フェミニストにおすすめ!女性主人公の絵本10選「化石のよぶ声がきこえる」「せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子」など話題作をご紹介

皆さん、もう読んでみましたか?この時代を風靡する女性主人公絵本を!
古代より進化してきた生物の歴史を配した一作は、一匹の女性恐竜を主人公にした化石探しの冒険劇。過去の生物が今の私たちに何を伝えてくれるのか、その真剣な努力は心温まるものがあります。
また、ある女の子が初めてズボンをはく、そんな動きから始まる物語。女性の社会進出が、世界をどう変えてきたのか、一人の女性として、一人の人間として、とても考えさせられます。
まだあまり知られていないものもありますが、そのどれもが力強い女性像を描いています。この絵本達は、女性である事の素晴らしさを伝えてくれるはず。必読ですよ!
『化石のよぶ声がきこえる : 天才恐竜ハンターウェンディ・スロボーダ』

作者 | Becker,Helaine Dumais,Sandra,1977- 木村,由莉,1983- |
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価格 | 不明 |
発売元 | くもん出版 |
発売日 | 2022年11月 |
『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』

今から約150年前、女性はズボンをはいてはいけないという常識に疑問を投げかけ、非難されても抵抗した少女がいました。後に女性初の軍医として活躍し、フェミニストとして知られたメアリー・E・ウォーカーの幼い日を描く。
作者 | キース ネグレー/石井睦美 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 光村教育図書 |
発売日 | 2020年12月28日 |
『メアリー・スミス』

月曜日の朝、よあけを待たずに家をでて、町へといそぐ、メアリー・スミス。ゴムのチューブに豆をこめ、ふいてとばす、その仕事とは。
作者 | アンドレア・ユーレン/千葉茂樹 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 光村教育図書 |
発売日 | 2004年07月 |
『ヘレン・ケラーのかぎりない夢 見る・聞く・話す・読む・書く・学ぶ夢に挑戦した生涯』

目も見えず、耳も聞こえず、ことばも話せず、闇と沈黙の世界に暮らしていたヘレン・ケラーが、夢の実現に向けて挑戦しつづけた力づよい生涯を、ヘレンののこした希望にみちたことばでつづる。2013年アメリカ図書館協会優良児童図書選定。
作者 | ドリーン・ラパポート/マット・タヴァレス |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 国土社 |
発売日 | 2014年08月 |
『マリー・キュリー』

作者 | Demi さくま,ゆみこ,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 光村教育図書 |
発売日 | 2022年10月 |
『木のすきなケイトさん : 砂漠を緑の町にかえたある女のひとのおはなし』

作者 | Hopkins,H.Joseph McElmurry,Jill 池本,佐恵子,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | BL出版 |
発売日 | 2015年09月 |
『スワン アンナ・パブロワのゆめ』

まずしい家にうまれたアンナははじめてみたバレエにすっかりむちゅうになりました。シャツシャツひらひらひら、シーツシーツゆらゆらゆら。せんたくものをほしながらもずっとおどりつづけていたのです…。ゆめをもちつづけ世界じゅうの人たちに感動と希望をあたえたバレリーナーアンナ・パブロワの人生をたどります。
作者 | ローレル・スナイダー/ジュリー・モースタッド |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | BL出版 |
発売日 | 2015年10月 |
『図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり』

むかし、アメリカ合衆国のちいさな町に、じぶんのかんがえをしっかりもった女の子がいました。まだ、女の人がじぶんのかんがえで仕事をえらぶのがめずらしかった時代、その女の子は、やがてニューヨークの町にでてせんもんのべんきょうをすると、図書館ではたらきはじめます。そして、ニューヨークのあたらしいおおきな図書館に、すばらしい「児童室」をつくったのです。児童図書館サービスの先駆者のひとりアン・キャロル・ムーアの生涯を紹介。ひとりの女性の生き方としても興味深い、歴史をものがたる絵本。5才〜。
作者 | ジャン・ピンボロー/デビー・アトウェル |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2013年08月08日 |
『あるけ!ねがいをこめて 子どもたちの権利のためにたたかった女性 マザー・ジョーンズ』

1903年、過酷な児童労働に対して当時の大統領であるセオドア・ルーズベルトの家があるオイスターベイまでデモ行進を行った、アメリカの労働運動家、マザー・ジョーンズの伝記絵本。
作者 | モニカ・カリング/フェリシタ・サラ/西田佳子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | フレーベル館 |
発売日 | 2018年12月13日 |
『子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと』

子どもの本を通して希望の種をまく
戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、少女は、弟の手を引いて建物に入りました。すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。そして、ステキな女性と出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。
イエラ・レップマンは、国際児童図書評議会(IBBY)、世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設した人です。
どのようにして、子どもの図書展をスタートしたのかを語ることで、子ども本の大切さを伝えています。
巻末に、イエラ・レップマンや、図書展についての解説もあります。
【編集担当からのおすすめ情報】
子どもの本に関わる人なら、だれもが耳にしたことのあるIBBY、また、ミュンヘン国際児童図書館を創設したイエラ・レップマンの物語です。
ユダヤ人であるイエラは、第二次世界大戦後、混乱したドイツに戻り、子どもたちに希望を与えることこそ大切であると痛感します。
「本」の力を信じ、「本」を通して世界平和を目ざしたのです。
IBBYの支部として活動しているJBBYの会長のさくまゆみこさんが翻訳しています。
作者 | キャシー・スティンソン/マリー・ラフランス/さくま ゆみこ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年07月14日 |
それぞれの絵本を一冊一冊、手にとって読むたびに、そこに出会える女性たちの力強さや、やさしい想いに、心から感動させられます。大人も子供も、男性も女性も、これらの物語の主人公たちは、私たちの胸に何かを問いかけてくるような気がします。
それらの問いかけは、決して大げさなものではありません。日々の生活の中でささいな選択を迫られる瞬間、自分自身を信じて一歩を踏み出した結果、世界が少しずつ変わってゆく。そんな、名もなき多くの女性たちの生きざまに共感し、彼女たちが歩んだ道のりに励まされ、男女平等の考えを新たに見つめ直すきっかけになるでしょう。
是非とも、これらの絵本を通してフェミニズムの多様性や、女性の存在が社会に与える影響を感じ取っていただけたらと思います。この10冊の絵本が、読む全ての方々にとって、新たな視点や考え方を提供できることを願っています。
そして最後に、これらの絵本がただの女性問題ではなく、社会全体の問題であることを忘れないでください。男女平等は、私たち一人ひとりが関わっていくべき問題です。これらの絵本を通じて、少しでもその認識を広めることができれば幸いです。各々の選択が、社会を形作っていくと信じています。これからも、みなさんが選ぶ一冊が、新たな世界観や価値観を広げてくれることを期待いたします。
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