ハリーポッターをより楽しめる本4選

ハリーポッターファンにはおなじみの世界に浸れる代表的な作品はもちろん素晴らしいのですが、初めての読者も含めてこれまで以上にワクワクさせる物語があります。主人公の視点を使った小説や、新たなマジックや生き物が繰り広げる物語、キャラクターたちの思い出に突き動かされるようなストーリー、大人になったハリーたちに会える本。これらの本はハリーポッターをより深く理解し魅力を感じることができ、新たな発見があること間違いなしです。年齢を問わず、ぜひ手に取って読んでほしい本ばかりです。
『ハリー・ポッターと魔法の歴史』

『ハリー・ポッターと賢者の石』の出版20周年を記念して、J.K.ローリング、ブルームズベリー社、大英図書館がコラボレーションした展覧会「ハリー・ポッター 魔法の歴史展」は、2017年にオープンしました。そして2021年、同展覧会が兵庫と東京で開催される運びとなりました。本展では、J.K.ローリングの直筆原稿やスケッチ、大英図書館の貴重な所蔵品を紹介し、「ハリー・ポッター」の底流にある魔法の歴史を解き明かします。ホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って「魔法薬学」「錬金術」「薬草学」「呪文学」など10章に構成して、展示しています。本書は、この展覧会の図録として作られました。イギリス版をベースに、日本での新たな展示内容を加えています。展示を見終わった後、さらに詳しく魔法の歴史を探求することができる一冊です。
作者 | ブルームズベリー社/宮川 未葉 |
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価格 | 2799円 + 税 |
発売元 | 静山社 |
発売日 | 2022年03月28日 |
『ハリー・ポッターと不思議の国イギリス』

「ハリー・ポッター」シリーズは、わたしの生い立ち、祖先から受け継いだもの、歴史、子ども時代の夢といったものすべてを映し出す鏡のような存在です--クリストファー・ベルトン
●ハリー・ポッターが誕生した背景を探る●
キングズ・クロス駅、パブリックスクール、オートミール、糖蜜タルト、ゴブリン、ケンタウルス・・・・・・。ハリー・ポッターの本や映画を通して、イギリスの文化や人々の暮らしぶりになじんだ人も多いはず。しかし、実はイギリス人は墓地や幽霊が大好き、魔法使いも日本人が考えるよりはるかに身近な存在・・・・・・。そう言われてみると、ハリー・ポッターの世界もまた違った風景に見えてきます。
ハリー・ポッターをはぐくんだイギリスとは実際はどんな国なのか、ロンドン生まれの著者がその歴史、文化、風土を詳細に解き明かします。
●さまざまなイギリス事情を明らかに●
第7巻では17歳になったばかりのハリーが、何と「ファイア・ウィスキー」なるものを飲むシーンが登場します。イギリスの飲酒に関する法律はどうなっているのでしょうか。同じく第7巻で、逃亡生活を続けるハリーが銀色の雌鹿と出会う「ディーンの森」は実在します。古くはサクソン時代から王族が鹿狩りをしてきたと伝えられるディーンの森とは、どんなところなのでしょう。
ハリー・ポッターシリーズのさまざまなシーンに絡めて、イギリスの学校制度、パブ、気候、食事、交通機関、幽霊、魔女、伝説上の生き物など、イギリス事情を多方面から明らかにします。
●人気コラムが1冊の本に●
本書は『「ハリー・ポッター」が英語で楽しく読める本』シリーズVol.1~Vol.7の人気コラム“What's More”に加筆するとともに、新たに書き下ろしたエッセーを加えてテーマ別に再構成したものです。イギリスの雰囲気を伝える書き下ろしのイラストと写真を随所にアレンジし、ハリー・ポッターそしてイギリスが好きな人はもちろん、ファンタジー文学ファンにも見逃せない1冊です。
作者 | クリストファー・ベルトン/著 渡辺順子/訳 |
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価格 | 1600円 + 税 |
発売元 | コスモピア |
発売日 | 2008年06月26日 |
『新版 ハリー・ポッターへの旅 イギリス&物語探訪ガイド』

2011年に発行された、ハリー・ポッターの足跡を訪ねるイギリス&物語ガイドが、2016年、原作第8章上演を機に生まれ変わります。ロンドンの新スポットから映画情報まで、ハリーへの旅を大増ページでナビゲート!
2016年11月刊。
作者 | MOE編集部/山内史子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 白泉社 |
発売日 | 2016年11月10日 |
『「ハリー・ポッター」が英語で楽しく読める本 増補改訂版』

Vol.1〜Vol.4の内容に基づいていた初版を増補改訂するかたちで、初版刊行後に発表されたVol.5の情報を加えました。新たな登場人物や事物、語彙はもちろん、初版にも掲載されていた重要人物や事物についてVol.5で新たに明らかになった点も、適宜、書き加えています。
作者 | クリストファー・ベルトン/速見 陶子 |
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価格 | 2002円 + 税 |
発売元 | 日本洋書販売 |
発売日 | 2004年06月 |
以上、私がおすすめする「ハリーポッター」をより楽しめる本4選をご紹介しました。どれも素晴らしい作品で、原作をより深く楽しめること間違いありません。是非一読してみてはいかがでしょうか。
「ハリーポッター」は長く愛され続けるファンタジー文学の代表作です。多くの人々に愛されているだけあって、その人気は依然として衰えを知りません。しかし、原作を何度も読んでしまうと、新たな発見が少なくなってくるものです。そんな時におすすめしたいのが、今回ご紹介した本たちです。
これらの本は、原作とは異なる視点から「ハリーポッター」を楽しめるようになっています。多くの情報が詰まっているため、ファンの方はもちろん、初めて「ハリーポッター」に触れる方にもおすすめできます。現実世界とファンタジーの世界が融合し、新たな発見や驚きが待っています。
以上、是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。原作と共に、新たな「ハリーポッター」の世界を探求してみてください。きっと、素晴らしい発見があることでしょう。
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