万博の歴史がわかる本10選

万博の魅力と歴史、知りたくないですか?それなら必読の10冊をピックアップしました。世界各国の文化や科学技術が一堂に会する万博。その舞台裏や歴史を描いた物語からは、時代背景と引き換えに人々の思惑や国家のプライドが垣間見えます。また、万博の舞台を背景に描かれたロマンチックな恋物語や奇想天外な冒険物語も。写真集タイプのものから小説まで、バラエティに富んだラインナップなので、あなたの知識と想像力が膨らむこと間違いなし。これを読んで万博の世界に身を投じてみませんか?
『大阪万博の戦後史 EXPO'70から2025年万博へ』

日本万国博覧会(EXPO'70)から50年の節目に、昭和・平成・令和をまたいでつむぐ万博を中核とした戦後史の物語。大空襲、占領下を経て、復興から高度経済成長へと向かっていく時代の空気と街の変貌、70年万博の熱狂を描き出す。大阪万博で注目を集めた主要パビリオンの見どころや、活躍した人物、万博後に継承されたレガシーや花博などの関連イベントにも触れ、さらには2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の構想案も公開。
EXPO'70ミニ図鑑
はじめに 戦後史としての大阪万博
◆第一章 戦災から復興への昭和二〇年代ーー大阪万博前史1一九四五〜一九五四年
◆第二章 都市改造が進む昭和三〇年代ーー大阪万博前史2一九五五〜一九六四年
◆第三章 大阪万博とは何だったのかーー一九七〇年の記録と記憶
◆第四章 継承される万博のレガシーーー万博後の大阪イベント史◇一九七一年〜
◆終章 二〇二五年日本国際博覧会へーー未来をデザインするその構想と計画
参考文献
索引
〔巻末資料〕
EXPO'70のデザイン・システムとプロセス
EXPO'70パビリオン一覧
作者 | 橋爪 紳也 |
---|---|
価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2020年02月26日 |
『万博学/Expo-logy 第3号』

日本で万国博覧会が語られるとき、当然のように七〇年大阪万博が中心に据えられる。今号ではそうした見方を相対化し、前後する時期に開かれた一連の万博を視野に収め、カナダの脱自治領化、沖縄の平和祈念公園、ヨーロッパ統合、皇室外交といった従来は万博と結びつけられてこなかったテーマから、この時代をとらえなおす。創刊号から続く「戦後万博特集」の第三弾。
さらに、万博学研究会メンバーやゲスト執筆者による最新の万博研究、研究展望、コラムのほか、パビリオンにおける展示映像のアーカイブに関する提言など、多彩な論考を収録する。
【特集】大阪万博前後の世界
カナダ史と万国博覧会ーモントリオールと大阪にみる脱自治領化と脱植民地主義の表象(鈴木健司)
沖縄国際海洋博覧会と平和祈念公園の成立ー大濱信泉と稲嶺一郎の活動から(君島彩子)
〔対談〕「昭和四〇年代論」の可能性ー大阪万博前後の社会相(福間良明・飯田豊)
万国博覧会における欧州共同体の「結集」-沖縄(一九七五)・ノックスヴィル(一九八二)・つくば(一九八五)・バンクーバー(一九八六)を中心に(能勢和宏)
高松宮と万国博覧会ー戦後の皇室外交におけるブリュッセル万博をめぐって(牧原出)
万博の日本館から見える展示映像アーカイブの意義ー保存されない映像(脇山真治)
【これも万博資料】
〔コラム〕カレンダーにみる二〇一〇年上海万博(中牧弘允)
〔コラム〕朝日放送と一九七〇年大阪万博(鈴木崇司)
【万博学の最前線】
魁の人・濤川惣助と博覧会ー新都・東京で開いた七宝の新機軸(武藤夕佳里)
万国博覧会と帝国主義(井上章一)
Contents and Abstracts
作者 | 万博学研究会 |
---|---|
価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 思文閣出版 |
発売日 | 2024年12月13日 |
『万博をとことん楽しむ本 (TJMOOK)』

作者 | 宝島社 |
---|---|
価格 | 1089円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2025年04月03日 |
『万博学 : 万国博覧会という、世界を把握する方法』

作者 | 佐野,真由子,1969- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 思文閣出版 |
発売日 | 2020年08月 |
『近代万博と茶 : 世界が驚いた日本の「喫茶外交」史』

作者 | 吉野,亜湖 井戸,幸一,プランニングディレクター |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 淡交社 |
発売日 | 2025年02月 |
『万博学/Expo-logy 第2号』

