個性的な女たちのシェアハウスを描いた作品10選

好きなもの、求める未来、それぞれの背中を追いかけて、一つの屋根の下で生活する個性豊かな女たち。その日常には、喜怒哀楽がぎっしり詰まっています。共同生活の中での小さな摩擦や思いがけない気づき。シェアメイトとの距離感が見え隠れする面白さ、そして個々の成長が描かれる瞬間には、何故か胸が熱くなるんです。微笑ましくも時に深淵な彼女たちのルームシェアライフは、おもしろおかしくも、ある時は切なく、また別の時には勇気を与えてくれる。10作品ごとも探し出せば、とてもじゃないけど全部紹介しきれませんが、少なくとも一つは心に響く作品が見つかると思いますよ。一緒に見つけてみませんか?
『四維街一号に暮らす五人』
| 作者 | 楊双子/三浦裕子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2025年07月08日 |
『黄色い家』
十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。
| 作者 | 川上未映子 |
|---|---|
| 価格 | 2090円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2023年02月20日 |
『足りないくらし (徳間文庫)』
| 作者 | 深沢潮 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2021年01月15日 |
『若葉荘の暮らし』
40歳以上独身女性限定の若葉荘へようこそ
「ここ数年で私たちの誰もが味わった痛みを、癒しのシェアハウスが包み込んでくれる……
こんな場所に住みたい、いや、こんな場所で死にたいと思った」
原田ひ香さん、絶賛!
そこは、「ひとり」で生きることを支えてくれる
40歳以上独身女性限定のシェアハウス。
40歳を迎えたミチルは、小さな洋食屋「アネモネ」でアルバイト店員をしている。仕事は気に入っているものの、世界に蔓延する感染症の影響で収入が激減。いつか元通りになると信じ貯金を取り崩しながら生活していたが、いよ
いよ転居を余儀なくされてしまう……。
そんなミチルを温かく迎えてくれたのは、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。それぞれ事情を抱える女性たちが、迷いながらもたくましく生きる様を見て、ミチルは自分の幸せを、他の誰でもない自分で叶える術を身につけていく。
「明日」が不安なあなたへ。寄り添い、勇気をくれる物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
将来のことを考えると、期待や楽しみよりも先に「どうなってしまうんだろう」という不安が勝ってしまう。
2020年頃から始まった感染症の世界的蔓延を経験し、そのような気持ちはますます我々の心に染みついてしまったような気がします。
とりわけ不安は、ひとりのときに襲ってくる。
そんなとき、深い関係性をもった友人や恋人、家族じゃなくて良い、ただ、誰かの気配がそこにあれば……。
その絶妙な距離感とありがたさ、そして焦らず一歩一歩回復してゆくことの尊さが、主人公・ミチルを取り巻く女性たちを通じてじわじわと染む、お守りのような作品です。
談笑する声、食卓の香り、陽のあたたかさまで伝わってくるような装画は刈谷仁美さん。自身のご経験も交えた真摯な解説をご寄稿くださったのは吉玉サキさんです。
| 作者 | 畑野 智美 |
|---|---|
| 価格 | 902円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2025年05月02日 |
『アイビー・ハウス』
| 作者 | 原田,ひ香 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2013年03月 |
『あの家に暮らす四人の女』
| 作者 | 三浦,しをん,1976- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2018年06月 |
『終活シェアハウス』
女4人で272歳。終の棲家に立退き迫る!
人生は、黄昏れてからも面白い。
東洋文化大学の学生である速水翔太は、自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人が住むシェアハウスのアルバイト秘書(なんでも屋)をしている。小学校入学から短大卒業まで同じ女子校に通った68歳のオバサマ達からあれこれ押しつけられても辞めないのは、歌子さんの賄いが美味しすぎるからだ。そこに、新たな同居人・緑川恒子さんがやってきた。彼女は軽度認知障害で、帰り道が分からなくなることもしばしばある。さらに歌子さん所有のシェアハウスにも売却の危機が迫っていた……。
「私たち、まだまだ人生諦めませんから!」元気いっぱいのエンターテイメント小説!
「道を譲れって……譲って脇にどいた私の道はどうなるのよ。
私だって、前に進まなくちゃならないでしょうが。道がなければ生きていけないでしょ。
脇で指くわえたまま、どうすんのよ、人生まだ、終わってないのに」
ーー本文より
【編集担当からのおすすめ情報】
連続ドラマ化!
