北朝鮮のことがわかる本10選

北朝鮮と聞くと、なんだかミステリアスで難しそうなイメージがありますよね。でも、実はそれを知るための情報は手元にあるんですよ。これからご紹介する本たちは、それぞれ異なった視点から北朝鮮を描いており、非常に見応えがあります。初めて知る衝撃の事実、優れた描写による現地の生活、また悲劇的な現実…。様々な角度から北朝鮮を見てみましょう。また異国文化に触れる喜びや、読後の深い余韻もたっぷり楽しめますよ。この機会にぜひ、その手に取ってみてくださいね。
『北朝鮮に出勤します : 開城工業団地で働いた一年間』

作者 | キム,ミンジュ 岡,裕美 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新泉社 |
発売日 | 2024年08月 |
『北朝鮮入門 = INTRODUCTION TO NORTH KOREA : 金正恩時代の政治・経済・社会・国際関係』

作者 | 礒崎,敦仁 澤田,克己 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2024年04月 |
『三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録』

韓国では発売後、3週間で10万部を超える異例のベストセラーに。
「これは禁書になるかもしれない」と今も話題騒然の、元北朝鮮外交官による暴露本。
金日成に憧れ、金正日に信頼され、そして金正恩を捨てたーー。
30年間にわたり平壌心臓部を生き抜いた男が、金政権中枢の真実を次々と明かす!
・金日成が指示した「ローマ教皇招聘計画」
・ミサイル輸出をめぐるイスラエルとの極秘交渉
・密輸で外貨を稼ぐ外交官たち
・日朝平壌宣言の敗北と偽遺骨問題
・金正男の偽造パスポート事件
・大韓航空機爆破事件の金賢姫は同窓生だった
・金正恩が恐怖政治に頼る本当の理由
・張成沢処刑の引き金を引いた人物
・金正哲と過ごした61時間の全貌
【目次】
■日本語版への序文
■序 章 脱北後に見た世界
《第一部 平壌心臓部の内幕》
■第1章 核兵器開発はこうして始まった
ローマ教皇招聘計画/中ソの圧力で国連加盟/日朝国交正常化に失敗/イタリアと接
近/毛沢東の牽制/核拡散防止条約脱退/金日成の死/米朝枠組み合意で時間を稼
ぐ/深刻化する食糧危機/イギリスの秘密接触/義父の粛清/駐デンマーク大使館へ
■第2章 対イスラエル極秘ミサイル交渉
北朝鮮外交官がたばこを密輸/公表されなかった「張成沢逮捕」/デンマークからの
食糧支援/金一族への献上品/主体思想創始者が脱北/医療費が払えない/スパイリ
スト捏造/同僚の粛清/金正日の激賞/金大中当選/イスラエルとの極秘交渉/帰国
■第3章 金正日と小泉純一郎
徹底した帰国審査/イギリスと国交樹立/ブッシュ政権への警戒/人権問題を隠れ蓑
に/金正日の二枚舌外交/九・一一で状況一変/アメリカの意図を探れ/イギリス大
使館開設/APTN平壌支局/日朝平壌宣言の衝撃/偽遺骨問題/貨幣改革で大混乱
ーー監訳者解説1 本書が明らかにした北朝鮮外交の舞台裏
■第4章 アメリカの真意は見抜かれていた
駐英大使館に課された使命/利用されたイギリス/韓国人からゴルフレッスン/北朝
鮮の中枢機関「三階書記室」/テポドン発射と初の核実験/激怒した中国/有名無実
の六カ国協議/北朝鮮官僚がホームステイ/エリック・クラプトンに平壌公演を依頼
■第5章 金正恩の変節と粛清
同僚の思想調査/党と行政の権力闘争/金正日の決裁が下りず現場混乱/それは暗殺
計画だったのか?/後継者候補から外れた金正男/貨幣改革に国民が抵抗/延坪島砲
撃事件/金正日から金正恩へ/束の間の改革開放/戻ってきた恐怖政治/張成沢処刑
■第6章 亡命前夜、金正哲との六一時間
長男との別れ/金正恩の隠された生母/性奴隷と化した女学生たち/一万人粛清/文
字が読めない中学生/
作者 | 太永浩/李柳真/黒河 星子/鐸木 昌之 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2019年06月13日 |
『北朝鮮を解剖する』

「近くて遠い国」の真実に迫る。
謎に包まれた国、北朝鮮。
政治・外交・経済はもちろん、文学・音楽・映画・言語まで、多角的なアプローチで、その知られざる姿を明らかにする。
作者 | 磯崎敦仁/著・編集 |
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価格 | 3500円 + 税 |
発売元 | 慶應義塾大学出版会 |
発売日 | 2024年11月19日 |
『北朝鮮と観光 = TOURISM IN NORTH KOREA』

