サイバーセキュリティを強化するために読む本7選
サイバーセキュリティ、皆さんは何を思い浮かべますか?複雑なコード?不審なハッカー?それらも間違いではないですが、実はもっと身近なテーマなんですよ。本記事では、初心者でも理解しやすい形でサイバーセキュリティを描いた作品を7つピックアップ。一部の作品では冴えない主人公がハッキング技術を身につけて大活躍する様子を通じて、サイバーセキュリティの重要性を明らかにしています。また、システムに深く入り込むリアルな描写は、専門家でも興奮すること間違いなしです。楽しみながら学べる7作品で、今すぐサイバーセキュリティの世界に飛び込みましょう。
『情報セキュリティの技術と対策がこれ1冊でしっかりわかる教科書』
作者 | 中村,行宏,1975- 若尾,靖和 林,静香,開発エンジニア |
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価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2021年05月 |
『「サイバーセキュリティ、マジわからん」と思ったときに読む本』
「とにかくわかりやすい!」だけじゃなく、ワクワクしながら読める!
本書では「サイバーセキュリティ」を取り上げます。前半は専門家以外でも知っておくべき内容を扱い、保全すべき情報資産とはなにかを明確にし、それらを脅かすリスクと対策を概説します。後半ではより専門的な内容に踏み込み、技術的な内容を含め紹介します。
難易度は「セキュリティの入門書が難しくて読めない」という人、具体的にはITパスポートの合格者で基本情報技術者の受験を考えている人などが通読できるものとします。専門用語を丁寧に解説し、ネットワークのしくみなどの前提知識や理解に必要な技術要素なども都度紹介し、専門知識がない方でも教養としてセキュリティの知識を身につけることができます。
第1章 サイバーセキュリティってなんだろう?
第2章 サイバー攻撃の原理を理解しよう
第3章 セキュリティの基本を知ろう
第4章 セキュリティを支える技術を知ろう
第5章 攻撃の仕組みを知ろう
作者 | 大久保 隆夫 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | オーム社 |
発売日 | 2023年10月27日 |
『先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務』
小さな会社のセキュリティを万全にしよう!
本書のポイント
●セキュリティの基本知識と対策が身につく!
●業務のしやすさを考えたセキュリティの考え方や設定がわかる
●コストをかけない安全なセキュリティの考え方や設定が身につく
●先輩と後輩の会話形式だからわかりやすい!
●IT著書80冊以上に及ぶ、マイクロソフトMVP保持者がバッチリ解説!
小さな会社では人手不足からそもそもセキュリティの部署はなく、
経営者や新人が予備知識のないまま、
業務と兼任してPCセキュリティを管理しているケースや、
とりあえずセキュリティソフトを入れているだけのケースもあるようです。
また、近年では「働き方改革」に伴う在宅ワークやリモートワークの増加から、
セキュリティ意識を身につけることが求められています。
セキュリティ担当者はもちろん、個々人でも対策を講じる必要性があるのです。
そこで本書では、小さな会社のセキュリティ担当者や個々人が
最低限知っておかなければいけないマルウェア、ネットワーク、
ハードウェア、OSなどの基礎知識と、
情報漏えいを防ぐために行うべきセキュリティ設定や留意点を、
第1部と第2部に分けて解説しました。
注意したいのは、担当者が多くの事柄を禁止するような環境設定をすれば
セキュリティは高まりますが、
一方、現場での業務はしづらくなるということです。
本書では、業務のしやすさを考えたセキュリティ設定や方法を紹介しています。
情報漏洩を防ぎつつ、かつ業務をスムーズに行いましょう。
小さな会社でも取り組めるようにコストを抑えた方法を紹介しています。
多くの会社では、職場にセキュリティに詳しい先輩がいる環境ではありません。
本書では「やさしい先輩が手取り足取り教える」という会話形式で
読みやすく解説していますので、
予備知識のない方でも、無理なく学習することができます。
第1部 基礎知識編
Chapter 1 そもそもセキュリティとは?
