バスク地方の食文化を知る本4選

バスク地方の美味と文化に触れられる4冊をご紹介します。まず1冊めは、バスク地方の伝統的料理を紹介する料理本。地元の食材を活かした自然豊かな味わいに驚くでしょう。次に、旅行記形式でバスク地方を巡る本。地元の人々と共に過ごす日々を通じ、食文化への理解が深まります。3冊目は、バスク地方のレストランを舞台にした小説。繊細な調理風景と登場人物の心情描写から、地元料理への愛情と誇りが伝わります。最後に、バスク地方の食材や料理が美麗に描かれた絵本。子供から大人まで楽しめる内容ですよ。
『美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ』
| 作者 | 金栗,里香 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | イカロス出版 |
| 発売日 | 2024年02月 |
『修道院の煮込みスペインバスクと北の地方から』
スペインバスクおよび北部の修道院で教わった、伝統料理と修道女の日々の暮らしぶりを紹介。スペインの多くの伝統料理が生まれた修道院。中でも煮込み料理は歴史が長く、修道女たちの得意料理のひとつとされています。“今あるもの”で献立を考える修道院では、煮込み料理は作りやすく、栄養バランスがとりやすく、体にやさしいといいことばかり。冬場にとても冷える修道院では、寒い日に体を温めてくれる煮込み料理は、この上なくありがたい料理なのです。スペイン家庭料理研究家・丸山久美さんが、スペインバスクおよび北部の修道院を訪ねて修道女から教わったレシピと、文献からのレシピをまとめた本書。煮込み料理を中心とした1皿目、2皿目、デザートの献立形式での提案と、単品の煮込み料理を数多くご紹介しています。このほか、修道院の一日の過ごし方や、修道院の台所や食堂、器についての解説と、現地で撮影した写真もたっぷり掲載。ページを開いて、スペインバスクと北部の修道院の妄想の旅に出かけましょう。
| 作者 | 丸山久美/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 主婦と生活社 |
| 発売日 | 2023年10月20日 |
『バスクの修道女 畑と庭の保存食』
一般の人が立ち入ることのできない修道院の中では、できるだけ自給自足の生活を重んじています。
畑では四季折々の野菜を育て、庭の木々にはたわわに果物が実り、香り高いハーブも茂っています。
たくさん収穫した野菜や果物を料理をし、食べきれないものは保存食にして季節をまたいで大事に食べます。
本書では修道女たちが実際に作っている保存食、ジャム、コンポート、シロップ漬け、オイル漬け、酢漬けなどの加工方法、そしてそれらを使った料理を紹介します。
はじめに/修道院とは/修道女たちの1日/おもな保存食の種類/長期保存するために/春の保存食/夏の保存食/秋の保存食/冬の保存食/庭のハーブを使って/ご近所さんのおすそ分け(ホワイトアスパラガス、カタクチイワシ、ビンナガマグロ)/コラム(修道院の養鶏、バスクのリキュール、秋のごちそう・鶏肉のテリーヌ、肉の保存食・豚肉のスパイス漬け)など
| 作者 | 丸山 久美 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | グラフィック社 |
| 発売日 | 2024年03月08日 |
『バスク料理大全 家庭料理、伝統料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100』
フランスとスペインにまたがるバスク地方は、海と肥沃な土地に恵まれ、「世界一の美食の街」サン・セバスチャンなど「美食の宝箱」と謳われ、世界中から料理を学びに、あるいは味わいに料理人が集まる、世界の料理をリードする地域です。
その世界が注目するバスク地方で広く愛される一般的な定番料理を、家庭料理から季節の特別料理、地方に伝わる伝統料理やミシュランの星付きレストランで出されるメニューまで網羅しながら厳選。
日本で再現可能な100の特別レシピをフレンチバスクとスペインバスク両方のレシピを50ずつ掲載しています。
監修は、それぞれ現地で修行を積み、気鋭の若手で評価も人気も高い、東京・渋谷「Saint-Jean-Pied-de-Port(サンジャンピエドポー)」のオーナーシェフ和田直己と、東京・西麻布のスペイン料理レストラン「FERMiNTXO(フェルミンチョ)」のオーナーシェフ作元慎哉。
現地を訪れたことのある人々から絶大な支持を集めながらも、バスク料理を初めて味わう日本人でも美味しく食べられる独自の絶賛レシピを考案。
日本で手に入る新鮮な旬の食材と、バスク直輸入の食材を使い、本場の味を再現しています。
また、バスク地方の食習慣から、バスクの食にまつわる行事や祭り、独特の習慣「美食倶楽部」や、最新レストラン事情などを貴重な写真と共に紹介し、その背景となるバスクの食文化や歴史も網羅するなどコラムも充実。
食材からワインやチャコリ、シードル等飲み物など便利など、プロの料理人の方にも貴重な資料も付いています。
| 作者 | 作元 慎哉/和田 直己 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | 誠文堂新光社 |
| 発売日 | 2016年06月09日 |
『行ったつもりのバスク料理』
スペインはバスク地方にはまって早10年近く。食べることと飲むことが大好きな編集屋の著者が、いよいよ趣味と実益を兼ねたこの本を世に放つ!大好きなサン・セバスチャンの、美味しいピンチョスとバルに溢れた街の雰囲気を紹介する1冊。東京の予約が取れない人気店「ランブロア」監修。
| 作者 | 黒澤 麻子/中村 メグミ |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | ブックマン社 |
| 発売日 | 2020年10月02日 |
それぞれの作品を通して、バスク地方の食文化の奥深さへの理解が深まり、まるで実際にバスク地方を訪れているかのような感覚を味わえることでしょう。それぞれが、バスク地方の土地、文化、人々の視点とともに美食の世界を描いているんですよ。ただ、ただ食事の一部を描いているのではなく、かけがえのない文化や風土としての食事がこの地方の人々の生活術として描かれ、良く練られたストーリーの中に埋め込まれています。
そしてそれが、読者に対して、料理の背景にある思いや、調理に対する繊細な心遣い、そしてどのようにそれがバスク地方の人々に愛され続けてきたのかを描く、適切な視点となるのです。一度読めば、ますますバスク地方を訪れたくなるような魅力が詰まっています。
たとえ現地に行けなくても、それぞれの作品が描き出す風景を通じて、バスク地方の魅力を堪能できるでしょう。そして、それが新たな料理に挑戦するきっかけとなり、または新たな視点から日常の食事を見つめる機会を提供してくれるはずです。
もし、今までバスク地方の食文化についてよく知らなかったという方も、これらの作品を読むことで、その美味しさと深さに驚くことでしょう。さあ、キミもこれらの作品を手に取って、バスク地方の食文化の素晴らしさを知る旅に出かけてみませんか?楽しみながら学べる冒険が待っていますよ。それでは、次回も素敵な作品を紹介するために、私の読書の旅は続きます。皆さま、良い読書を。
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