企業価値を高める方法の本 おすすめ4選

皆さん、企業価値を上げるためにどんな方法があるか知りたいですよね?今日は、そのヒントが詰まったおすすめの本を4冊ご紹介します。まず1冊目は、資本主義の基本からしっかり学べる一冊。深い理論に基づいた戦略が多く紹介されており、ビジネス初心者でもわかるように解説されています。次に、具体的な経営戦略を学べる本です。事例を多く引用しながら、どのように企業価値を高めていくかが具体的に書かれています。3冊目は、社員一人ひとりの能力向上にフォーカスした本。最後に、イノベーションを引き出すための方法を解説した本です。これらを読めば、企業価値向上の新たな視点を得られることでしょう。
『企業価値最大化経営』

2024年現在、2014年8月に経済産業省より公表された伊藤レポート(Ito Review)や2010年代中盤以降に東京証券取引所より次々と公表された各種原則・提言(CGコード・スチュワードシップコード・資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について等)、また、近年増加傾向にある同意なき買収(敵対的TOB)やオーナー経営者の高齢化に伴う事業承継型M&Aの影響もあり、本邦企業経営界において上場企業を中心に企業価値最大化経営への機運が高まり続けている。
本書は、最重要経営指標である「企業価値」の最大化を目標に定めた企業経営である「企業価値最大化経営」を徹底考察した決定版!
企業価値最大化経営とは何か、2つのキードライバー「CEO×M&A」の方法論と要諦という基本を解き、応用、発展では、業界No.1・日本No.1・世界No.1・史上No.1企業の20事例を通じて「企業価値最大化経営」の読み(読解)・描き(構想)・そろばん(計画)能力の向上が可能。
日本で数十件・数兆円の経営変革・M&Aを支援してきた著者ならではの実戦知を大胆に公開!!
企業価値最大化経営:企業価値最大化の実現を目標に定めた企業経営
第1章 企業価値最大化経営の基本
1-1. 企業価値最大化経営とは
1-2. 企業価値最大化を実現し続けるCEOの方法論と要諦
1-3. 企業価値最大化を実現し続けるM&Aの方法論と要諦
第2章 企業価値最大化経営の応用
2-1. 企業価値最大化経営の恒常化と第二創業のリーダーシップ─ 創業初期企業
2-2. 事業ポートフォリオ戦略で勝負あり─ 時価総額100億円から1000億円を目指す企業
2-3. 中長期ビジョンで新時代へ─株価低迷・成長鈍化企業
2-4. オーナー家によるビジョンの構想と決断が全て─地方同族企業
2-5. 有期限内で集中的に結果導出─ファンド傘下企業
2-6. CEOのリーダーシップで未来を拓く─業界再編下にある企業
2-7. 全社共通企業文化の上に築く─コングロマリット企業
2-8. CEOの世界観・人生観に基づく企業理念に帰結─グローバルトップ企業
2-9. 次の100年ビジョン、新創業のリーダーシップ─創業100年企業
2-10. 基本を確実に─再生企業
第3章 企業価値最大化経営の発展
3-1. ザ・経営承継─ハイデイ日高
3-2. より野心的に─ベイカレント・コンサルティング
3-3. より大きな社会貢献を初代の企業家精神で─島津製作所
3-4. 目指すはIPビジネス業界世界No.1─バンダイナムコホールディングス
3-5. 総合商社業界No.1企業へのリーダーシップ ─オリックス
3-6. 金川経営+αで総合化学メーカー業界世界No.1企業へ─信越化学工業
3-7. 世界を代表するWell-being カンパニー─トヨタ自動車
3-8. 食の力を解放し全ての人々の生活の質を高め続ける─ネスレ
3-9. よりよい世界を築き続ける伝統的小売企業─ウォルマート
3-10. 時代を創る─アップル
第4章 企業価値最大化経営の実戦
4-1. 企業価値最大化経営の実戦における要諦
4-2. 企業価値最大化経営の実戦で外部アドバイザーを起用する場合の要諦
作者 | 澤 拓磨 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 日経BP 日本経済新聞出版 |
発売日 | 2024年05月07日 |
『企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践』

