お遍路の本・ガイドブック おすすめ8選 四国八十八ヶ所巡り

皆さんは「四国八十八ヶ所巡り」をご存知ですか?四国四県を巡る厳しいが美しいお遍路の旅。その魅力や知識を深めるためのおすすめの本とガイドブックを紹介します!初心者から経験者まで役立つ8選を厳選しました。地図やルート情報はもちろん、文化や伝統について深く掘り下げたもの、パーソナルなエッセイやトリップレポートまで多彩なラインナップです。いろいろな角度からお遍路を知ることで、四国の美しい自然や歴史、そして自分自身と向き合う旅になること間違いなしです。これを機に一歩を踏み出しませんか?是非参考にしてみてくださいね!
『四国八十八ヶ所札所めぐり : 歩き遍路徹底ガイド』

作者 | 小林,祐一,1957- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | メイツユニバーサルコンテンツ |
発売日 | 2024年01月 |
『大きな地図で行く 「四国遍路」 八十八ヶ所巡り徹底ガイド』

作者 | 四国路おへんろ倶楽部 |
---|---|
価格 | 1188円 + 税 |
発売元 | メイツ出版 |
発売日 | 2014年10月15日 |
『僕の歩き遍路 四国八十八ヶ所巡り』

30 歳の春、仕事を辞めて、四国88カ所を巡るお遍路旅へ。
地元の人たちの温かな応援に励まされ、美しい四国の風景に癒され、野宿しながら自らを見つめ直す日々。雨の日も猛暑の日も、ひたすら歩き、一度も帰らず進み続けた46 日間を飾らない文章とほのぼのとしたイラストでご紹介。
歩くほどに奥深く、読むほどに味わい深い道中を「読み遍路」として追体験できる一冊です。
毎日の手描きMAPでは歩いたルートを記録。お遍路リピーターならではの視点で記す苦労や楽しみ、野宿のリアルや知っておきたい持ち物情報なども掲載していますので、これからお遍路を目指す人のガイドブックとしてもおすすめです。
作者 | 中野周平/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 西日本出版社 |
発売日 | 2022年05月02日 |
『スマホ片手にお遍路旅日記』

人の優しさ・おもいやり・お接待に感動!八十八カ所に加え別格二十カ所で煩悩の数と同じ百八カ所。金剛杖をついて弘法大師様と同行二人の歩き遍路旅。実際に歩いた人しかわからない、おすすめのお遍路宿やルート・費用などを紹介。初めてのおへんろ旅にも役立つ。これぞ四国の魅力!
作者 | 諸原潔 |
---|---|
価格 | 2037円 + 税 |
発売元 | 日本地域社会研究所 |
発売日 | 2017年02月 |
『四国八十八か所めぐり : 同行二人、お大師さまとお遍路の旅へ』

作者 | |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 昭文社 |
発売日 | 2022年07月 |
『らもらものチャリお遍路日記 (東京から徳島へUターンした僕は自転車で四国八十八ヶ所を巡ってみた)』

作者 | らもらも/アニバ出版 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | アニバ出版 |
発売日 | 2021年04月15日 |
『マイ遍路 : 札所住職が歩いた四国八十八ケ所』

作者 | 白川,密成 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年03月 |
『【POD】四国八十八箇所「歩き遍路」入門ーー癒しの道を巡るために知っておきたいマナーから実際のルートまで』