特集は、万国博覧会がいかにして今日の姿になったのかを探る、戦後万博シリーズの第二弾、「万博と冷戦」。
「万博とは世界を映す鏡である」という万博学の立場から、ブリュッセル(一九五八年)、モントリオール(一九六七年)、大阪(一九七〇年)など冷戦期に開催された万博と東西両陣営とのかかわりを論じる多様な角度の論考で、万博に映った冷戦の時代を活写する。そのほか、最新の万博研究とコラム、エッセイに加え、ドバイ万博の日本館、および二〇二五年大阪・関西万博のパナソニックグループパビリオン、ウーマンズパビリオンを設計する建築家・永山祐子氏のインタビューを収録する。
【特集】万博と冷戦
特集趣旨
一九六七年モントリオール万博に見る科学技術国家の自画像ー大阪万博との比較を通じて (有賀暢迪)
アメリカ対外情報政策の延長線上の大阪万博 (森口〔土屋〕由香)
対峙と売込みー冷戦期万博における東側陣営の二重戦略(市川文彦)
〔コラム〕モーリス・タックマンのNew Arts (辻泰岳)
冷戦と脱植民地化の接点としての万国博覧会研究(池田亮)
【インタビュー】
パビリオン建築に関わってードバイ万博から大阪・関西万博へ(永山祐子、聞き手:佐野真由子、岸田匡平)
【万博学の最前線】
天皇の儀礼空間としての博覧会ー内国勧業博覧会と二つの博覧会構想に注目して(長谷川香)
図書館と万博の関係を再考するー近年の万博関連公式資料収集の進展から(陶成・駱雲卿)
【ロングエッセイ】
博覧会資料と関わって二五年(石川敦子)
【これも万博資料】
〔コラム〕展覧会「万博と仏教」を監修して(君島彩子)
〔コラム〕カレンダーにみる一九七〇年大阪万博(中牧弘允)
英文目次・要旨
作者 | 万博学研究会 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 思文閣出版 |
発売日 | 2023年12月14日 |
『万博入門 新世代万博への道』

万博とはなにか? 万博に未来はあるか?
2025年の万博開催が決まり、これから本格的な準備作業がはじまります。
今後多方面で議論が展開され、種々の関係者もうなぎ上りに増えていきます。
しかし、こうした状況にあって、「万博とはなにか」「これからの万博に必要なことはなにか」といった基本情報が足りていないのが現状です。
万博を肯定するにせよ否定するにせよ、あるいは25年万博を推進するにしろ批判するにしろ、まずは万博を俯瞰的な視座から一望して冷静に"現在地"を見極めることが必要であり、その際に力になるのは大局的でフェアな万博史観です。
本書は、これから万博に関わろうとする人や万博をもっと知りたいという人の需要に応えるもので、万博研究の第一人者である著者が、万博の歴史を俯瞰しながら本質と課題をわかりやすく整理するとともに、21世紀の万博を考えるうえで大切なことはなにかを解説します。
作者 | 平野暁臣 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 小学館クリエイティブ |
発売日 | 2019年06月25日 |
『万博と殺人鬼』

作者 | エリック・ラーソン 野中邦子 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 |
『にっぽん電化史4 万博と電気 (にっぽん電化史 4)』

作者 | 都市と電化研究会/橋爪紳也/西村陽 |
---|---|
価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日本電気協会新聞部 |
発売日 | 2020年03月30日 |
『図説万博の歴史 = HISTORY OF THE UNIVERSAL EXPOSITION : 1851-1970』

作者 | 平野,暁臣,1959- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2017年11月 |
これらの本を通じて行った時間旅行はいかがでしたか?色んな国が一堂に会し、その時代の最先端の技術や文化が集結する、まさに人類の知識と技術の祭典、それが万博です。それぞれの時代の背景と共に、展示の内容やその反響、政治的な意図などまで、詳細に描かれていますよね。
世界中から集まった人々が織り成す賑やかなシーンは圧巻ですが、裏では必ずと言っていいほど複雑なドラマが動いています。ヒトと技術、そして社会が交差する点で起こる出来事は、まさにドラマそのもの。万博と聞くと、ただの展示会のように思えるかもしれませんが、そこには予想もしないほどのドラマが秘められているんです。
そして何よりも、万博が与えてくれるのは未来への夢と希望です。これまでにも、電話やエレベーター、色テレビなど、今では当たり前のものが初めて発表された場所でもあります。新たな技術やアイデアが幅広く展開されるからこそ、ますます世界は進歩し続けます。そして既存の枠を超えて、新たな世界を創造するための発想の場でもあります。その夢と希望こそが、私たちが万博に魅力を感じて止まない理由なのではないでしょうか。
以上、10冊の本を通じて過去の万博をご紹介しましたが、次回の万博がどんな未来を描き出してくれるか、今からわくわくしています。また新たな展開を見つけたら、またここでお伝えできればと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の万博も、心から楽しみに待ちましょう。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。