Chapter 2 セキュリティ担当者として知っておくべきこと
第2部 実務編
Chapter 3 PCの設定と管理
Chapter 4 日常操作と業務運用
Chapter 5 Webブラウザの設定と管理
Chapter 6 社内ネットワーク
Chapter 7 ファイルサーバーによるデータファイル管理
索引
作者 | 橋本 和則 |
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価格 | 1848円 + 税 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2019年09月13日 |
『どうしてこうなった? セキュリティの笑えないミスとその対策51 ちょっとした手違いや知識不足が招いた事故から学ぶITリテラシー』
営業秘密の漏えいは数百億円の損失になるケースも!この本を読むか読まないかが会社の将来を左右する。全社会人が身につけるべきビジネススキル。
作者 | 増井 敏克 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2023年05月24日 |
『よくわかる最新サイバーセキュリティ対策の基本 : セキュリティ担当者&経営者のための基礎知識』
作者 | 福田,敏博,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 秀和システム |
発売日 | 2023年02月 |
『サイバーセキュリティの教科書』
サイバーセキュリティの攻撃、防御、管理のための基礎的な概念について、明確にわかりやすくまとめました。
攻撃者(ハッカー)の動機やいったい何を考えて攻撃してくるのか。実際に起きた事案を元に「モデルに当てはめて考える」ことで、実際の脅威にどのように対処するかを学ぶことができます。
全章を通して、サイバーセキュリティ戦略モデルの3要素、サイバーセキュリティの3つの要素、OODAループなどのキーワードを一貫して使っています。そのことに気付くと、セキュリティ上における重要な核を意識でき、断片的だった知識のつながりが見えてくるはずです。
最初の章では、サイバーセキュリティ、対策の戦略、脆弱性に関する概念を紹介します。
続く第1部では、著者の考え方に基づいて、攻撃者がいったいどういう動機で・何を考えて攻撃してくるのかを解説します。
第2部では、一般的な方々(善人)の考えがちなことを想定しながら、第1部で解説した「攻撃者」に対して防衛を成功させる対策について検討をします。
攻撃者についての知識を持って武装すれば、防御を成功させるための最良のアプローチとなります。
Axiom Business Book Awards 2023 の Business Reference部門でbronzeを受賞。
Manning Publications「Making Sense of Cybersecurity」の翻訳企画。
1章 サイバーセキュリティとハッカー
2章 サイバーセキュリティ:みんなの問題
3章 ハッカーを理解する
4章 外部攻撃
5章 だまして侵入する:ソーシャルエンジニアリング
6章 内部攻撃
7章 ダークウェブ:盗難データの取引場所
8章 リスクの理解
9章 システムのテスト
10章 セキュリティオペレーションセンター
11章 人々を守る
12章 ハッキングされたら
1章 サイバーセキュリティとハッカー
2章 サイバーセキュリティ:みんなの問題
3章 ハッカーを理解する
4章 外部攻撃
5章 だまして侵入する:ソーシャルエンジニアリング
6章 内部攻撃
7章 ダークウェブ:盗難データの取引場所
8章 リスクの理解
9章 システムのテスト
10章 セキュリティオペレーションセンター
11章 人々を守る
12章 ハッキングされたら
作者 | Thomas Kranz/Smoky/IPUSIRON |
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価格 | 3828円 + 税 |
発売元 | マイナビ出版 |
発売日 | 2023年11月28日 |
『図解まるわかり セキュリティのしくみ』
攻撃や対策、組織体制もすべて図解
確かな知識がつく「使える教科書」
【本書のポイント】
・解説とイラストがセットで理解しやすい
・考え方から技術、運用方法までを網羅
・キーワードから知りたい項目を調べやすい
・管理者にも開発者にも役立つ基本がわかる
【こんな人におすすめ】
・企業においてセキュリティ対策をしたい人
・セキュリティを考慮したシステムを開発したい人
・個人情報の管理における注意点を知りたい人
・セキュリティ関連の資格試験を受ける人
・自身のセキュリティを高める必要を感じている人
【内容紹介】
企業におけるセキュリティでは、
小さなことでも気づいたことを
少しずつ改善していく、
その積み重ねが大切です。
そこで、本書では見開きで
1つのテーマを取り上げ、
図解を交えて解説しています。
最初から順に読んで
体系的な知識を得るのはもちろん、
気になるテーマやキーワードに
注目しながら読むなど、
状況に合わせて活用してください。
【目次】
第1章 セキュリティの基本的な考え方 〜分類して考える〜
第2章 ネットワークを狙った攻撃 〜招かれざる訪問者〜
第3章 ウイルスとスパイウェア 〜感染からパンデミックへ〜
第4章 脆弱性への対応 〜不備を狙った攻撃〜
第5章 暗号/署名/証明書とは 〜秘密を守る技術〜
第6章 組織的な対応 〜環境の変化に対応する〜
第7章 セキュリティ関連の法律・ルールなど 〜知らなかったでは済まされない〜
作者 | 増井 敏克 |
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価格 | 1848円 + 税 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2018年09月21日 |
それじゃあ、私たちのサイバーセキュリティに役立つ7冊の本の紹介はこれにて終了です。いかがでしたでしょうか。それぞれ異なる視点から、情報セキュリティの重要性や、脅威がどのようにして形成されているのか、どのようにして私たちはそれと戦うべきなのかについて教えてくれる本たちばかりです。
特にこの世界に新しく足を踏み入れる人々にとって、こうした本は非常に貴重な学習資源となるでしょう。情報セキュリティが越えるべき難問を理解する手助けになることはもちろんのこと、サイバーセキュリティの専門家たちの頭を悩ませる、困難な現場での状況についても考えるきっかけを提供してくれます。
でも大事なのは「知識だけ」ではありません。認識し、学び、そして行動すること。自分たち自身の情報を守るため、そして社会全体の情報セキュリティを強化するため、日々の生活で得た知識を実践することが大切です。これらの本がその一助となれば幸いです。
もちろん、サイバーセキュリティは日進月歩の分野ですから、これらの本が全てではありません。常に新しい情報や技術にキープアップする必要があります。それには、書籍だけでなく、オンラインの情報源、講演会、セミナーなども有効活用してください。
まぁとにかく、興味が湧いた本が一冊でもあれば、それから深堀りすることをオススメします。手に取って読むことで新たな世界が広がるかもしれませんよ。それでは皆さん、良い読書を!益々のサイバーセキュリティ理解の深化を願っています。
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