親鸞に関する本 おすすめ8選 浄土真宗の宗祖
親鸞の深遠な教えや人物像に興味を持つ方、宗教に触れる機会を探している方にピッタリな8冊をピックアップしました。古典の解釈から、親鸞の教義を現代語にし直したもの、親鸞の生涯を描いたものまで多岐にわたります。ビジュアル的に親鸞を理解したい方には、画像やイラスト満載のビジュアルブックや、親鸞を主人公にした漫画もオススメです。また、親鸞が浄土真宗という新たな宗教を確立した背景や思想を深く探求したい方には、彼の著作や書簡を研究した本もご用意しました。どの本もその道の専門家による信頼できる内容ですよ。一冊で親鸞の全貌を理解するのは難しいですが、この8冊を通じて親鸞や浄土真宗に深く触れることが出来ると思います。
『改訂 歴史のなかに見る親鸞』
慈円への入室、六角堂参籠、玉日姫との婚姻説、善鸞義絶事件ー。親鸞の伝記研究を進めるうえで、障害となるのは史料の乏しさにある。数少ない確実な史料を緻密に検証することで、歴史研究者として親鸞の事蹟の真偽を究明する一方、民衆の苦難と自らの思想信条とのはざまで悩み苦しむ親鸞の姿をも描きだす。歴史学者の視点で解明する、親鸞研究の決定版!
【目次】
第一章 誕生から延暦寺時代
第二章 延暦寺からの出奔
第三章 建永の法難と親鸞
第四章 越後での流罪生活
第五章 東国の伝道
第六章 親鸞の思想構造
第七章 善鸞の義絶
第八章 親鸞思想の変容
あとがき
文庫のためのあとがき
第一章 誕生から延暦寺時代
第二章 延暦寺からの出奔
第三章 建永の法難と親鸞
第四章 越後での流罪生活
第五章 東国の伝道
第六章 親鸞の思想構造
第七章 善鸞の義絶
第八章 親鸞思想の変容
あとがき
文庫のためのあとがき
| 作者 | 平 雅行 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 法藏館 |
| 発売日 | 2021年11月08日 |
『今に生きる親鸞』
仏教界の戒律を破り肉食も妻帯もした親鸞。貴族や武士のものであった仏教を、念仏を称えるだけで往生できるとし、民衆の心を掴んだ巨大な宗教家の、現代を癒す力。
| 作者 | 吉本隆明 |
|---|---|
| 価格 | 814円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2001年09月20日 |
『親鸞に秘められた古寺・生涯の謎 宗祖聖人と辿る旧跡と浄土真宗』
◎令和5年は親鸞生誕850年、令和6年は浄土真宗開宗800年!
その劇的な生涯とともにゆかりの古寺20を探訪。
法界寺、延暦寺、頂法寺、五智国分寺、専修寺……六角夢想、吉水入室、承元の法難を経て鎌倉仏教の新境地を開いた「非僧非俗」の生涯を、ゆかりの古寺20から探訪する。
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9歳で出家した親鸞は、
20年もの間、比叡山で厳しい修行を積む。
その後、下山し、法然をたずね、
「どのような人であれ念仏ひとつで救われる」
という本願念仏の教えに出合うことになる。
あらゆる人びとに救いの道を開いたこの教えによって、
多くの念仏者が生まれたが、
既存仏教からの反感をかうことになる。
越後へ流罪となったのち、親鸞は関東に移り、
20年間、懸命に生きる人びとと共に暮らし、
すべての人が同じく等しく救われていく道として、
念仏の教えを伝えるようになる。
そのような親鸞の劇的な生涯を、
ゆかりの古寺・史蹟の紹介をまじえながら写真とともにたどり、
その偉大な軌跡を探る。
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「はじめに」よりーー
法然によってはじめられた念仏運動は、旧仏教側からの非難攻撃によって弾圧され、法然は土佐へ、親鸞は越後に流された。承元の法難(1207年)である。
親鸞の流浪の旅がはじまる。わずかな妻子をともない、みずから「破戒僧」として僧にあらず俗にあらず、の生活を選びとり、新たな伝道の地に移住する。「七高僧」という名の「賢人」たちの森の茂みから脱出し、大衆歌謡の「和讃」の海へと泳ぎ出ていった。
世はすでにたび重なる戦乱と災害によって動揺と疲弊の中にあった。『平家物語』や『方丈記』に描かれる地獄図絵そのままの姿に変わりはてている。その末法の真っ只中で親鸞は90歳の高齢期にさしかかっていた。
(中略)
令和5年は親鸞生誕850年にあたると同時に、令和6年は浄土真宗開宗800年を迎えるのだという。それに合わせて数々の法要や特別展示の催しも用意されている。当時としては90歳という超高齢を生き抜いた親鸞聖人の人生をあらためて見直し、そこから何を学ぶか絶好の機会となるにちがいない。
また苛酷なコロナ禍をはじめ、気候変動による連年の災言に際会し、親鸞の思想から何を引き出し、何を指針として生きていったらよいのか、あらためて再考するときがきていると思う。
第1章 親鸞の生涯1 誕生から六角堂夢告まで
第2章 親鸞の生涯2 結婚と流罪の謎
第3章 親鸞の生涯3 東国布教・京都帰還、そして往生へ
第4章 親鸞ゆかりの古寺
| 作者 | 山折哲雄 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | ウェッジ |
| 発売日 | 2023年02月20日 |
『親鸞のことば 人生が変わる』
「ものごとは複雑化せず、素直に受け止めよ」アタマと心をほぐす63の智恵。悩み相談で知られる女性僧侶・妙慶さんが親鸞聖人の63の名言を現代の言葉で伝えます。苦しみを転じる世界がここにある!
