タイトルに鼠が入った本10選

まるで森の奥深くに息づく鼠たちの世界に迷い込んだかのような感覚を覚える作品から、世界征服を企む鼠の物語まで、鼠を主題にした作品は本当に多様です。生き抜くための知恵と勇気を持つ鼠の姿は、心を打つものがありますよ。また、鼠が人間社会を冷静に観察することによって、私たち自身の世界が新鮮な視点で浮かび上がるのも魅力的。ネズミハンターに迫られ生きる恐怖を描いたリアリティあふれる作品も含んでいます。一方で、鼠が主人公のファンタジー作品も。鼠たちの豊かな世界観に引き込まれ、一気に読み進めてしまうこと間違いなしです。
『ねずみロワイアル(1)』

修学旅行だと思って連れてかれたどこかの島。そこで宣告されたのは殺し合いが始まることだった。28日後に来る迎えの舟に乗れるのは5人だけらしい・・・・。突然の出来事にうろたえる優柔不断で弱気な西部(にしべ)君。果たして彼は生き残ることができるのか。かわいくてみえてくらっちゃう、ねずみデスゲーム開幕。
作者 | 佐々木 順一郎 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年04月18日 |
『ねずみの初恋(1) (ヤングマガジンコミックス)』

作者 | 大瀬戸陸 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年03月06日 |
『窮鼠はチーズの夢を見る【新装版】』

7年ぶりの再会が、まさかの関係に?
大学の後輩・今ヶ瀬(いまがせ)との再会…。それは恭一(きょういち)の妻が彼に浮気調査を依頼したのがきっかけだった。浮気の事実を隠す代わりに、今ヶ瀬に男同士の関係を迫られ…!?
水城せとなの大人気作が、新作描きおろしを加え、新装版で登場!! 限りなく切ないアダルト・ラブストーリー。
●収録作品/キッシング・グーラミー/楽園の蛇/黒猫、月を見る/黒猫の冷えた指先/鼠、袋小路で考える《-新作描きおろしー》/窮鼠はチーズの夢を見る
【編集担当からのおすすめ情報】
性別に関係なく、「人が人をどうしようもなく好きになる」とはどういうことかを感じさせてくれるラブストーリーです。狂おしいほど切ない、恋の物語をどうぞお楽しみください。
作者 | 水城 せとな |
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価格 | 530円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2009年05月08日 |
『ねずみさんのパンツ』

作者 | tuperatupera |
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価格 | 不明 |
発売元 | ブロンズ新社 |
発売日 | 2022年08月 |
『まちねずみジョニーのおはなし』

作者 | Potter,Beatrix,1866-1943 石井,桃子,1907-2008 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 2019年11月 |
『フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし』

仲間たちが冬に備えて食べ物を貯えているのに、フレデリックだけは何もせず、ぼんやりしていました。やがて寒い冬が来て…
作者 | レオ・レオニ/谷川 俊太郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 好学社 |
発売日 | 1987年03月 |
『おんがくねずみジェラルディン : はじめておんがくをきいたねずみのはなし』

作者 | Lionni,Leo,1910-1999 谷川,俊太郎,1931- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 好学社 |
発売日 |
『ねむいねむいねずみ』

1日中歩いてくたびれてたどりついた家は、だれもいない古い家。ねむくてねむくて、2階にあったベッドにもぐりこんで…。
作者 | 佐々木マキ |
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価格 | 1174円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 1979年06月 |
『はりねずみのルーチカ : トゥーリのひみつ』

作者 | かんの,ゆうこ,1968- 北見,葉胡,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年03月 |
『はりねずみのおいしゃさんとおばけのこ』

はりねずみ先生が森を歩いていると、
白い布を被った“おばけのこ“に会いました。
「ぼく、すごく はずかしがりやなんだ」。
おばけのこの家には木のおもちゃがたくさん。
さて、おばけのこの正体は……?
『はりねずみのおいしゃさん』に続く、シリーズ第二弾。
友だちも、自分も、好きになる。
読者の背中をそっと押してくれる、心あたたまるお話です。
丁寧に描き込まれた、温もり溢れる絵をたっぷりと味わってください。
作者 | ふくざわ ゆみこ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 世界文化社 |
発売日 | 2021年03月01日 |
というわけで、鼠をテーマにした小説や漫画を色々とご紹介させていただきました。パラパラと開いてみると、そこには予想だにしない世界が広がっています。人間の知る範囲を超えた視点、ちょっとした裏話、人間には分からない鼠たちの秘密の生活…。まさに不思議な世界がつぎつぎと繰り広げられます。
それぞれの物語には、鼠たちが主役となり、または重要な役割を果たします。しかし、それぞれの物語には色々なメッセージが込められています。鼠だからこそ描かれる独特の視点、美しい絵や緻密な描写、陰影の表現など、鼠たちが主役の物語は意外と深遠なテーマを扱っていることが多いんです。
もし、普段とは一味違う、新しい視点を求めているなら、是非ともこういった鼠が主人公の作品にアプローチしてみてください。この世界観の魅力に気づくかもしれません。可愛らしさだけでなく、奥深い物語に触れることで、新たな発見や気づきがあるかもしれません。また、鼠のキャラクターが登場することで、作品に新たな色彩や味わい、深みが増します。
でもやっぱり、何と言っても一番の魅力は、華麗なる鼠たちの生きざまを通じて、人間の在り方を問いかけられることではないでしょうか。結局のところ、鼠が主役の物語は、鼠を通じて人間を描いているのです。鼠の視点から人間を見つめることで、我々が普段見過ごしがちなこと、忘れてしまいがちな大切なことに再び気づかされます。
今回ご紹介した10冊の本は、全て異なる魅力を持つ作品ばかりです。一つ一つの作品が、読者の心を豊かにする機会を提供してくれます。これからも、鼠を描く作家たちから目が離せませんね。
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