社会の枠組みを考察!社会学についてのおすすめエッセイ20選「見えないから、気づく」「マイナーノートで」など名作をご紹介

私たちが日々生活する社会、その裏側にはいくつものルールや枠組みが存在しています。それを考察するのが社会学。なかなか難しそうで敬遠しがちですが、社会学についてのエッセイを読めば、身近な話題から幅広い視点で学ぶことができますよ。知的好奇心を掻き立てる作品から、社会の闇を描き出す作品まで、多彩な作品をご紹介。人間関係や仕事、恋愛といった日常に対する深い洞察力が魅力的な一冊は、「見えないから、気づく」。一方、「マイナーノートで」という作品では、マイノリティの視点で社会を問い直すスタンスに、心が揺さぶられます。世の中の常識が一変するかもしれない20冊、ぜひご体験ください。
『見えないから、気づく』

作者 | 浅川,智恵子 坂元,志歩 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2023年10月 |
『マイナーノートで』

作者 | 上野 千鶴子 |
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価格 | 1782円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2024年10月28日 |
『いいね! ボタンを押す前に』

〈ジャーナリスト、研究者、エッセイストらが、今のネット空間を徹底解説〉
炎上しない、人を傷つけない、無意識に差別しないため、どんな点に気をつければいいのか、SNSユーザーの基礎知識が満載!
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生活になくてはならないスマホだけど、SNSではいつも誰かがケンカしているし、何か言ったら絡まれたりする。
「エコーチェンバー」「フィルターバブル」「アテンション・エコノミー」……。
ネット空間にはもともと人を孤立化させ、分断してしまう仕組みが組み込まれている。
──だけど私たちがスマホを手にして日は浅い。デジタルな時代は始まったばかりだ。
作者 | 李美淑/著 小島慶子/著 治部れんげ/著 白河桃子/著 田中東子/著 浜田敬子/著 ほか |
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価格 | 1700円 + 税 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2023年01月25日 |
『ネットカフェの社会学』

日本のネットカフェはなぜ個室なのか
アジア九都市との比較研究を通して、日本のネットカフェの特異性とコミュニケーションの可能性を探る。
「ネットカフェ難民」という言葉に象徴される、〈分断〉〈排除〉〈自己責任論〉。
それは、他者からの抑圧以上に、自分自身からの疎外として立ち現れる。
一方、他のアジア九都市のネットカフェは、日本とは異なる様相を帯びて、様々なかたちで人々に開かれている。
〈共にあること〉の困難を抱えた現代社会において、オンラインとオフラインの境界「ネットカフェ」に、コミュニケーションの可能性を探る。
作者 | 平田知久/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 慶應義塾大学出版会 |
発売日 | 2019年03月15日 |
『子どもが教えてくれた世界ー家族社会学者と息子と猫と (こどものみらい叢書)』

作者 | 片岡 佳美 |
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価格 | 1400円 + 税 |
発売元 | 世界思想社 |
発売日 |
『インターネットで死ぬということ』

作者 | 北条かや |
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価格 | 1417円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2017年04月16日 |
『息子の将来、だいじょうぶ? 教育オンチが考える』

第1の質問
「中学受験」てなに?
黒木景子さん(Z会東大進学教室主任)
第2の質問
「大学受験」ってどうなってますか?
市村秀さん(株式会社ナガセ/東進ハイスクール広報部長)
第3の質問
塾に通わなくても大学に合格できるんですか?
宝槻泰伸さん(探究学舎塾長、『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』著者)
第4の質問
灘校ってどんな学校?
大森秀治さん(灘中学校教頭)
第5の質問
開成ってどんな学校?
葛西太郎さん(開成学園)
第6の質問
男女の脳のしくみって本当にちがうんですか?
篠原菊紀さん(脳科学者)
第7の質問
4人の男の子を育ててみてどーですか?
木山直子さん(男児4人のママ)
第8の質問
「格差社会」と教育について
湯浅誠さん(法政大学教授)
第9の質問
ロボットと仕事の関係って?
新井紀子さん(「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトリーダー)
第10の質問
「発達障害」ってなんですか?
熊谷晋一郎さん(東京大学先端科学技術センター特任講師)
第11の質問
日本の「社会」ってどうなってるの?
本田由紀さん(教育社会学者、東京大学教授)
第12の質問
「家族」ってなに?
信田さよ子さん(臨床心理士)
第13の質問
「学校」ってなに?
映画「みんなの学校」
作者 | 細川貂々 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2015年04月03日 |
『「人間」って何ですか : 人間学研究会60周年記念エッセイ集』

作者 | 佐竹,幸一,1943- 森岡,修一,1946- 里見,脩,1948- 杉山,靖夫,1940- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 工作舎 |
発売日 | 2024年01月 |
『人類学者は異文化をどう体験したか : 16のフィールドから』

作者 | 桑山,敬己,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2021年05月 |
『学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで (はちみつコミックエッセイ)』

作者 | 今じんこ |
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価格 | 1089円 + 税 |
発売元 | オーバーラップ |
発売日 | 2023年04月15日 |
『産業変動の労働社会学 産業変動の労働社会学――アニメーターの経験史』