「ものごとは複雑化せず、素直に受け止めよ」
アタマと心をほぐす63の智恵。
悩み相談で知られる女性僧侶・妙慶さんが
親鸞聖人の63の名言を現代の言葉で伝えます。
問)世間の価値観が気になる
答)見栄を張らなければ、迷うことはない(信心の定まるとき往生また定まるなり)
問)失敗して落ち込んでいる
答)「障害」だと避けていたことが、あなたにとって「生涯」の宝になる(念仏者は無碍の一道なり)
ほか
苦しみを転じる世界がここにある!
考えすぎてしまう人へ/がんばりすぎて空回りしている人へ/浮気をされて悔しくてたまらない人へ/努力してもうまくいかない人へ/世間の価値観が気になる人へ/見栄を張ってしまう人へ/失敗して落ち込んでいる人へ/悪口を言われて悔しい思いでいる人へ/素直に謝れない人へ/毎日がおもしろくないという人へ/結婚が失敗だったと嘆いている人へ/失言したことで悩んでいる人へ/人が許せないという人へ/辛いことばかりでヘコたれそうな人へ/注目されたいと焦る人へ/他人を見下す人へ/人の気持ちを疑ってしまう人へ/職場のコミュニケーションが苦手な人へ/うまくいっている人に嫉妬してしまう人へ/生き方に迷っている人へ/人生を占いで決めてしまう人へ/出世したい人へ/親を亡くして不安な人へ/結果を出せるか心配な人へ/なかなか芽が出ないという人へ/今の仕事にやりがいを感じない人へ/怒りがおさまらない人へ/自分の顔に自信がない人へ/自分が偉いと思っている人へ/偏見に苦しんでいる人へ/配偶者と同じ墓へ入りたくないと嘆く人へ/心に余裕のもてない人へ/傲慢になっている人へ/ネットで批判を受け、怒りがおさまらない人へ/鬱になり辛いという人へ/感謝できないという人へ/どうしても人と合わせられない人へ/最愛の人を亡くした人へ/どう子育てしてよいかわからない人へ/子どもに恵まれないと苦しんでいる人へ/バカにされて悔しい人へ/人の間違いが許せないという人へ/自然災害が怖い人へ/人を信じられなくなった人へ/死を宣告された人へ/霊感商法にひっかかった人へ/幸せになれないと感じる人へ/夫婦仲の悪い人へ/お金持ちになりたい人へ/他人を大切にできない人へ/清く美しく生きたいという人へ/遺産相続で争っている人へ/恨みをつのらせている人へ/学歴コンプレックスのある人へ/仕事の限界を感じている人へ/苦しいだけの人生だと嘆いている人へ/パワースポット巡りをしている人へ/尽くしているのに報われないという人へ/すぐひがんでしまう人へ/叱り方が分からない人へ/行き止まりだと感じる人へ/個性がないと言われて悩む人へ/孤独を感じている人へ
| 作者 | 川村 妙慶 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2014年12月05日 |
『親鸞伝の史実と伝承 = Historical Facts and Traditions of Shinran's Biography』
| 作者 | 草野,顕之,1952- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 法藏館 |
| 発売日 | 2022年10月 |
『親鸞・普遍への道 』
| 作者 | 阿満利麿/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2007年04月01日 |
『親鸞をよむ』
| 作者 | 山折,哲雄,1931- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2007年10月 |
『親鸞万華鏡』
| 作者 | 武田鉄矢/芹沢俊介/若松英輔/桜井洋子/中島岳志/石川九楊/末木文美士/ 四方田犬彦/寺島実郎/辻󠄀信一/齋藤孝/二階堂和美/松岡正剛/南直哉/ 大澤真幸//本田哲郎/碧海寿広/阿満利麿/守中高明/平雅行/和田竜/ 山折哲雄/森達也/平岡聡/三田誠広/西谷修/伊藤比呂美/井上智洋/高橋源一郎/姜尚中 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 東本願寺出版部(真宗大谷派宗務所出版部) |
| 発売日 | 2023年12月01日 |
それぞれに違った視点から親鸞の生涯や浄土真宗の教えを描いた8つの作品を紹介してきましたが、皆さんいかがだったでしょうか。歴史上の偉人や大きな流派の宗祖となると、どうしても堅苦しく感じてしまいがちですが、これらの作品はそれぞれ親鸞という人間をとても身近に感じることができます。
親鸞の信念や考え方、そしてそれがどのように浄土真宗という大きな宗派を生み出し、人々の信仰の形を作り上げてきたのか。また、そこにはどのような教えや思いが込められているのか、それを深く掘り下げて理解するのは至難の業です。しかし、こうした作品を通して親鸞の持っていた想いや精神を感じてみてはいかがでしょうか。
更に詳しく知りたい、深く理解したいと思う方も多いかと思います。その場合、元の教典や資料に当たるのも一つの手です。ただ、そこには専門的な知識や経験が必要となる場合もあります。そうした困難さを乗り越えられるよう、気軽に手にとって読むことができる、こうした作品選びを提案させて頂きました。
また、それぞれの作品は親鸞の教えを通して人間の生き方や心の有り様についても考えさせてくれます。信仰というものが必ずしも信者であることを指すわけではなく、日々の生活の中で感じる心のありよう、向き合う姿勢、それ自体が信仰かもしれません。
これらの作品からは、そんな親鸞の深い教えと、それを受け止めた人々の日々とが描かれています。親鸞とは何者だったのか、またその教えとは何なのか。ぜひ皆さんの手にとって、その答えを見つけてみてください。きっとそれぞれの胸に響く言葉があるはずです。それでは、素敵な読書ライフをお楽しみくださいませ。
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