『今私たちの学校は•••』からゾンビワールドへ!おすすめの書籍5選
校舎に囲まれた日常も、一変します!1つは、ごく普通の学園生活が、一瞬でゾンビパラダイスに。生徒たちはゾンビとの戦闘に明け暮れます。2つ目は、ゾンビと共に生きる恐怖と日常を交えた切ない作品。3つ目は、恋愛も交えたゾンビワールド。4つ目の推薦は、学園とゾンビのハイブリッドホラー。最後も忘れられません、緻密に描かれたゾンビ解剖学を含むシリアスな一作です。毎日の生活に刺激が欲しい方へ、これらの作品がお勧めですよ!今すぐ、刺激的なゾンビワールドへ、あなたも飛び込んでみませんか?
『ゾンビサバイバルガイド (ホビー書籍部)』
作者 | マックス・ブルックス/卯月 音由紀/森瀬 繚 |
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価格 | 1882円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年10月29日 |
『【バーゲン本】ケトル VOL.38 ゾンビが大好き!』
作者 | 2017年8月 |
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価格 | 495円 + 税 |
発売元 | (株)太田出版 |
発売日 |
『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(1) (サンデーGXコミックス)』
作者 | 麻生羽呂/高田康太郎 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年03月19日 |
『ゾンビ3.0』
「呪いでもない。ウイルスでもない。ではなぜゾンビ化する?
生命科学者なら誰もが知りながら誰も正面から書かなかったアイデアに感嘆した。
これは『パラサイト・イヴ2.0』でもある」──瀬名秀明氏に絶賛され、
さらにKゾンビが好調な韓国からのオファーによって日韓同時刊行を果たした、
ゾンビファン注目の書下ろしホラー長編!
香月百合は新宿区戸山の予防感染研究所に休日出勤する。研究熱心で優秀な下村翔太や、医学博士で女性所員憧れの加瀬祐司も出勤していた。日曜なのに全所員の8%ほどの計40人が研究所にいるようだ。席に着いてWHOのサイトに接続すると、気になる報告があった。アフガニスタンやシリアなどの紛争地域で人が突然気絶し、1分前後経つと狂暴になって人を襲い始めるという。しばらくすると研究所内の大型テレビに、現実とは思えないニュース映像が映った。人が人を襲う暴動が日本各地で起こっているというのだ。いや、世界中で。WHOの報告と関係があるのだろうか。研究所は2メートルの塀で囲われているが、外が騒がしくなってきた。テレビ画面に向かって所員が呟いた。「これゾンビでしょ」。
人類に与えられた7日間の試練とは!
【1日目】世界中でゾンビが発生。新宿区戸山の予防感染研究所に、香月(かづき)百合(ゆり)と下村、加瀬ら40人ほどが閉じ込められ、厚労省から原因究明の要請。外から一条という刑事も加わる。
【2日目】ゾンビに詳しい大学生・城田が外から加わる。ゾンビに****が認められる。
【3日目】****がゾンビ化。3人が襲われる。YouTubeでは***で闘う人々の姿が。
【4日目】ゾンビの遺体を解剖する。それでも原因は不明。*******は半分に減る。
【5日目】人とゾンビの*****を調べることに。(*はネタバレ回避)
──6日目、7日目を経て、ゾンビに覆いつくされたこの世界に審判が下される。
作者 | 石川 智健 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年10月19日 |
『ゾンビの美学』
『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』『私はゾンビと歩いた!』から、ジョージ・A・ロメロを経て『バイオハザード』『ワールド・ウォー・Z』まで、ヴードゥー呪術、噛みつき、ウィルス感染など、多様な原因で人間ならざるものへと変化し、およそ100年にもわたり増殖し続けるゾンビと作品の数々。恐怖の対象として類を見ないその存在に託されたものは何か。本書では、ゾンビの歴史を通覧し、おもに植民地主義、ジェンダー、ポストヒューマニズムの視点から重要作に映るものを仔細に分析する。アガンベンの生権力論を援用し、ゾンビに現代および近未来の人間像をみる力作。
「だが現在、または近い未来において、人間に「似ているにすぎないもの」として作り出されたゾンビの方に、人間が「似て」くるだろう。」(本書より)
◎目次
序章
第一章 『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』とゾンビの誕生
1 『ホワイト・ゾンビ』とアメリカ
2 「ゾンビ」発生前夜
3 ゾンビの分裂と人種表象
4 『ホワイト・ゾンビ』における目線の交差
第二章 『私はゾンビと歩いた!』と呪われた人形
1 ハリウッドをさまようヴードゥーの人形
2 分裂したヒロイン
3 重なり合うゾンビと人形
4 代理の身体
第三章 近代におけるゾンビ――グロテスクなものか「人に似たもの」か
1 隣のゾンビ
2 奴隷から隣人の表現へ
3 ロメロにおけるゾンビの多様性
4 『死霊のえじき』以降のゾンビたち
5 感染と発症の間――「モダン・ゾンビ」から「走るゾンビ」へ
第四章 ゾンビ映画におけるヒロインと女ゾンビ
1 ゾンビの性別
2 『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』におけるヒロイン
3 ゾンビ映画における女とロメロ作品における男
4 『28日後…』、『28週後…』における眼差しと感染
第五章 『ワールド・ウォー・Z』における新しいゾンビ
1 目潰しとポストヒューマンなゾンビ
2 『ワールド・ウォー・Z』における身体を持たないゾンビ
3 ポストヒューマニズム
4 「剝き出しの生」としてのゾンビ
5 生き延びる身体と免疫
終章
あとがき
参考文献
索引
作者 | 福田安佐子/著 |
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価格 | 4500円 + 税 |
発売元 | 人文書院 |
発売日 | 2024年03月22日 |
今回紹介したのは、一見普通の学校生活が一変、突如としてゾンビワールドが展開する驚愕のストーリーが中心となる作品の数々でした。日々の生活が一瞬にして覆り、人知を超えた異形の存在と向き合わざるを得ない状況、そんな混乱した世界での生存戦略や絶望と希望の狭間で揺れる人間関係。これらは非日常ながらも、読者それぞれがリアリティを感じる部分があるのではないでしょうか。
先の見えないゾンビワールドでの展開は、一筋縄ではいかない難局を突破すべく、知恵と勇気を駆使しながら挑戦していく主人公たちの姿に、胸を締め付けられる感動や勇気をもらったことでしょう。ドキドキの連続で一気に読んでしまうかもしれませんが、そのあとに余韻を噛みしめる楽しみも忘れずに。
また、ゾンビを描いた作品というとバイオレンスなイメージを持つ方もいるかと思いますが、紹介した作品の中にはじっくりと人間ドラマを描いているものもあります。そこでは、極限状態で見える人間の弱さや強さ、絆や愛情が描かれ、胸をえぐられる怖さと共に、人間の可能性や生の尊さについても考えさせられます。
読むときの心構えや読み方は、一人一人ですからそれぞれだと思います。しかし、ぜひ自分自身をゾンビワールドの登場人物の一員として物語に投じてみてください。そしてそこから何を感じ、何を学んだか、それ自体がまた一つの物語になることでしょう。
紹介した5冊を、これから読んでみようという方はもちろん、既に読んだ方も、再度手に取ってみてはいかがでしょうか。あなた自身の視点で、ゾンビワールドの中で繰り広げられる様々なドラマを味わってみてください。それがきっと次なる一歩へのきっかけとなることでしょう。
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