技術革新と人口動態の変化という大きな構造変化のなかで勝ち残るためには、企業理念に基づく組織能力の強化と企業価値向上が必須。
ジョブ型議論の本質も、企業理念を体現する「プロ人材」の育成・確保と、これによる企業価値向上にある。
国内および外資系の銀行・証券、保険会社における長年の経験をもとに、1戦略的人材ポートフォリオの実現、2人的リスク管理、3ダイバーシティ経営・健康経営を中心課題に据え、その道筋を徹底解説。
序 論 「ジョブ型雇用への転換」議論の本質
0.1 ジョブ型雇用とは何か
0.2 組織・人事改革時にありがちな問題と対応の方向性
第1章 企業価値を高めるための取組課題と組織能力の再構築
1.1 企業価値を高めるための3つの取組課題
1.2 3つの課題に取り組むための組織能力の再構築
第2章 戦略的人材ポートフォリオ実現のための必要条件
2.1 2つの必要条件
2.2 人材ポートフォリオ設定・運用の枠組み
2.3 働きやすさとエンゲージメントの向上
第3章 人材マネジメントの思考と実践
3.1 人材マネジメントに期待される機能
3.2 人材マネジメントサイクルと人事の5大機能
3.3 ウィズ・コロナ、ポスト・コロナの人材マネジ
メントの方向感
3.4 人事の5大機能の思考と実践
3.4.1 採 用
3.4.2 配置・異動
3.4.3 教育・研修
3.4.4 評 価
3.4.5 評価を軸にした人材発掘・育成、パフォーマンス・マネジメント
3.4.6 処 遇
3.4.7 健康管理
第4章 3つの課題実現のための人事部門の体制・役割
4.1 人事部門のミッション・ビジョン設定
4.2 人事部門の組織・役割分担
4.3 人事部門の運営方針・業務計画
作者 | 石田 雅彦 |
---|---|
価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 一般社団法人金融財政事情研究会 |
発売日 | 2021年08月20日 |
『企業価値を高める経営 投資家との協創が生む持続的成長』

企業価値向上に成功している企業の秘訣は何か。
東京証券取引所「企業価値向上」表彰企業6社に学ぶベストプラクティス
各分野の専門家が多角的に分析!
<本書に寄稿する専門家>
伊藤邦雄(一橋大学大学院経営管理研究科特任教授)
津森信也(経営財務研究所代表)
澤上篤人(さわかみホールディングス代表取締役)
スコット・キャロン(いちごアセットマネジメント代表取締役社長)
円谷昭一(一橋大学大学院経営管理研究科准教授)
<本書で取り上げる「企業価値向上」表彰企業>
塩野義製薬
花王
ピジョン
オムロン
丸紅
ユナイテッドアローズ
<「企業価値向上」表彰とは>
東京証券取引所が、2012年から、企業価値の向上をテーマに掲げて実施。東証市場に上場するすべての上場会社を対象に、自社の資本コストを意識し、それを上回る資本生産性を実現することにより企業価値を高める「企業価値向上経営」を実践している会社を、年に一度選定し、表彰しています。
第1章 持続的な企業価値の創造に向けて
伊藤邦雄(一橋大学大学院商学研究科特任教授)
1 企業価値経営が喫緊の課題に
2 軽視されてきた資本生産性
3 資本コストに着目した企業価値表彰制度の創設
4 4つのM
5 協創と対話・エンゲージメント
6 ESG投資の台頭
7 「伊藤レポート2・0」
8 二項対立を超えて
第2章 企業価値向上経営の意義と実践に向けて
津森信也(経営財務研究所代表)
1 会社は誰のものか
2 企業価値向上経営の基本
3 企業価値向上経営の実務
4 企業価値向上経営のための必要条件
第3章 ケーススタディ 表彰企業のベストプラクティス
ケーススタディ1 塩野義製薬 持続的な企業価値創造を目指した経営の実践
ケーススタディ2 花王 「よきモノづくり」と「絶えざる革新」の130年
ケーススタディ3 ピジョン 社会価値と経済価値の双方を創出
ケーススタディ4 オムロン 経営力とエンゲージメントの融合
ケーススタディ5 丸紅 4つの枠組みで経営危機を脱出
ケーススタディ6 ユナイテッドアローズ 経営理念の浸透が企業価値創造の源泉に
第4章 企業価値向上と長期投資
澤上篤人(さわかみホールディングス代表取締役)
1 企業価値向上表彰は画期的な制度
2 アクティブ運用を再評価しよう
3 長期投資の企業分析実務
第5章 「対話」が企業価値を高める
スコット・キャロン(いちごアセットマネジメント代表取締役社長)
1 はじめに
2 「対話」こそ日本らしさの一つ
3 経営責任と株主責任
4 企業価値向上活動を支援する株主
5 長期投資家にとっての「対話」
6 投資家と経営者、両方の役割から思うこと
7 企業とのエンゲージメント事例
第6章 表彰候補50社から見えた経営の強さ
円谷昭一(一橋大学大学院商学研究科准教授)
1 表彰候補会社の株価の特徴ーTOPIXを上回る
2 表彰候補会社の業績の特徴ー高い利益創出能力
3 表彰候補会社の資本生産性と経営の特徴ー資本コストへの意識
4 表彰候補会社の3つの特徴
作者 | 日本取引所グループ/東京証券取引所 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日本経済新聞出版社 |
発売日 | 2018年11月27日 |
『企業価値経営』

