最上級の夏が来る『夏の小説』10選

夏ですね、リーダーの皆様。水着や浴衣、花火や海、それとも氷菓子でしょうか。あなたが思い浮かべる「夏」は何でしょう。今回はそんな夏を描いた作品を10選ピックアップしました。「青春の1ページを切り取る恋愛物語」もあれば、「心踊る冒険活劇」もある。「深遠なる人間の内面を掘り下げる心理劇」に、「静かなる日常を描くスライス・オブ・ライフ」まで。暑さを忘れて一冊でも読めば、あっという間に冷房の効いた室内が白砂のビーチに変わります。さぁ、準備はいいですか?最上級の夏が来ますよ。
『君と夏が、鉄塔の上』

作者 | 賽助,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2018年05月 |
『この恋が壊れるまで夏が終わらない』

これは、先輩と過ごす最後の夏の物語ーー。時を遡ることができたなら。誰でも夢見る力を僕は生まれつき持っていた。そんな能力もさして活用せずにひっそり過ごしてきたけれど、高校に入り初めて恋をする。相手は図書委員の純香先輩。放課後は司書室に入り浸り、僕の青春は色づいていった。けれど夏休み最後の日、先輩は凄惨な死体で発見される。先輩を救うため、僕は時を遡るーー。切なくも甘いタイムリープ青春ミステリ。
作者 | 杉井 光 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2022年04月26日 |
『この夏のこともどうせ忘れる (ポプラ文庫ピュアフル)』

作者 | 深沢仁/絵津鼓 |
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価格 | 634円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2019年08月09日 |
『夏休みの空欄探し』

作者 | 似鳥,鶏 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2024年06月 |
『サマーゴースト』

“サマーゴースト”という幽霊が現れるという。
夏、使われなくなった飛行場、花火をすると、彼女は姿を現すらしい。自殺した女性の幽霊なのではないかという噂だ。
ネットを通じて知り合った高校生、友也・あおい・涼。3人は“サマーゴースト”を探すために集まった。
3人は幽霊に聞いてみたかった。“死ぬって、どんな気持ちですか?”それを聞くべき理由が、3人にはあったのだーー。
10代からイラストレーターとして活動し、近年はアニメ、作詞、小説、漫画、と多彩なクリエイティビティを展開する俊英・loundraw。
その初監督の劇場アニメーションを、乙一が小説化!
『花火と幽霊』をモチーフにした姉妹作のオリジナル小説『一ノ瀬ユウナが浮いている』も好評発売中。
作者 | 乙一/loundraw |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年07月19日 |
『サマーウォーズ』

数学しか取り柄がない高校生の健二は、憧れの先輩・夏希に、婚約者のふりをするバイトを依頼される。一緒に向かった先輩の実家は田舎の大家族で!? 新しい家族の絆を描く熱くてやさしい夏の物語。
作者 | 岩井 恭平/細田 守 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年07月25日 |
『夏の体温』

夏休み、小学三年生の瑛介は血小板数値の経過観察で一ヶ月以上、入院している。退屈な病院での日々。そんなある日やって来たのが「俺、チビだけど、九歳」と陽気に挨拶する同学年の壮太だった。低身長の検査入院らしい。たちまち打ち解けた二人。でも一緒にいられるのは、あと少ししかないーー表題作「夏の体温」。大学生男女の新たな歩みを描く「魅惑の極悪人ファイル」と掌編「花曇りの向こう」の全三編。ビターな想いをじんわりと温かく包みこむ、瀬尾ワールドの真骨頂! 文庫版特典として、巻末にエッセイを収録。
作者 | 瀬尾まいこ |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2025年06月11日 |
『夏のピルグリム』

【第12回ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞作!】
喪失を知った少女の再生を描く、一夏の巡礼の旅。
「わたしには夢を持つ資格はない」
必死で受験して入学した中学校には馴染めず、厳しい母親に叱られ家庭でも居場所がない。
中学一年生の夏子は日々を無気力に過ごしていた。
心の支えは、妹のチイちゃんと共にお話を創ること、
そしてチイちゃんの推しているアイドル・羽猫くんの動画を一緒に視聴すること。
しかしそんな夏子の様子を見かねた母親は、
夏子が目を背けてきた「現実」を突き付けてくる。
さらに同時期に羽猫くんが活動を休止し、
宮崎の田舎へ戻ったという情報が。
すべてを失った夏子は巡礼の旅に出る。
東京から、宮崎へ。
道中様々な大人と出逢い、時に助けられながら、
夏子は少しずつ夢を取り戻していく。
■著者プロフィール
高山環(たかやま・かん)
『夏のピルグリム』で第12回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞。『ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕』(宝島社文庫)でデビュー。
作者 | 高山 環 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2024年07月18日 |
『夏休みルーム』

作者 | はやみね,かおる,1964- しきみ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2021年07月 |
『エブリリトルシング夏休みのキセキ』

作者 | 大村,あつし,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 主婦と生活社 |
発売日 | 2024年07月 |
以上、夏の香りが漂う10冊の小説をご紹介しました。いずれの作品も、それぞれが持つ独自の夏の風景を描き出し、読む者の心を温めてくれることでしょう。開放的な季節の雰囲気とともに、あたたかな陽光がまぶたをくすぐり、海のさざめきや風の囁きが耳に聞こえてきます。主人公たちの心情と共に移りゆく季節、葉の繁る夏をこよなく愛した作家たちが織りなす物語は、あなたにとって夏の一部になること間違いないでしょう。
これらの作品を手に取って、あなた自身の夏を創り上げる旅に出てみてはいかがでしょうか。暑さを逃れるための読書、海辺でゆったりと過ごすひととき、星空の下での秘密の時間。それぞれの作品が、あなたの夏をより一層彩ってくれるでしょう。また、読み終わった後に感じるさびしさや切なさも、きっと今年の夏の思い出として心に刻まれることでしょう。
太陽が頂点に達する炎帝、草木が生き生きと息吹を吹き返す夏。その短い期間を最大限に楽しむことができるよう、選んだ10冊が何かの参考になれば幸いです。どの作品も、あなたが夏を感じるための一助となり、胸に残る一冊となることを願っています。夏の太陽が、あなたの読書の時間を明るく照らし続けますように。
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