。しかも、毎章の終わりには総合的な問題もあり、各トピックを網羅的に理解することが出来ます。

また、問題集だけではなく、各章ごとに解説も付いているので、自分で勉強する方には特にオススメ。解けなかった問題の答えを確認しつつ、なぜその答えになるのか詳しく解説されているので、理解度が深まります。何度も挫折しかけたあなたもこれなら頑張れるはず。

もちろん、納得いくまで解答と向き合うのも大切。道具を使えば答えが出てくる、そんな表面的な理解ではなく、「なぜそうなるのか」を追及し、自分のものにするためには、ひたすら問題と向き合うしかありません。その道程を、この一冊は一緒に歩んでくれるはずです。

勉強は独りで進めるものではありません。教科書、ノート、そしてこの問題集、一緒に頑張れば、微分積分学の山は越えられるはずです。微分積分学の壁に挑むすべての学生たちに、この一冊を心から推奨します。気がつけば、以前よりも確かな一歩が踏み出せていることに驚くでしょう。