作者 | 永田大輔/松永伸太朗 |
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価格 | 4528円 + 税 |
発売元 | 晃洋書房 |
発売日 | 2022年02月04日 |
『ぐうたら社会学 (集英社文庫)』

作者 | 遠藤周作 |
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価格 | 440円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2014年03月07日 |
『コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる』

山崎亮 初の単著 デビュー作にして定本
新しくモノを作るよりも「使われ方」を考えること。
全国で使い手のつながり、コミュニテイのデザインを切り拓いた著者の全仕事。
当初は公園など公共空間のデザインに関わっていた著者が、新しくモノを作るよりも「使われ方」を考えることの大切さに気づき、使う人達のつながり=コミュニティのデザインを切り拓き始めた。
公園で、デパートで、離島地域で、全国を駆け巡り社会の課題を解決する、しくみづくりの達人が、その仕事の全貌を初めて書き下ろす。
[目次]
Part1
「つくらない」デザインとの出会い</b>
1 公園を「つくらない」 有馬富士公園(兵庫 1999-2007)
2 ひとりでデザインしない あそびの王国(兵庫 2001-2004)
3 つくるしくみをつくる ユニセフパークプロジェクト(兵庫 2001-2007)
Part2
つくるのをやめると、人が見えてきた</b>
1 まちににじみ出る都市生活 堺市環濠地区でのフィールドワーク(大阪 2001-2004)
2 まちは使われている ランドスケープエクスプローラー(大阪 2003-2006)
3 プログラムから風景をデザインする 千里リハビリテーション病院(大阪 2006-2007)
Part3
コミュニティデザインー人と人をつなげる仕事</b>
1 ひとりから始まるまちづくり いえしまプロジェクト(兵庫 2002-)
2 1人でできること、10人でできること、100人でできること、1000人でできること 海士町総合振興計画(島根 2007-)
3 こどもが大人の本気を引き出す 笠岡諸島子ども総合振興計画(岡山 2009-)
Part4
まだまだ状況は好転させられる</b>
1 ダム建設とコミュニティデザイン 余野川ダムプロジェクト(大阪 2007-2009)
2 高層マンション建設とコミュニティデザイン マンション建設プロジェクト(2010)
Part5
モノやお金に価値を見出せない時代に何を求めるのか</b>
1 使う人自身がつくる公園 泉佐野丘陵緑地(大阪 2007-)
2 まちにとってなくてはならないデパート マルヤガーデンズ(鹿児島 2010-)
3 新しい祭 水都大阪2009と土祭(大阪・栃木 2009)
Part6
ソーシャルデザインーコミュニティの力が課題を解決する</b>
1 森林問題に取り組むデザイン 穂積製材所プロジェクト(三重 2007-)
2 社会の課題に取り組むデザイン +designプロジェクト(2008-)
作者 | 山崎 亮 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 学芸出版社 |
発売日 | 2011年05月 |
『面白くて眠れなくなる社会学』

作者 | 橋爪大三郎 |
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価格 | 1080円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2015年02月20日 |
『他者といる技法 ――コミュニケーションの社会学 (ちくま学芸文庫)』

作者 | 奥村隆 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2024年03月07日 |
『断片的なものの社会学』

作者 | 岸政彦 |
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価格 | 1510円 + 税 |
発売元 | 朝日出版社 |
発売日 | 2016年02月26日 |
『僕らがインドで見つけた「お金」と「時間」の秘密』

作者 | 佐野 直樹 |
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価格 | 1584円 + 税 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 | 2024年12月13日 |
『哲学な日々 考えさせない時代に抗して』

作者 | 野矢茂樹 |
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価格 | 1375円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年11月27日 |
『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』

作者 | 響堂雪乃 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 白馬社 |
発売日 | 2017年03月 |
『Z世代化する社会―お客様になっていく若者たち』

作者 | 舟津 昌平 |
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価格 | 1584円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2024年04月17日 |
それぞれに取り上げたエッセイが、社会学という大きなテーマを取り巻く様々な収束や解釈を見事に紡ぎ出しています。特に、社会の仮想的な枠組みや既存の規範を見つめ直す視点は、自分たちが日常に身を置く中で感じるさまざまな違和感や矛盾を言語化し、理解しやすくする力を持っています。
独自の視点で社会を捉えることは勇気がいることです。ですが、その勇気があるからこそ、新しい世界が見えてくるかもしれません。「社会」という言葉が示すものは多様で、それぞれのエッセイが念頭に置く社会像もまた違います。そんな多様性を楽しみながら読み進めていけるのもエッセイの魅力の一つですね。
また、社会的なテーマを扱っているからと言って難解になってしまうことはありません。どのエッセイも端的でわかりやすい言葉で、自分たちの生活と深く関わるテーマを描き出しています。一見すると遠いようでいて、実は身近な問題について考えるきっかけを作ってくれます。
これらのエッセイを読むことで、きっとあなたの視野は広がり、新しい視点で物事を捉える楽しさを体感できるでしょう。教科書的な学びとは違うエッセイの「学び」を、ぜひ楽しんでみてください。今私たちが生活している社会は、そうした一つ一つの考察から出来上がっていると言えるかもしれませんね。
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