お遍路さんは、なぜ1300km以上も歩く過酷な修行に身を置くのか?
四国八十八カ所の霊場を巡るマナーから実際のルートまで
「四国八十八カ所巡り」「お遍路さん」という言葉は、一度は耳にしたことがあるだろう。しかし、そのマナーやルートについては、「よくわからない」という人が多いのではないだろうか?
本書は、「これからお遍路さんに挑戦しよう」と考えている人に向けた入門書だ。
お遍路は、自分を見直すための修行
「お遍路」とは、四国八十八カ所の霊場をたどる巡礼のことで、お遍路をする人のことを「お遍路さん」と呼ぶ。おのおの願いを持って臨んでおり、40日以上をかけて1300kmを超える距離を歩く。
歩き遍路の参加者数は年間6000人以上、なかには何度も挑戦する人がいる。どうして過酷な修行に、多くの人が身を置いているのだろうか? 著者は「自分を見つめ直し、心の安らぎを得るためだ」という。
地元の人には、お遍路さんを支援する習わしがある。これを「お接待」といい、自分に代わってその功徳を得ようとすることではじまった。具体的には、食べ物や飲み物の提供から、道路の整備や草刈りまで、さまざまな支援がある。お遍路さんは、このお接待に心を打たれ、癒やされているのだ。
本書にあるエピソードをひとつ紹介する。
“海部駅前の国道で学校の先生と小学校1年生ぐらいの子供達が道端に机と椅子を並べてお接待をしていました。そのうち二人が「僕たちが作りました。どうぞ食べて下さい」と走って来て、おむすびとチョコレートを手渡してくれました。有難うと涙言で言うと、先生に「涙が出るって!」と言って走って帰って行きました。(P20)”
妻の余命宣告からお遍路へ
著者がお遍路を歩くようになったのは、妻が余命宣告を受けたことにはじまる。「残り数カ月の命」と宣告され、祈るような気持ちでお遍路に出かけた。その後、妻は1年10カ月もの間、生きることができたという。
自身が歩く前に初心者向けのガイドを探したが、お寺の説明や紀行文のようなものばかりで、期待している内容のものが見つからなかった。そこで、実際に何度か歩いて、初心者に役立つ情報をまとめたのが『四国八十八箇所「歩き遍路」入門』だ。本書には、遍路の起こり、手順と作法、計画のポイントのほか、体験談を交えた実際のルートなどが記されており、これからお遍路に挑戦する人の一助になる。
人とのつながりを見つめ直す機会に
新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちの働き方は様変わりした。リモートワークが当たり前になり、直接人と顔を合わせて話すことが少なくなった。感染症法上の格付けが5類に引き下げられ、以前の働き方に戻す企業もあるようだが、この流れは止まらないだろう。
一方で厚生労働省の調査によると、躁うつ病などの気分障害の患者数は71.1万人(2002年)から127.6万人(2017年)と、15年間で約1.8倍に増加している。その原因となっているストレスの多くは、人間関係にある。人は「つながり」を求める生き物で、誰かと一緒にいることで「楽しい」「うれしい」「安らぐ」といった幸福を感じるもの。
逆に、孤独や孤立した状態は「さみしい」「満たされない」「楽しくない」という感情を生む。また、家族、友人、同僚との関係がうまくいかないという場合も大きなストレスになる。
著者は、お遍路に何度も出かける理由を「現地の人々からいただく癒やし」という。お接待をはじめ、宿や道中で出会う人々とのふれあいにより、心が満たされていく。厳しい修行のなかで、人の優しさにふれ、人との関係を見つめ直す。
お遍路さんとは、心の平穏を取り戻す旅なのかもしれない。
文・コクブサトシ
【著者略歴】
亀山忠夫(かめやま・ただお)
作者 | 亀山 忠夫 |
---|---|
価格 | 1694円 + 税 |
発売元 | 22世紀アート |
発売日 | 2021年06月25日 |
以上、四国のお遍路さんに必須の本やガイドブックをご紹介しました。どの一冊にも、四国の自然や伝統を感じ、一歩一歩、足を進める勇気ややる気を与えてくれます。なんといっても、お遍路旅って、物理的な距離を超えて、心の旅なんですよね。自分自身と向き合い、未来への希望を見つける、そんな素晴らしい経験になると思います。
また、お遍路旅は、自分だけの時間を持つことができる一方、地元の人々や他のお遍路さんとの出会いも魅力の一つです。それぞれの本やガイドブックを片手に、自分だけのお遍路旅を計画する際は、その点も念頭に置いておかれると、更に旅の価値が増すことでしょう。
さて、これらの本を役立てて、あなた自身のお遍路旅が素晴らしい経験になりますように。お遍路旅は長い道のりですが、その先には必ず新たな発見や感動が待っています。忍耐と向上心を持って、最後まで旅を続けられることを心から願っています。
それから、旅を進める中で困ったことや分からないことがあればいつでも調べるようにしましょう。知識は旅をより豊かで深いものにする力を持っていますから。どなたにとっても、お遍路旅が事前の準備から現地での実際の巡礼まで、滞りなく進むことを願っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。