作者 | 礒崎,敦仁 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2019年07月 |
『北朝鮮は今も日本人を拉致していますか』

拉致問題理解のための決定版
事件から半世紀、一部被害者帰国から20余年
事態は何も変わっていない
拉致は現在進行形の事件である
残酷な国家的事件を風化させないために…
産経新聞の好評連載「教科書が教えない拉致問題」を全リライト
第1章 大韓航空機爆破事件、日本人拉致工作員
第2章 被害者、北朝鮮での暮らしぶり
第3章 世界同時拉致司令、外国人もたくさん拉致された
第4章 家族会は動く、政府は、社会は…
作者 | 中村将 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 産経新聞出版 |
発売日 | 2024年08月08日 |
『金正恩の「決断」を読み解く : 変わる北朝鮮と東アジアへの衝撃』

作者 | 鄭旭湜 福田恵介 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 彩流社 |
発売日 |
『ぼんくら外交官の北朝鮮日記 -2年間の「楽園」滞在見聞録ー』

海辺の楽園に駐在していました。
1998年からの2年間、北朝鮮の東海岸にあった『琴湖地区』に
初代の日本代表として赴任した著者が明らかにする、
貴重な実体験を綴った日記風エッセイ。
作者 | 杉山 長 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2024年05月31日 |
『新版 北朝鮮入門 金正恩体制の政治・経済・社会・国際関係』

2011年12月の金正日死去で始まった金正恩体制の北朝鮮は、
核・ミサイル開発の速度をそれまで以上に速めているように見える。
2016年1月には「初の水爆実験に成功した」と主張、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発も進展している。
潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も実戦配備に近づいている模様だ。
北朝鮮の核・ミサイル開発は、日本にとって直接の脅威となる。
国民的な関心の高い日本人拉致問題の解決も進んでいない。
日本の安全保障を考えるならば、北朝鮮を知ることは必要不可欠である。
隣国である以上、嫌いだから無視すればいいということにはならない。
本書では、何が問題なのかを知り、問題解決に近づけるために、
気鋭の研究者と新聞記者が、
金正恩体制、経済、社会、国際関係、核開発に至るまで、
日本人にとって理解不能に近い、謎に包まれる北朝鮮の全体像を
平易かつ網羅的に解説。
図表、用語解説、北朝鮮の憲法、関連年表、文献紹介など、
資料も充実しており、この一冊で北朝鮮のすべてがわかる!
はじめに
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の概要
北朝鮮の国旗・朝鮮労働党の党旗
北朝鮮の地図
第1章 金正恩時代の幕開け<新体制の北朝鮮>
第2章 王朝国家・北朝鮮<3代世襲小史>
第3章 なぜ拉致を認めたのか<日朝関係>
第4章 究極の格差社会<北朝鮮経済>
第5章 平壌ではやる韓流<北朝鮮社会>
第6章 体制が揺るがない理由<北朝鮮政治体制>
第7章 統一へのためらい<南北関係>
第8章 なぜ中国は北朝鮮をかばうのか<中朝関係>
第9章 核ミサイルの照準はどこか<米朝関係>
おわりに
用語解説
北朝鮮の憲法
朝鮮労働党規約
日朝平壌宣言
文献紹介
参考文献
関連年表
作者 | 礒崎 敦仁/澤田 克己 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2017年01月13日 |
『北朝鮮核の資金源 : 「国連捜査」秘録』

作者 | 古川,勝久,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2017年12月 |
北朝鮮について語られたこれらの作品を通して、目に見えない壁を超えて見えてくる現実は、決して平易なものではありません。しかし、それだけに人々が目を背けずに、理解を深めていくことが求められています。独特の表現方法を用いた作品を通して、それまで知らなかった事実や感情に触れることができるのは、本の強力な魅力の一つだと言えるでしょう。
このリストでご紹介した10冊の作品は、語りつくせない程の北朝鮮の経験、文化、人々の生活、答えの出ない問い掛けなどを、それぞれ異なる角度から描き出しています。それぞれの作品が、読者一人ひとりの心に異なる影響を与えるでしょう。何よりも、本当の意味で北朝鮮を理解するためには、多角的に視野を広げていくことが大切です。
遥か遠くにある国、北朝鮮。しかし、一つの作品を手に取ることで、その遠くの国が身近に感じられる瞬間があります。リアル、生々しい、時には冷酷な現実を垣間見ることで、私たちは更なる理解と、何が出来るのかを問い直す機会を得ることができます。
これらの作品は、ただ北朝鮮について知るだけでなく、見知らぬ国や人々、そして自分自身についても見つめ直すきっかけを作り出してくれます。だからこそ、この10冊を読んでみてください。それぞれのページが、あなたの知識を深め、視野を広げ、感情を揺さぶることでしょう。深く読み進め、共感し、考えることで、世界が広がっていくのを感じてみてください。
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