■資本生産性とサステナビリティをいかにして共に高めるか? 経産省「伊藤レポート」実践のための書がついに登場しました。ロングセラー『新・企業価値評価』の骨格に、いま日本企業が直面する環境激変、あらゆる課題を盛り込み全面刷新。非財務・ESGにも目配りしながら、分析・評価・創造で企業価値ストーリーを紡ぎます。経営実践のための必読書です。
■本書のテキストとしての特徴
(1) 「企業価値経営」の全体像を解説
企業価値を評価する手法や概念が、経営という実践の場でどのような意義を持ち、どのように活用されているのかをわかりやすく解説します。日本企業が直面している課題や現実にもとづいて理解できるよう、豊富な国内事例を取り上げました。
(2) 基本から応用、実践までを理解できる3部構成
1. 分析編では、会計数値などを駆使しながら企業の競争力や企業行動を解析するファンダメンタル分析に主眼を置いています。
2. 評価編では、ファイナンスの理論やツールを活用して企業価値を算定します。難解に見える手法も、本質部分の考え方は驚くほどシンプルです。
3. 創造編では、「ある出来事に直面した企業が、本書のフレームワークを使っていかに課題を解決していくか」を1つの経営ストーリーとして追いかけます。
序章 価値思考が未来を変える
第2章 企業価値評価のフレームワーク
<第1部 分析編>
第3章 財務諸表から読む企業活動
第4章 戦略的ファンダメンタル分析
第5章 経営戦略分析
第6章 会計戦略分析
第7章 [ケース・スタディー]電機業界のファンダメンタル分析
<第2部 評価編>
第8章 企業価値とバリュエーション
第9章 証券市場と企業評価
第10章 資本コストの測定と管理
第11章 [ケース・スタディー]ピジョンの企業価値評価
第12章 EVAバリュエーション
第13章 企業価値創造のためのM&Aと事業ポートフォリオ改革
第14章 無形資産の価値評価と戦略的活用
第15章 非財務・ESG情報による企業評価
<第3部 創造編>
第16章 青天の霹靂
第17章 価値思考
第18章 さらなる企業価値創造に向けて
作者 | 伊藤 邦雄 |
---|---|
価格 | 4620円 + 税 |
発売元 | 日経BP 日本経済新聞出版本部 |
発売日 | 2021年04月23日 |
以上、企業価値を高めるための4冊の本を紹介させていただきました。それぞれが違う切り口や視点から、実際のビジネスシーンで活用できる知識や情報、さらには成功へのヒントを教えてくれます。よく読んで理解すれば、様々なシーンでの思考法や行動指針として使えることでしょう。
また、それぞれの本にはそれぞれの著者が持つ独自の視点や考え方が詰まっています。これらを通じて、ビジネスの現場だけでなく日々の生活の中でも使える知識や考え方を得ることができるかもしれません。
しかし、ただ読むだけではなく、自分自身の頭で考え、行動に移すことが何より重要です。本から得た知識だけでなく、自分の経験やアイデアを組み合わせて、自分だけの企業価値向上策を構築することが求められます。
ぜひ一冊でも手に取ってご覧いただき、具体的な行動のヒントや新たなビジネス観を見つけていただければ幸いです。
それぞれの本が、あなたのビジネスライフに新たな視点をもたらし、さらなる成功への一歩となることを心から願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。