NHK プレミアムドラマ「終活シェアハウス」
2025年10月19日(日)スタート(全10回)予定
毎週日曜よる10時〜10時45分(BSプレミアム4K&BS)
<出演> 城桧吏 畑芽育/竹下景子 ほか
「楽しく、おいしく、ほろっとして、くすっとする。
シングルシニア女性の新しい生き方に乾杯!です」
ーー坂東眞理子(昭和女子大学総長)
「老後は、誰と暮らせば幸せになれるのか。
人生100年時代、必読の書」
ーー樋口恵子(評論家・東京家政大学名誉教授)
| 作者 | 御木本 あかり |
|---|---|
| 価格 | 847円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2025年09月05日 |
『甘くて辛くて酸っぱい 1』
アラサー女子達が、セカンドハウスを借りてグルメ暮らし。
「さめない街の喫茶店」はしゃが描く、遊びゴコロくすぐる日常グルメコミックの第1巻!!
カレーパン×熱燗 赤ワイン×塩辛
思わず喉が鳴る8レシピと6つのコラムを収録♪
〜あらすじ〜
レモンに砂糖をかけると酸味がまろやかになるように、味には相互作用がある。
一方を際立たせたり、抑えたり、はたまた双方の味を相乗させたり。
これって人間関係にも言えるかも!?
甘地、辛島、酢谷。たまたま「味」な苗字を持つ3人が、第二の拠点としてセカンドハウスを借りる事になった。
昼からシャンパンで乾杯したり、ベランダを改造してミニプールを作ったり。
「さめない街の喫茶店」著者5年ぶり完全新作となる、セカンドハウスを舞台にした遊びゴコロくすぐる日常グルメコミックの開幕!
Contents
1.あまからすっぱい相互作用
2.三味一体 始まりのテーブル
3.一本桜とお燗の夜
4.辛さによりそう紹興酒ソーダ
5.個性に出会うクラフトビール
6.手作りベランダと夏の一杯
7.寝かせてみようパンとお悩み
8.秋晴れに響く天使の拍手
| 作者 | はしゃ |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | マガジンハウス |
| 発売日 | 2025年04月10日 |
『マダムたちのルームシェア』
| 作者 | seko koseko |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年09月15日 |
『何度でも、おかえりを言おう』
70歳のフェルディナンは頑固な性格が災いし、息子夫婦から見放され、ひとりで広い農場に住んでいる。自分の人生にはもう何も残されていないと諦めきっていたとき、奇妙な老婦人が現れる。その日を境に彼の周辺で大小様々な事件が起こり、誰もいなかった家に変わり者の「ひとりぼっち」たちが集い、肩を寄せ合って(当然、反発しつつも)暮らすようになる。そして、最後にやってきたのは……。世界的ベストセラー、待望の文庫化。
| 作者 | バルバラ・コンスタンティーヌ/堀内 久美子 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2016年10月05日 |
シェアハウスの壁を超えて飛び出す、個性的な女たちの日常と、その快活な生き槌を描いた作品たちは、どれもエネルギッシュでありながら柔軟性を持ったヒロインたちの強さと優しさが鮮やかに描かれています。見知らぬ人たちとの共同生活は、思いがけない笑いや驚き、そして深い理解や共感を生み出します。そしてさまざまな女性像を掘り下げ、個々の個性や背景が見事に描かれています。
その中でも、日常の中に息づく幸せや喜び、悲しみや困難を共有しながら、人々が互いを尊重し合うことの美しさを改めて考えさせられるでしょう。それぞれが個性的でありながらも、連帯感と絆に満ちたシェアハウスの女性たちは、私たち読者に勇気を与えてくれます。
また、これらの作品はシェアハウスだけが舞台ではありません。彼女たちの外の世界もまた、読者にとって見逃せない舞台となっています。生きていく上での衝突や葛藤、それぞれの生活スタイルや価値観の違い、そんなことを通じて、彼女たちは互いに学び合い、成長し続けます。
そして何よりも、これらの作品は、普通の女性たちが普通に暮らす姿を描いていることが最大の魅力です。平凡な日常の中に、時にドラマティックなエピソードが訪れる。それでも彼女たちは前を向き、手を取り合って進んでいきます。そんなシーンには、きっと誰もが共感できる何かがあるのではないでしょうか。
今回紹介した作品たちが、リアルなシェアハウスライフを体感する手段として、または新たな視点を提供するきっかけとして、皆さまの豊かな読書ライフを彩るお手伝いになれば幸いです。それらはきっと、読者自身の中にも共鳴や共感を生み出すでしょう。これからも素敵な作品に出会うための旅は続けて参りましょう。
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